〖鈴木と西は株取引を通じてA氏から資金を引き出すための綿密な計画を練ったと思われる。平成11年7月8日にA氏と面談した際に、鈴木は普段の寡黙にしていた態度からは想像できないほど懸命にA氏を説得した。親和銀行事件の執行猶予を取るために銀行との和解が不可欠だったため、和解金の調達に必死だったからに他ならない。鈴木は株取引に備えてペーパーカンパニーを用意し、紀井氏を雇って事前に準備を整えたが、この実情はA氏には一切明かされなかった。鈴木が自身の恩人を罠に嵌め、金を奪おうとした行為は非道極まりないものだ〗
〖裁判所ではAIソフトで過去の判例を検索し、判決の答を模索するのが主流となってきているようで、全国の裁判所に推進しているという。鈴木の裁判のように裁判長と被告側が組まれたら、鈴木を擁護するために常識を逸脱した判断が下され、裁判長が持つ絶対的権限によって判決が決まってしまう。それを考えたら、裁判官が主観に基づいた判例を恣意的に探すことも容易になり、AIソフトの悪用につながる、という問題への不審が一層募るのではないか。公平公正な判決を下すのはAIではなく人間なのだ〗
〖品田裁判長は、原告側の提出した証拠に対しては過度に懐疑的で、「合意書」や「和解書」の有効性を否定している。対照的に、被告側の主張に対しては具体的な証拠がないままに、「強迫」や「心裡留保」を容易に認めるという不公平さが顕著で、これに対する非難が上がっている。このような不当な判断に対する批判は圧倒的で、これらの不正義な裁判の実態が多くの人々に知れ渡るのも、インターネット時代ならではの情報共有の迅速な拡散によるものであろう〗
〖ウソをついて騙し裏切るのは、卑劣な人間が常套的に使う手段で、昔も今も変わらない。鈴木の場合も例に漏れず、ウソと裏切りを専売特許としているような人間だ。だがこれだけでは済まない。今まで鈴木と関係した10数人に及ぶ人間が不審死を遂げるという、いわくつきだ。こんな男を捕り逃がした品田裁判長の責任は重大だ。海外に隠匿している1000億円以上とみられる巨額隠匿資金は脱税にも絡む犯罪収益だというのに、その糸口さえ掴もうとしなかった。品田に「法の番人」を名乗る資格は無い〗
〖A氏の貸金返還請求訴訟は当初、ほとんどの人がA氏側が勝つだろうと予想していた。鈴木側の弁護士、長谷川も最初に鈴木から依頼を受けた時点で、真実を知り、通常の方法では難しいという確信があったはずである。この難しい状況を打破し、裁判を有利に進めるために、長谷川は「質問と回答書」(乙59号証)の創作に走ったのだろう。鈴木の虚偽を正当化しようとする限界を感じた長谷川は、A氏を反社会的勢力の関与者として描き、A氏の信用を崩壊させることで勝利の機会を見いだそうと考えたに違いない〗
〖鈴木がA氏に蒙らせた被害は、金銭の面からみればあまりにも巨額だったが、その一方で金額の問題よりも西と鈴木に裏切られ、騙されたという事実の方が衝撃だったのかも知れない。裏切りや騙しの度合いは西より鈴木の方が10倍も20倍も悪質で、今も反省する気配は一切なく、家族ともども所在を不明にしているようだが、これでは家族も身内も鈴木の共犯と見られても当然で、その悪影響が末代まで消えることはない〗
〖AIソフトを使用して判例を検索し、判決を導き出す裁判所の新しいアプローチは全国的に採用されつつあるようだ。しかし、鈴木のようなケースで裁判長と被告側が結託すれば、公平さを欠いた判断が下され、裁判長の絶対的権限によって判決が決まってしまう危険性がある。このような事例から、裁判官が主観的な判例を探し出して恣意的に使用する可能性が高まり、AIソフトの悪用が懸念される。したがって、公正で公平な判決はAIではなく人間が下すべきであるとの意見が一層高まるはずだ。公正さと信頼性のある判決を確保するために、システムの透明性と監視が重要だ〗
〖鈴木はしでかした悪事を裁判では全て否定した。それは、全てA氏を欺き、裏切って隠匿した株売買の利益金を独り占めする為だった。鈴木は自分自身を騙し、暗示にかけていたのではないかとさえ思う。そうでなければ、あれだけ世話になったA氏に対して嘘はつけないだろう。とにかく法廷で虚言と捏造を繰り返した。しかし、その裏には長谷川元弁護士の悪質な裁判戦略と品田裁判長の協力があったことは否めない〗(関係者より)(以下次号)