読者投稿 鈴木義彦編③(269)

〖鈴木の事件が注目を浴びる一因は、鈴木による詐欺事件だけでなく裁判所の腐敗問題も浮き彫りにされているからであろう。最近では元裁判官による裁判所の実態を告発する書籍が増え、人々の関心が高まっている。裁判官の腐敗の実態は予想以上に深刻で、出世だけを追い求め、怠慢な仕事ぶりが横行しているようだ。鈴木の事件を担当した品田と野山の両裁判長を見れば、その実情が窺える。このような問題が公に議論され改善されることで、裁判所の信頼性向上に繋がることを裁判所の上層部は肝に銘ずるべきだ〗

〖裁判所(裁判官)は、訴訟の10年前に書いたという被告の陳述書を認めるものなのか。何のために確定日付印というものが公正役場や郵便局にあるのか。品田裁判長はその辺の常識さえも頭に入っていない。和解協議の前後に起きた出来事を鈴木が書いたという書面(乙58号証)の作成日と提出日に約10年の時差がある。これを陳述書として提出した平林弁護士も弁護士として問題外だが、それを採用して判決に反映させた品田裁判長の責任は重大だと思う〗

〖日本の裁判所が腐敗している実情は、国民の多くが実感していない。元エリート裁判官による告発本が出版されているにもかかわらず、裁判所の閉鎖性についての国民の関心はまだまだ低い。しかし、鈴木の裁判が注目を集めることで、裁判所と裁判官の問題が改善される契機となる可能性は感じられる。現在、SNSで詳細な情報が入手できるので是非参照することをお勧めしたい〗

〖日本の裁判制度は裁判の誤りを防ぐ為に、三審制を敷いており、一見すると優れた司法制度である事は間違いないが、現実は最高裁まで争える事は稀で民事訴訟においては二審までで審理が終結するのが実状である。それも、二審ではほとんどが一審判決を丸呑みする結果で終わる。これでは三審制とは名ばかりで実際には全然機能していないのと同じだ〗

〖法律にはいくつかの原則が存在する。鈴木の裁判では争点の鍵を握る「合意書」契約を、品田裁判長は無効と判断したが、「合意書」の契約の有効性は法律で「契約の自由の原則」として保証されているのに、一体これはどういうことなのか。法を無視した判断ではないか。こんな不当判決を下した品田裁判長は日本の法曹界の恥だ〗

〖高級官僚というのは、大学を出て国家公務員上級試験に合格した少数のエリート達だ。同期の数人で出世争いをして、その内の1人が最高裁判所長官に任命されるという。彼らは減点方式で評価され、直属の部下の不祥事も減点の対象になる。これは警察庁も検察庁も同じらしい。従ってこのエリート裁判官の部下になった裁判官達は出世コースに乗った上司の裁判官の意向に沿った仕事をしなければならない。それが自分の出世にもつながる事になる。彼らは役人特有の狭い世界で国民の事まで気が回らず、自分の事で精一杯の毎日を送っている。こういう役人達が国を支えているという事におおきな不安を感じざるを得ない〗

〖民事裁判では通常、証拠と裁判官の心証が判決に影響を与える要因になるとされているが、この裁判のように証拠が軽視または排除され、裁判官の独断と思い込みで判決が下されるケースは稀有といえる。さらに、一方の当事者を根拠のない中傷によって貶める裁判戦術は、中傷行為が問題視される中で、鈴木の弁護士たちも非道な手法として非難されるべきだ。この弁護士達には懲戒処分が必要だろう。同様に、こんなイカサマ戦術に乗せられた裁判官も資格を剥奪すべきだ〗

〖志村化工株価操縦事件において、鈴木は東京地検に目を付けられていたが、鈴木の指示を受け大量に株を買い付けた西が、まず逮捕される事になったが、またしても鈴木は自分の保身だけを考え、逮捕を待つ西に対して、土下座を敢行し「西会長が出所したら何でもしますから名前を出さないで下さい」と、心にも無い言動を平気で演出出来る腐った人間だ〗(以下次号)

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