読者投稿 鈴木義彦編③(262)

〖裁判官になる人は、頭脳明晰で優秀な人が多い。ただし、難解な司法試験に合格して1年間の研修を終えて裁判官になる訳だから社会の荒波にもまれる時間がない。特に「金の力とは」という事にかけては知らない人間が殆どではないかと思う。上司や先輩の裁判官に教えられ、判例集を見ながら学習するのだろうが、上司や先輩も同類の人間だから教えてもらう事も出来ないかもしれない。自分で体験することが一番だが、その機会も少ない。そんな人間が金に絡む人間の本性を見分けるのは所詮無理ではないか。経験不足を自分勝手な屁理屈をこねて、弁護士の戦術に嵌っていては良い判決文を書けるはずがない〗

〖鈴木の代理人平林と青田には交渉で問題を解決しようとする考えなどさらさら無く、むしろ問題を大きくし修復不能にまでしてしまった。そして平林の姿勢は裁判でも続き、A氏の納税申告を引き合いに出し「鈴木に巨額の貸付をしたと主張しているが、1000万円台の収入、財力なのに貸付資金の出所は何か?」とほとんど言いがかりとしか言いようのない求釈明を連発した。この時A氏は「一部ではなく、全てを調査して下さい」とまで言っている。平林は逆に合意書に基づく株取引はないと主張したが、資金に困窮していた鈴木がどうやって親和銀行事件などの和解金やA氏に返済金として渡した25億円の出所については説明もしていない。裁判官は鈴木の主張を公正公平に検証したら当然その疑問が生じたはずだ。その出所にこそメスを入れるべきではなかったか〗

〖ここまで虚偽の主張が通る裁判があって良いのか。そしてその嘘から下された判決を黙って受け入れろと言うのか。有り得ないことだ。鈴木の嘘と長谷川の悪質な手口、裁判官の判断ミスなど、こんな滅茶苦茶で不合理で矛盾だらけの裁判は時間の無駄としか言いようがない。証言調書に書かれていることを検証したと装い、その通りに認定しても上級審で批判されないだろうと、そんな安易な感覚で判決を書いているのではと疑われるようなことは、裁判官として絶対にやってはいけない〗(関係者より)

〖最後の相場師と言われた是川銀蔵という人は、「カリスマ相場師」と言われた誠備グループの加藤暠が資金繰りに行き詰まったとみると、株価の吊り上げを狙った「加藤銘柄」にカラ売りをかける仕手戦に挑んで誠備グループを破綻に追い込んだ。是川氏は何故そこまでして「誠備」潰しに拘ったのか。その理由を「私の60数年の投資人生で出会った人間の中で、最も嫌いな人間は正義感のない人間だ。人に迷惑をかけても自分さえ儲かればいいという人物は大嫌いである。(中略)私は、こんな人物たちは、社会から葬り去るべきだ、と真剣に思った」と自身の著書「相場師一代」に書いている。まるで鈴木の事を書いている言葉のようだ〗

〖鈴木、人生は他人によって支えられ、他人によって滅ぼされる。今まで他人にしてきたことが二倍にも三倍にもなって降りかかってくる。鈴木のような奴は、間違っても良い事が降りかかってくることは絶対にない。他人を裏切り続けて来た報いからは逃れることは出来ない〗

〖鈴木は、A氏と株取引を無関係にする為に合意書をどうしても破棄させたかった。そして合意書を破棄させる為の報酬として西に10億円を数回に分けて渡していた。その後、借用書を作成する際に、A氏の前で突然、返済金の一部10億円を西に渡していると言い出した。流石に西も驚いただろうが、合意書破棄の為の報酬と言う訳にはいかず、A氏に10億円を受け取ったことだけは認めた。A氏は鈴木に何故その事を最低でも電話で伝えて来なかったのか、と当然の事を問い質すと「すみません」と言って下を向いていたという。裁判で株取引がA氏とは無関係を装うための工作を徹底しているのは、長谷川の緻密な戦略だったのだろうが、大恩人のA氏に対してここまでのやり方を指南され躊躇する気持ちは鈴木にはなかったのだろうか。良心の欠片もない長谷川と鈴木の冷酷さが恐ろしい〗

〖A氏は、平成10年5月までに鈴木に対する金利を年36%から年15%に減額し、たが、これは西が代理で行い鈴木は同席していない。しかし鈴木と長谷川が主張するように、西が勝手にやった事ならば、鈴木への貸付金は当初の年利36%、遅延損害金年40%にして請求すればいいだけの話だろう。そうすれば鈴木の債務は巨額のまま残っている事になる。鈴木と長谷川弁護士は何と言い訳するのだろうか。ただ、A氏の代理人弁護士はこの点でも反論していない。何故なのか、ミスの連続だ〗

〖鈴木は、自分勝手な事ばかりを優先して、世話になった人や大事な友人の事を疎かにしている。鈴木は自分の命が何時まで続くか、あと何年元気で生きていけるかを考えたことがあるのか。「嫌われ者は世に憚る」と言うが、鈴木は今のままならきっと「病苦を背負いながら世に憚る」だろう。莫大な資産を隠匿していても何の幸せがあるのか。いくら金があっても自分一人では生きていけないという事に早く気づくべきだ〗(以下次号)

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