〖1000億円超という規模の資産を運用している個人投資家はそうはいない。外資系を装うペーパーカンパニー名義で日本国内の株式投資をすれば、資金の流れが分かり難いというのが事実らしい。ましてプライベートバンクの口座に隠匿していれば、さらに追及は難しいと言われる。日本は、消費税を始めとして各種の税を増税して国民に負担を強いている。それにもかかわらず、国外に資産を蓄えている富裕層には甘いというかおざなりだ。これでは格差が広がるばかりで矛盾だらけだ。鈴木の1000億円を含めて、オフショア地域に蓄えられている日本人の莫大な資産が国策で守られているのだとしたら、多くの国民が声を挙げるべきだ。国の政治が清廉潔白だけでは成り立たない事はあっても、一部の富裕層だけが優遇されるのは納得がいかない〗
〖日本の裁判の多くは3人の裁判官による合議制で進行するが、果たしてその効果はあるのだろうか。上席判事の個人的な判断や偏見が他の裁判官に影響を及ぼし、裁判官たちは合議制の意味を失っているのではないか。法廷は善悪を明確にする場であるべきだ。しかし、その基本的原則が欠けているように思う。地位や経験に基づく遠慮や忖度が合議を歪めてはならない。品田裁判長の独断で結論が出され、合議の存在が疑われるこのような判決は、裁判所本来の信頼を損なう結果となる〗
〖品田裁判長は余りにも露骨な裁判指揮で被告を支持したが、度が過ぎている。品田の下した判決に納得する者など鈴木以外には一人もいないはずだ。判決を見る限り、品田裁判長と鈴木側との癒着があったのか、裁判所の意向だったのか、見えないところからの圧力がかかったのか、いずれにしても公正な裁判ではなかったことがすぐに分かる〗
〖平成18年当時、鈴木は紀井氏の証言によって、約470億円もの株取引利益を隠匿していたことが明らかになった。鈴木はこれを否定し、裁判官も鈴木を支持して紀井氏の証言を無視したが、株取引の詳細な内容は実務担当者でなければ作成できない事実を完全に無視している。和解協議から15年以上が経過し、海外のプライベートバンクで1000億円以上に増加したとみられる預金によって、鈴木は贅沢な生活を確保しているかもしれない。裁判官の誤った判断が鈴木の罪を見逃したのだ。裁判所と裁判官の責任は極めて重大であるといえる〗
〖鈴木の人生は悪の道一筋だ。鈴木は他人を裏切って隠匿している資産を残しても、遺族は喜ばないだろう。鈴木が死んだ後の処理にも困るだろう。鈴木の事だからあらゆる準備はしているかもしれないが、そう上手くはいかないと思う。鈴木が死んだ後に他人が介入してくるのは目に見えている。その人間が善人だと良いが、悪人の可能性は高い。だとしたら家族が大変な事になるのは間違いない。今のうちに償うべきは償って処理をすることが家族にとって一番いいことだ〗
〖「合意書」について、鈴木は裁判で「A氏から資金提供を受けるために必要だという西に協力して署名しただけで、実行の認識はなかった。事実、その後、A氏とは株の話は一切していない」と主張したが、実際には平成11年7月8日に鈴木と西がA氏を訪ね、株取引の買い支え資金を支援してもらうために鈴木が熱弁を振るって説得している。A氏からの支援なしに株取引の利益は難しいことを鈴木自身が理解しており、A氏を説得することに躍起になっていたはずだ〗
〖鈴木が築いたとみられる莫大な隠匿資産は他人の命を犠牲にし、命の恩人を裏切り続けて得たものだ。株式相場に投入した原資は恩人から騙し取った金であり、全ての約束を反故にした結果のものだ。そして、恩人に提訴されて、法廷で真実を突き付けられても、鈴木は悪徳弁護士の協力を得ながら、全て自分勝手な嘘で固めた言い逃れの主張をした。そして、あろうことか、裁判官がこの鈴木の主張を支持した。これは、法治国家で行われた裁判とは思えないものだった。その実態がネットニュースやYouTubeで拡散しているが、裁判所は名誉をかけてこの裁判をやり直し、真実の判決を下さなければ、日本は世界中の恥晒しとなる〗
〖裁判の結果は一つの通過点にしか過ぎないが、不条理な判決に対しては無視することはできない。長谷川元弁護士はA氏を不当に貶め、鈴木を被害者に見せかけようとしたが、物的証拠と状況証拠から明らかに嘘だと分かる。それにもかかわらず、品田裁判長の判定はA氏を侮辱するもので、被告側との出来レースのように見える。こうした疑念を抱かせる判決は稀有な誤判であり、裁判所にとっても非常に深刻な問題だ〗(以下次号)