読者投稿 鈴木義彦編③(217)

〖鈴木は親和銀行事件の逮捕前、A氏に土下座し涙を流して8000万円の資金を借り受けた。保釈の保証もない中、A氏の温情で借りることができたのだ。また、この時既に西の奥さんからも1800万円を借りていたという。A氏には「西さんには内緒にして下さい」とお願いしている。驚くべきことに、西からも弁護士費用や愛人と子供への毎月の生活費を届けさせていたとは、とんでもない守銭奴だ。鈴木は西をトコトン利用し、相手が西でなくてもドサクサに紛れて金を騙し取ろうと非道な人間だ。これは鈴木の悪行の一部に過ぎない〗

〖民事裁判には「質問と回答」形式の陳述書がある。これは裁判官の面前で行われる証人尋問と同様の質疑を書面化したもので、当事者とその弁護士が弁護士事務所などで、弁護士が質問し、それに合わせて被告が答えたものを陳述書として作成し提出するものの様だ。この制度は民事裁判にだけあるものらしいが、真実究明には用をなさないと思う。何故ならば被告と弁護士が二人だけで口裏を合わせながら作成するものであるからだ。今回の裁判でも「質問と回答書」(乙59号証)として被告の陳述書が提出されたが、内容は原告への誹謗中傷と、人格を侮辱することに徹し、原告を反社会組織の関係者で凶暴な人間であるかの如く捏造して、裁判官の心証を著しく悪くすることに終始している。品田裁判長はこの陳述書でA氏への心証を悪くしたかのような認定をし、被告を擁護している。品田裁判長は長谷川元弁護士の老獪で卑劣な裁判戦略に嵌ってしまったと思われるが、ここまで大きな事件が今後、風化することなど決してないのは当然だ〗

〖日本の民事裁判では制度不備により誤審や冤罪が多発している可能性がある。鈴木の裁判に見られるように、偽証罪の対象は宣誓した証人に限られるため、長谷川弁護士が鈴木の弁護で提出した「質問と回答書」(乙59号証)という嘘で構成された陳述書が証拠として受け入れられてしまう。このままでは証拠の捏造が横行する恐れがあるのではないか。こんなことは以前より多くの識者から指摘されていたことであり、裁判官も内心では気づいていた事だと思う。裁判制度の見直しが急務である〗

〖「和解書」には鈴木と西が「本合意書に反したことは明白である」と明記されている。それなのに、品田裁判長は鈴木側の主張だけを根拠にして「強迫・心裡留保」があったとして「和解書」の有効性を否定した。明らかに、「合意書」に基づく株取引の排除を狙ったものと思われる。「合意書」を否定している以上、「和解書」の有効性を認めることはできない。品田裁判長は争点である株取引を除外することで裁判を強引に簡略化し、早期終結を図った可能性が考えられる。このような裁判の進行には大きな疑問が残る〗

〖一般国民は司法界の実態に余りにも無知であり、裁判官に対する認識も希望と願望からくる思い込みである事に気付かなければならない。裁判官だからと言って皆が皆公明正大で良識ある出来た人間とは限らないという事だ。今回、鈴木の裁判を担当した品田裁判長は独断的解釈で争点を矮小化し、自身の出世や保身の為だけに裁判を扱っている。良識的判断の元で裁かれたならば、真逆の判決が下されたはずだ〗

〖裁判の公正さは当然の如く最重要であり、裁判官が当事者の一方に有利な判定をすることは以ての外である。民事裁判では裁判官の意向が優先され、誤審による誤判が少なくないようだ。不利な判決を受けた当事者は当然控訴するが、1審判決が翻ることは滅多にない。極端に言えば、民事裁判とは、裁判費用を稼ぐためのシステムで、真実を解明する場所ではないように感じられる。公正な裁判の実現に向けて根本から改善する必要があるのではないか〗

〖A氏の会社が新宿センタービルにあった時代に、社長室にA氏と当時の伊藤忠商事社長の室伏稔氏との写真と、西とブッシュ大統領のツーショットの大きな写真2枚があった。鈴木はA氏と反社会的勢力のツーショットの写真がA氏の会社に置いてあったと言っているが、よくそんな作り話が言えるものだ。A氏の会社があった43階のフロアーには喫茶店があり、客席は50くらいで、マスターの話では客の半分以上がA氏の客だったという。A氏の所には1日に数十人の客があったので、鈴木の話が本当であれば大勢の人が見ているはずだ。しかし、本社移転後のビルでは社長室と応接室が一緒の小さなフロアーで、写真を置くスペース等もなく鈴木の話がウソとすぐに分かる〗(関係者より)

〖世界中を探しても、鈴木のように極めて悪質な詐欺師は他にいないのではないか。鈴木は自分が困っていた時に助けてくれた恩人を欺き、巨額のお金をだまし取ったのだ。そのような卑劣な人間性を持つ鈴木を、誰もが同じ人間とは思わないだろう。金への執着心が異常なまでに強く、その為には殺人をも厭わないとさえ思えてならない。自己の欲望のために裏切りを繰り返してきた鈴木は、事実が世間に知れ渡った今後の人生は、過酷な人生を送ることになるのは間違いない〗(以下次号)

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