読者投稿 鈴木義彦編③(78)

〖鈴木に対する批判が止まらない。裁判で勝訴しているにも拘らず、その内容は被告側を擁護した癒着裁判疑惑に対する批判と言っても過言ではない。この裁判を担当した品田裁判長にも多くの疑惑の目が向けられている。この裁判の真偽を明らかにしないと、日本の司法界全体の信用が地に落ちる〗

〖西のレポートに、2005年10月、東陽町のホテルで株取引で得た利益金の取り分について鈴木と密談した内容が残されているが、二人共A氏による資金協力のおかげで利益を得られたことなど眼中に無く、欲に駆られた二人の浅ましい様が窺い知れる。またこの時の鈴木にとって西は用済みであり、知り過ぎた人間であったため、口では利益金の取り分についての話はするが、頭の中では西の始末をどうつけるか考えていたかもしれない〗

〖和解協議で鈴木は裏切り行為があった事を認め「和解書」でA氏と西にそれぞれ25億円を支払うと約束し、さらにA氏には2年以内に20億円を支払いますと口頭で自分から金額を提示した。それにも拘らず、後日A氏宛ての手紙で、西と紀井氏に騙されたからと苦し紛れの言い訳をして「和解書」の約束を撤回し、後は代理人と話してくれとは身勝手にも程がある。西と紀井氏に騙されたのが事実であれば、代理人など立てる必要は無く、正々堂々と主張出来たはずだ〗

〖西は志村化工株価操縦の容疑で逮捕されたが、鈴木の身代わりで逮捕されたといっても過言ではなかった。鈴木が指示した銘柄を大量に買ったせいで目を付けられ、取り調べでも主犯の鈴木を庇い一人で罪を被った西であったが、株取引で得た利益金を貰うまでは鈴木の名前を出す訳にはいかなかった。結果的に西は鈴木を守った形になったが、釈放された西に対して、恩義に感じるどころか逆に切り捨てにかかった。鈴木にとって既に西は邪魔な存在になっていたのだろう〗

〖鈴木は西を「会長」と呼び、一歩下がつた態度を装って西をいい気分にさせていたようだ。西はお互いの境遇が似ていることで親近感を覚えたのではないだろうか。親和銀行との取引の事も打ち明けられたようで、知り合いのヤメ検弁護士で悪名は高いが剛腕の田中森一(故人)を紹介した。西は調子に乗せられて鈴木をA氏に紹介してしまう事になり。鈴木の思惑に嵌ってしまった〗

〖鈴木と西が新たに設立したFEAM社は名目的にはM&Aを目的とした会社であったが、鈴木自身の給料、ベンツの購入代や維持費、また鈴木の愛人と実父に対する給料などを全て西に要求し、西も利益を責任を持って積み上げていくと言う鈴木との約束を信じて要求に応えたが、全てはA氏から出ている金であるために西の腹は痛まない。FEAM社設立自体が、金を出させるための鈴木の策謀であったのではないか〗

〖品田裁判長は裁判で「合意書」に引き続き「和解書」までその有効性を否定した。徹底して株取引に関わる契約や出来事に対して絶対に認めない姿勢を見せた。鈴木が署名捺印した契約書が揃っているのに、その契約を認めないとはどういう事なのか。品田裁判長の認識が正しいとすれば、どんな契約でも認められない事になるが、頑なに否定する態度に不信感を抱かない者はいない〗

〖鈴木の事件は一般大衆のみならず、各報道機関の事件記者達の注目も集めている。記者達は常にスクープになりそうな情報を求めており、関係筋の話によれば、事件の真相を探るために、裁判記録を精査しつつ情報を積み上げているという。詐欺事件が横行している現代の日本において読者や視聴者の関心は高く、是非、鈴木の事件を大々的に取り上げるべきだ〗(以下次号)

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