〖鈴木が送ったA氏への2通の手紙には、1回目の手紙に「器量」という言葉があるが、その意味を鈴木は本当に分かっているのか。他にも「再起したら」とか「稼げるようになったら、その時は連絡します」とも書いているが、それが何を意味するのか、さっぱり分からない。平成18年当時で海外に500億円以上もの金を隠匿しておいて、何が稼げるようになったらか。鈴木特有の相手に気を持たせて逃げ回る手口そのものではないのか〗(関係者より)
〖鈴木のA氏への手紙には西が巻き込まれた香港事件のことで「到底許せません」「作り話」「言語道断」「やり方が非常に卑劣」「あまりにも手の込んだひどい話」と書いているが、その言葉は全て鈴木自身を指しているものではないか。西は香港で鈴木の共犯で実行役のTamに殺されかけた。この時一緒に渡航した西の息子の内河陽一郎は入院中の父親の姿を見て何を思ったのか。おおよその事情は西から聞かされたはずだ。話を聞いて鈴木に対して敵対心より恐怖心が上回ったというが、あまりにもだらしがない。西が自殺した後、A氏の関係者たちに対しては自分勝手な理由をこじつけて協力する姿勢を全く見せなかった。株取引の買い支え資金をA氏に出してもらう中で、西と陽一郎はそれを流用して別のデリバティブ投資やカジノほかの遊興費に散財した。それを頬かぶりして、A氏に色々世話になったことを陽一郎は自覚しているのか。何とも情けない男である〗(関係者より)
〖鈴木は西が国税庁や証券取引等監視委員会に密告したような言い訳をしたが、西が鈴木との約束の配当を手にする前に、そんなことをするはずがない。鈴木が何時までも約束を守らず、香港で命を落としそうになった理由が鈴木にあると疑っているだけだ〗
〖裁判官たちは紀井氏の証言と陳述書を認めなかった。鈴木側の弁護士が紀井氏のことを「電話番程度のスタッフ」と侮辱したことを裁判官たちは信用したのか。紀井氏の証言と陳述書は株取引の実態を証明しているではないか。実際に売買を担当していないと書けない内容で、もしこれがウソだったら、紀井氏は偽証罪に問われるから、そんなリスクは絶対に負う訳もない。裁判官は合意書に基いた株取引は無かったという判断を覆す証拠を全て排除するという意図的なものだったのではないか〗
〖鈴木と西が平成17年10月にホテルで株取引の利益金の分配に関して話し合った際に、それまでに多くの不審死や行方不明に関わったと疑われる鈴木の脳裏には、既に西の排除も選択肢の1つとしてあったことが推測される。一流の仕事師を目指すと言っていた西と鈴木の大きな違いは、詐取した金を巡り障害となる存在を排除するに至るまで考えるかどうかだと思う。鈴木は詐欺師の域を超える凶悪な犯罪疑惑者だ〗(関係者より)
〖「合意書」を破棄する報酬として10億円を西に渡し、しつこいほど西に確認した鈴木は、西が言った「破棄した」という言葉を信用していたが、その合意書をA氏から見せられると、鈴木は「合意書に基いた株取引は無かった」と言い、A氏は西に騙されているとまで言う始末だった。それを聞いたA氏も開いた口がふさがらなかっただろう。鈴木は嘘を口から空気のように吐く人間だ。こんな奴に同情の余地はない〗
〖鈴木がA氏から融資を受ける際に振り出した手形はFR社に対する背任行為であって、FR社が融資を受けるために発行したものでは無いことは、「当時のFR社の経営状況を考えても有り得ない」という天野氏の証言からも明らかだ。裁判官が代表取締役として特別背任を繰り返した鈴木の主張を信用したとは思えないが、それならば、何故、酷い不当判決が下せたのか、品田裁判長の再手はあまりにも異常だ〗
〖西がA氏から受けた借金の多額さは常識の範囲を超えている。鈴木をA氏に紹介する以前からのようだが、A氏と知り合って株取引をA氏に勧めて失敗し、オークション事業を始めるときも支援を受け、そのほか折々でウソをついて億円単位の資金をA氏から借り続けた。鈴木と組んでA氏を裏切る中で、株取引の買い支え資金を流用して投機や遊興費、女性への高額なプレゼントにもかなりの金額を使い込んだようだ。西も鈴木に負けず劣らずの悪質な詐欺師だと思う〗(以下次号)