〖日本の裁判は三審制が採用されている。地方裁判所での第一審の判決に不服があれば控訴して高等裁判所での第二審の判決を求め、第二審の判決に不服があれば上告して最高裁判所での判決を求めることになっているが、控訴と上告できる理由は著しく限定されていて、特に最高裁判所はごく一部の例外を除いて「上告理由に当たらない」として棄却してしまう為、日本の司法は事実上、二審制に等しいと批判されている。法律では第一審の判決に重大な錯誤がある場合には第一審を行った裁判所で再審できる。この裁判は明らかに再審請求の対象になって当然なほど不当な判決が下された。再審請求が認められるのは厳しいとされるが、裁判所はいい加減に「裁判官の下す判決に間違いはない」とする認識を改めるべきだ〗
〖陳述書の「質問と回答書」(乙59号証)で長谷川弁護士が「西に代理権を与えていたか」と質問し、鈴木が「ありません」と答えていた。これは誰が聞いてもおかしすぎる話だ。長谷川は、鈴木が西に代理権を与えていると不利になることを承知で、あえて鈴木に否定させたのだが、西がA氏に鈴木を紹介し支援を受け始めた時から、西のA氏に対する言動は明らかに鈴木の代理人としてのものだ。裁判官はここでも鈴木の主張を採用したが、明らかに度が過ぎるという話では済まされない誤審誤判だ〗
〖鈴木側には主張を裏付ける根拠と証拠が一つもないのは明らかだ。そのために虚偽のストーリーを作り上げた。その典型となったのが、和解協議の前後の経緯を綴った平成29年2月8日付の書面と平成29年8月5日付の「質問と回答書」(乙59号証)である。これはあまりにも馬鹿げていて取り上げるのもうんざりするが、こんな嘘だらけの作為的な書面はA氏側が提出した多くの証拠類と比較検証すれば一目瞭然である。また鈴木は書面の中で「大分以前から三人(A氏、西、紀井氏)で私を陥れるために色々計画していたんだということに確信を持った」と述べたが、事実は全く逆だ。A氏を裏切り西にもA氏を裏切らせ、西と2人で利益を折半しようと画策し、裏で書類を交わしたのはどこの誰だったのか〗(関係者より)
〖平成17年10月に鈴木と西が東陽町のホテルで株取引における利益金の分配に関する話し合いを行った件について、西の回想録によれば、A氏からの資金協力があってこそ、ここまでこれたことなどを西は鈴木に言っているが、鈴木はそれを無視してしまった。「社長への返済は終わっている。俺をあんたと一緒にしないでくれ」と鈴木は言ったようだが、よくそんな言葉が履けるものだ。しかし、西はそこまで言われても鈴木に最後まで反発しなかった。2人とも我欲に走り、自分の金の取り分の事しか眼中になかったようで、このレポートから恩知らずな2人の浅ましさが窺い知れる〗(関係者より)
〖鈴木と長谷川、それに平林、青田はA氏に対して全く無礼極まりない事を裁判の内外で言っている。「A氏の背景には反社会的勢力が控えていて逆らうと命に関わる」とか「(和解協議では)密室監禁状態に置かれた」、また青田も「Aがオレを殺そうとしてヒットマンを差し向けた」とか「Aはやくざ者でシャブ中だ」などなどと言い、もちろんどれもこれも作り話に過ぎないが、中でも法廷で主張した言動は少なからず裁判官の心証に悪影響を及ぼし、「心裡留保」や「強迫」といった鈴木側の主張が通る原因となったはずだ。虚偽や作り話で判決に影響を与えるのは許しがたい。裁判官の慎重で公平公正な判断が絶対に必要だ。ここまでの事件が消え去ることは永久に無い。今やインターネットにより瞬時に世界中に拡散する〗
〖A氏は、西から鈴木が10日で1割以上の金利を鈴木が払ってまで資金繰りに充てている事実を聞かされ、何とか鈴木を助けてやって欲しいと懇願されて、平成9年9月8日に7000万円という大金を鈴木に貸し付けた。その後も何度も鈴木はA氏から資金を借り受け、この資金の中から高利の金融業者への返済に充てる事が出来たようだ。鈴木は金利の支払に追われる状況を脱して救われたに違いない。普通ならば、付き合いが浅い人物に多額の融資など出来るものではないと思う。A氏は鈴木に対して複数回で約28億円もの融資をしてあげていた。そして鈴木は確実に生き残る事が出来たわけだから、その後の鈴木のA氏に対する裏切りは、関係者にしてみれば腸が煮えくり返る思いで到底許せる筈などないのは当然の事だと思う〗(関係者より)
〖裁判は、弁護士の能力で判決が左右されることがあるとは思うが、裁判官の偏見や思い込みで判決の行方が決まるのは公平公正ではない。この裁判は日本の裁判史に汚点を残す。鈴木という男はウソのデパートのような奴だ。自分の欲のためにこれだけのデタラメをよく言えるものだ。それを嗜めもせずに逆に庇って正当化しようとしたのが長谷川や平林等の弁護士たちだ。弁護士も高い報酬には弱いようで、倫理観も審議もかなぐり捨てる。長谷川も平林も恥を知らず、呆れてしまう〗
〖鈴木は1000億円以上の隠匿資金を今後、どうやって管理していくのか。プライベートバンクの担当者に任せっきりで、利回りだけを受け取っているという訳ではないだろう。国内外で多くの人間が鈴木の隠匿資金に関与しているのだろうが、「鈴木のために」という人間は一人もいないはずだ。欲で繋がっている人間たちは必ず裏切る。そんな人間たちを鈴木はどう扱っていくのか。必ず裏切られるのは目に見えている〗(以下次号)