〖鈴木は香港で西を排除し、西が一人で株取引の名目でA氏から金を騙し取っていたというシナリオで詐欺事件の幕を閉じようとしたが、西が一命を取り留めた事で、さらに西の口を封じる必要に迫られた。だが日本国内では香港に比べ実行は難しかった為に、執拗な尾行で西を心理的に追い詰めていった。鈴木は陰険な手口により、西に限らずそれまでに10人前後の関係者たちを自殺や行方不明に至らしめている。殺人の立証が不可能だとでも高を括っているのだろうか〗
〖一般社会からは悪党と呼ばれる反社会的勢力の世界でも、恩や義理を大切にして仲間を裏切ったりはしないという。ところが鈴木は人の恩情に付け込み、仲間のフリをして我欲を満たすために裏切り続けてきた。インターネットで公開された鈴木の人となりは、世界中から猛烈に忌み嫌われている。こんな鈴木に加担した青田や弁護士達、また鈴木から恩恵を受けている家族や身内は、今後、鈴木と共に辛苦を味わうことになる〗
〖忘れてはならない恩義を忘れて、裏切りを続けている悪党を世の中に放置していては被害者が増えるばかりだ。鈴木のような悪党を懲らしめて檻の中に入れておくチャンスがこれまでに何度もあったはずだが、裁判所は見逃し続けてきた。目に見えない裏取引があったのではないかという疑いは強まるばかりだ〗
〖刑事事件が有罪判決で決着するのが予定調和なら、民事事件の紛争は「調停」で決着するのが理想らしい。本裁判にまでもつれさせる弁護士は、担当裁判官から露骨に「面倒をかけやがって」という目で見られる事もあるらしい。この事件も、鈴木が交渉の場で指名した平林弁護士が有能なら、本裁判に持ち込む前に決着がついたのではないだろうか〗
〖香港で薬物入りのワインを飲まされながら一命を取り留め日本に帰ってきた西は、和解協議の場で鈴木と再会し、A氏に鈴木の裏切り行為の一部を暴露した。A氏は、鈴木の株取引の売りを担っていた紀井氏の証言もあり、協議の場で鈴木の裏切りを追及した結果、「和解書」の締結に至ったが、鈴木もこれ以上は言い逃れ出来ないと一旦は観念したものの、後に「和解書」を白紙撤回するとA氏に手紙で伝える暴挙に出た。鈴木は最後の最後まで裏切り続けるどうしようもない人間だ〗
〖裁判で鈴木は繰り返し嘘をついた。鈴木は悪知恵には長けているが、自分を過信しているのか、自分の主張に矛盾や破綻があっても放置している場合が少なくなかった。ただ、A氏の代理人の中本弁護士がその点を追及していないのは何故なのだろうか。中本弁護士は長谷川弁護士に恫喝されて委縮していたようだが、それで弁護も怠慢だったのでは目も当てられない〗
〖平成9年当時、鈴木が西の紹介でA氏と会った時、10日で1割以上の金利がかかる多額の借金を抱え、会社は倒産、個人も自己破産で自殺の道しかないときに全ての願い事を聞いてもらって立ち直れたことを、鈴木は忘れたのか。手形や借用書による借金(西が連帯保証人)のほかに、価値のない貴金属を1億2550万円、絵画とピンクダイヤを3億円という全て言い値で買ってもらったこと、返済の催促が一切なく親和銀行事件で逮捕される3日前に土下座して8000万円を借りたこと(逮捕情報はA氏が鈴木に教えたことであったが、8000万円の借用について鈴木は西さんには内緒にして下さいと言い、また借用書に書かれた返済日も1週間後で返済不能だったが、A氏は何も言わなかった)、高級時計13本(上代が40億円以上)を4億円の販売委託で預けたが、鈴木はうち3セット(6本〗を知人に担保として持ち込み6億円を借りながら、A氏には代金を払わず現品を返却しなかったこと、平成11年7月8日付で合意書を交わして株取引の買い支え資金総額207億円をA氏に出させながら、鈴木は裏切って利益を独り占めしたこと、平成18年10月16日付の和解書作成で株取引の利益が60億円(実際には470億円以上)であることを前提にA氏と西にそれぞれ25億円、A氏に別途2年以内に20億円を支払うと約束しながら、それすら反故にして逃げ回っていたことなど挙げればきりがない。A氏は全て鈴木の希望通りにしてあげたにもかかわらず、今や1000億円以上の資金を隠匿保有しているとみられるが、全てA氏とA氏の知人を騙した資金である。鈴木の周辺では関係者が10人前後も行方不明や死亡している。多くの読者からは、こんな人間は極刑にするべきだという声が日を追うごとに増え続けている〗(関係者より)
〖東京高裁の裁判官たちは一審の判決を短時間で支持した。一審判決の判決文の誤字脱字の訂正には時間をかけたようだが、地裁裁判官の漢字テキストでも見る気持ちでいたのか。あり得ない事だ。そして地裁の裁判官も判決文のチェックが不足していたのか、こんな裁判官たちが下した判決は到底信用できない〗(以下次号)