読者投稿 鈴木義彦編(332)

〖品田裁判長は、株取扱に関する合意書を無効とした。その理由は「合意書の記載事項が無制限であり、和解書締結までに7年間もの間三者による協議が成されておらず、株取引をしていたという痕跡もない」という事だった。そして判決文には「例え被告が株の売買を継続していて、利益を得ていても合意書との関連は無い」とまで言い切っている。合意書を無効にした事で鈴木の隠匿資金が正当化されてしまったのだ。品田裁判長は、まるで、A氏が言いがかりをつけていると取れるような裁定を繰り返したが、多くの証拠が株取引の事実を裏付けているではないか。これは公平公正な裁判とは程遠いものだ。品田裁判長は糾弾されても何一つ文句を言える立場にはないほど酷すぎる判決を出したことを早く認識すべきだ〗

〖鈴木は西を操り、自分の代理人として特にA氏に対しては全面的に動かしトコトン利用した。また西は自殺してからは裁判で長谷川によってトコトン利用され、西が言っていた事として、A氏と暴力団との密接な関係があるかの如く嘘を並べ立てた。西は無念の自殺を遂げていたが、死んでからもなお鈴木達に利用されては成仏出来るはずがない。息子の内河陽一郎は何故か鈴木からの報復を恐れ協力を拒んできたというが、あまりに身勝手が過ぎる、というより協力拒否の裏に何か別の理由があるのではないか。考えられる一つの理由としては、西本人より陽一郎に相当の金が流れていることだという〗(関係者より)

〖親和銀行経営トップへの食い込みで、鈴木は融資を受けた32億円の中から宝山の副島に1億7000万円、暴力団組長には1億円を払い手切れ金とした。副島や暴力団組長は銀行からの融資金額を知らなかったようで、鈴木が融資の残りを独り占めしたことになるが、本当に悪党の手口だ。エフアール時代の鈴木の資金繰りは犯罪行為のオンパレードで、時計の購入資金名目で輸入インボイスの偽造、金融業者を騙しての20億円の焦げ付き、株主でもあった古谷貴石を騙して金を作らせながら、エフアールの株券や割引手形でごまかすなど挙げればキリがない。鈴木はエフアールを上場させるために決算を粉飾した疑いが持たれたが、親和銀行不正融資事件以外でもいつでも事件化する下地はあった。西はよくこんな人間をA氏に紹介したものだ〗(関係者より)

〖和解書には「西と鈴木が合意書に違反した事は明白」と但し書きまであって、西と鈴木のサインがある。この和解書も合意書同様に品田裁判長は無効としたが、品田裁判長の鈴木に偏った裁定は余りにも露骨で不当なものだと思う。判決文ではA氏の主張を全て棄却している。品田裁判長は原告と被告を取り違えているのではないかと思うほどの判決文だ。そして高裁での野山裁判長も1審を充分な検証もせずに全てを支持して控訴を却下した。何か特別な申し送りがあったのではないかと疑心を持つ。この裁判は絶対におかしい。世間の判断を仰ぐべきだ〗

〖今回の鈴木の裁判に限らず、品田・野山両裁判長をはじめとして他の裁判官達は、裁判の本質など眼中に無く、件数をこなす為に如何に裁判を早く終わらせるかという事しか念頭に置いていない。裁判において、株取引の事案が複雑に絡んでいる事ぐらい品田裁判長は理解していたはずだ。それを強引に排除して簡略化し、早期終結に繋げていったと思われる。全てが裁判官の思惑に沿って采配されていたのであれば、そもそも裁判自体に意味がなくなってしまう。鈴木が裁かれるべきは脱税疑惑以外にも10人前後の犠牲者に関わる解明ほか多くの犯罪疑惑にあって、解明の芽を摘んだ品田裁判長は真実の隠蔽で鈴木の共犯者になり果てている〗

〖西が志村化工の相場操縦で有罪判決を受けたのは平成15年で、懲役2年に執行猶予が3年ついたが、それを知った鈴木が「一度話をしたい」と言って西を呼び出し、縁切り宣言をした。それまで「西会長」と呼んでいたのが「西さん」に変わっていた。その後、西が鈴木に「密約」で約束した利益分配の履行を求めると、鈴木は西への支払いを香港で行うと言うので、平成17年10月2日に西は香港に向かったが事件に巻き込まれ命の危険に晒された。鈴木は利用するだけ利用した揚げ句、約束を守らないだけでなく、命まで狙う恐ろしい人間だ〗

〖貸付金返還請求での品田裁判長の裁定には多くの不自然さがある。例えば、ピンクダイヤと絵画の販売委託についてだが、鈴木が親和銀行事件で逮捕される3日前に、鈴木が自分と連名でFRの天野常務のサインがある念書で販売委託と称して借り出しているが、この2点は7ヶ月前に3億円でFRが購入したものだと鈴木は主張した。FRが購入した商品をFR名義の念書を書いて借り出す事について品田裁判長は何の疑問も持たなかったのか。そして鈴木個人の債務には算入せずFRの債務として処理している。品田裁判長はこの裁判はFRが当事者でないためにFRの債務としたピンクダイヤと絵画の3億4000万円、ヴァセロン他の超高級時計分の4億円の合計7億4000万円とFR名義の借用書3億円はA氏の債権から除外している。これもA氏としては到底納得できるものではないし、それ以上に品田裁判長がA氏側の主張や証拠を故意に排除したとしか思えない〗(関係者より)

〖誰もが今回の裁判はA氏の勝訴を確信していたが、期待を大きく裏切られる結果となった。全ての証拠は完璧に出揃っていると思われたが、A氏の代理人中本の不手際によるミスもあった。何よりも担当した品田裁判長による事実認定の多くの誤認は、裁判結果を大きく左右する事となった。品田のジャッジには誰もが支持しないばかりか、多くの者が不信感を抱いている。裁判においては最高権力者の裁判長が黒いものを白と言ったら白になってしまう。それだけに品田裁判長には深い洞察力や高い識見が求められていたはずだが、品田にはそれが全く無かったのではないか〗

〖東京地検特捜部が志村化工株の相場操縦容疑で鈴木を本命と見て逮捕するために西と武内一美が逮捕されたが、鈴木が逃げ延びたことで、完全に不発に終わった。西は「もし逮捕されることがあれば、今までのあらゆることが表に出てしまい、お金の流れも暴かれてしまうことになり、努力が無になってしまう」と鈴木を庇った理由を後にレポートに書いているが、いっそのこと全部しゃべっていれば、西は自殺することは無かったかもしれない。鈴木は西に感謝して約束を守るのが当然だが、香港での利益分配で西は殺されそうになったり、尾行を付けられて襲われるかもしれないという恐怖を持たせるなど、やることが余りにもひどすぎる。鈴木には約束など守る気が全くなかったとしても、人の命と金を天秤にかける剛欲の凄まじさで、鈴木以上の極悪な人間は世界中探してもいないはずだ〗(関係者より)(以下次号)

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