〖裁判での主張や証言が裁判官にどのような心証となるかについては全くあてにならない。完全に敗訴するしかなかった鈴木だが、代理人弁護士の周到で悪質な戦術があり得ない結果をもたらした。原告にしてみれば被告の悪あがきにしか映らない「心裡留保」「強迫」を被告は前面に主張しているが、これは偽証工作で逃げ切るには最も都合の良い理由であったと思う。これは幾度となく法の盲点を突いて括り抜けて来た長谷川なら容易に思い付きそうな事である。その戦略を正当化するために乙58、同59号証の後付けの証拠を出したが、嘘であるために証言の二転三転や矛盾が生じていても、そんなことにはお構いなく強調し続けた。戦略が悪質極まりなかったにもかかわらず、A氏の代理人は方針が定まらず的確な反論も虚偽主張に対する追及もおろそかにしたために、裁判官に誤認を招いた可能性は高い〗
〖品田裁判長も裁判所幹部による支配と統制によってコントロールされていたのではないか。要するに「長いものには巻かれろ」という考えで判決文を書いたと想像する。裁判所上層部の意向に従う事で将来の出世街道を約束されたのかも知れない。どちらにしても信念のない「ヒラメ裁判官」には間違いないが、そうであれば被告側からの働きかけが一層疑念として膨らむ〗
〖裁判中、法廷内での長谷川の態度は常に横柄で高圧的な態度を取っていた。原告側の中本弁護士を萎縮させる目的もあったのだろう。長谷川は裁判戦略に長け、もっともらしい理屈を並べて虚偽主張を繰り返し裁判を有利に導こうとした。中本の受け身の弁護では全く対抗出来ず長谷川のパフォーマンスに翻弄され、裁判官ですらその術中に嵌り全ての証言を採用できなかった。関係者や多くの読者より出来レース(裏取引)を疑う声が数多く聞こえてくるが、度を越えて誤った判決を見ればそれも当然だ〗
〖この鈴木の事件で、結局鈴木が金銭的にリスクを負っていないにもかかわらず利益を独り占めにしているというのは納得出来できるものではありません。鈴木に様々な犠牲を強いられ今も苦しんでいる人達がいるというのに、その原因を作った張本人が法に守られ、痛い目を見ないという現実があって言い訳がない。その非情さに世間が非難の声を上げるのは当然の成り行きだ〗
〖裁判官には自分の仕事に関して反省会や検討会を行う場が無いのか。東京地裁に何人の裁判官がいるのかは知らないが、裁判官にとってはお互いの意見を出し合う事が社会経験の不足分を補えて、成長していく糧にすることになるのではないか。そういう場を持てない程に上層部から管理、統制されているとしたら、裁判官という職務に希望はない。本来、裁判官が判決を書く際には合議をするはずだが、この判決は品田裁判長が完全に暴走して、合議をすることもなく一人で書いたことが想像できる。判決とその内容に疑義を唱える裁判官が一人もいなかったというのは有り得ないと思われるからだ〗
〖長谷川弁護士は裁判で鈴木を弁護する事が仕事とは言え、やり方が余りにも酷すぎる。証人以外は偽証罪に問われないとはいえ、いかに弁護士でもここまでの偽証工作は犯罪に等しい。嘘を見抜けないはずはないのに鵜呑みにして判決を下した品田裁判長にも重大な問題があるが、鈴木や長谷川の汚いやり方は是が非でも再審の場で明白にして判決結果を正さなければならない。このままでは裁判所の歴史に大きな汚点となる判例を未来永劫にまで残す事になる〗
〖これだけ莫大な金額を争う個人の裁判は前例がないのではないか。仮に裁判官にとっては単なる一つの事件に過ぎなかったとしても、こんな誤った判決を下せば責任を問われることは分かっているはずだ。一人で年間に200件もの事件を抱えると言われる百戦錬磨の裁判官でも、鈴木の嘘や人間性を見抜こうとしなかった。A氏側の証拠類のひとつひとつや関係者からの提出書類に対して、鈴木の主張や陳述書等を、本来の目的である真実の追及に向けてしっかり検証していればこんな判決は間違っても下せなかった筈である。裁判官の怠慢なのか、故意なのか。いずれにせよ信じられない現実であり、品田裁判長の責任は非常に重いが、それで済むはずはない。多くの読者の投稿を見ると、品田裁判長が即刻裁判官を辞職するべきだという意見が圧倒的に多い〗(取材関係者より)
〖西には陽一郎という長男がいて、西は経営する東京オークションハウス時代から自分の傍らに置いて、仕事を手伝わせていた。鈴木との約束で43億円という莫大な配当金を受け取る為に香港に行く時も陽一郎は同行しており、父親が何者かに殺されかかった時も一番近くにいた。ビビってまともな言動も出来なかったと聞いている。また、西がA氏から支援を受けていた資金を西と一緒になってカジノや芸者遊び、投資など株取引以外の事で浪費していた事実を西の周辺人物が証言している。そして、西が自殺後、A氏以外にも莫大な債務があった事が判明し、その債権者から厳しい債務返済を迫られ、A氏に前面に立ってもらって整理をしてもらってもいる。父親同様にA氏には大きな恩を受けているにも拘らず陽一郎はA氏の僅かな依頼にも協力しようとせず、自己中心的な理由ばかりを並べてA氏から距離を置いている。この人間も父親に劣らず人の道理を知らない輩だ。自分の父親の敵と言える鈴木に対しても「恐怖を感じるので関わりたくない」と言っているらしいが、東京オークションハウス時代の父親の姿はカッコ良かったと関係者の前で話しているようだが、全てA氏の金で、自身の金は一切なかったことくらい分からないのか。本当に意気地のない最低な人間だ〗(関係者より)
《裁判では、「合意書」が当事者間で意思決定され合意されたにもかかわらず品田裁判長は有効性を全否定している。しかも「合意書」を認めないと同時に実際に行われた株取引についても、紀井氏や西の具体的かつ詳細な記録や証言を排除するなどして一切認めようとしない。品田の裁定には誰もが納得しない。ただし、納得いかないからといって裁判官は判決に対して一切の責任を問われない。それでは裁判官が買収されたらお手上げではないか》(以下次号)