読者投稿 鈴木義彦編(283)

〖今回の訴訟は長谷川弁護士による違法とも言える手段で鈴木の悪行の全容解明を阻止する事が出来たが、もちろん裁判の結果が全てでは無い。逆に今回の裁判でのやり取りの内容が鈴木や長谷川にとって仇となる日が来るのは間違いない。肉を切らせて骨を断つではないが、今の時代はインターネットで裁判の詳細な内容が世界に配信されている。鈴木の悪行や長谷川の弁護士にあるまじき卑劣な弁護、また裁判官の怠慢による杜撰な不当判決等、今、正にこれら全てが裁かれる〗

〖西が書き残した鈴木とのやり取りのレポートがある。品田裁判長はこれを読んでいないのか。読んでいたら無視できなかったと思う程鈴木の悪行が詳しく書かれている。このレポートは西が自殺前に書いたもので裁判はまだ始まっていなかった。裁判官がこのレポートについて、西が事実ではない事を書いたしたレポートだと判断したのならば明らかな間違いで、公平な考え方を持ち合わせていない欠陥裁判官だと言える。お互いの証拠を検証するだけで、誰にでも分かることではないか〗

〖鈴木側は法廷でA氏が主張した鈴木の言動を全て否定し、直筆で書いた書類は精神的に追い詰められていたと言い逃れ、一方的に被害者であるように「強迫」「心裡留保」を持ち出し、A氏と反社会的勢力との繋がりを作り上げて裁判官の心証に悪影響を及ぼすという、嘘だらけで矛盾だらけの悪質過ぎる戦術が見える。しかし、A氏の代理人の方針は全く見えてこない。反論も主張も説得力に欠け、裁判官の傾きかけた判断を引き戻すことなど容易に出来るはずもなかった。弁護士の勘や経験が裁判の流れを読んで、相手の出方を見極めて戦術を練り直す等、準備万端にするものだと思う。A氏の代理人にはこの裁判に懸ける必死な姿勢が全く感じられない。被告や長谷川のことを怖がって、声も震えて蚊の鳴くような声では裁判には勝てない〗

〖鈴木は、宝林株相場で知り合った大物相場師の西田晴夫を尊敬していたらしい。西田は「Nグループ」と言われた軍団を率いていて、株取引には自分の名前を使わなかったと言われていたが、証券市場では有名であったため株価操作の容疑で取り調べられることも多く、実際に逮捕され起訴されることも少なくなかったと言われる伝説の相場師だった。西田は鈴木同様に女性好きでも有名で常に愛人がいて高級マンションに住まわせ、贅沢をさせていたらしい。そんな西田も相場操作で逮捕されて持病の糖尿病を悪化させ拘留中に病死したが、側近の中にNグループの「N資金」の行方を知る者がいなかったらしい。西田には白鳥という女性の秘書がいたが、アイビーダイワという銘柄の相場で証券取引監視委員会にマークされ、ヨーロッパ(フランス)へ逃亡したままになっているらしい。西田の元側近の間では「N資金」は白鳥が管理しているのではないかという噂も流れていたらしい。鈴木は白鳥女史とも知り合いだったことで「N資金」にも関与しているのではないかという元側近達の指摘はある。金の匂いのある所では必ずと言っていいほど鈴木の存在が浮き彫りになるが、強欲な鈴木が「N資金」を放置するはずはない〗

〖鈴木は平成18年10月16日の和解協議で最終的に「合意書」破棄のために西に10億円を渡していたことを認め、結果としてA氏と西にそれぞれ25億円とA氏には別途20億円の合計70億円を支払う旨の「和解書」を作成し署名指印した。この協議直後に紀井氏に電話で「100億円以内で済んだ」と話している。それを強欲な鈴木は青田や平林に唆され金を払うのが惜しくなったのか、揚げ句に青田と平林は事件を混乱させた。A氏は止むを得ず訴訟を起こしたが、鈴木と平林はありもしない脅迫と心裡留保があったと主張し、信じられない事に品田裁判長がこれを認めている。脅迫の事実を証明する証拠も無いのに認めるとはおかしすぎる。この品田という裁判長はほとんどの証拠を検証していない、不信だらけの裁判官だ〗

〖裁判では、判決を下すまでに様々な証言や証拠の検証は欠かせず、間違いのない「事実」に辿り着かなければならない。その為には原告と被告の『人間性』も非常に大きく左右すると思います。今回の裁判でもA氏側は鈴木の『人間性』を知ってもらう為の書類を証拠として提出している筈だが、裁判官はそれらに着目した可能性は非常に低い。検証していれば鈴木に対して良い印象を持つ筈がなく、法廷での鈴木の証言や主張が採用される可能性は低くなるのは当然だった。これだけ多くの証拠を見落としたとは言えない(控訴審判決が指摘した誤字脱字でも分かる)。故意に無視をしたのか疑念が膨らむ裁判である〗

〖日本の民事訴訟法では宣誓をした証人以外は偽証罪に問われず、また原告と被告が証人尋問で嘘の主張や証言をしても偽証に問われることもないという法の抜け道を利用して、長谷川と鈴木は嘘の主張や陳述をやりたい放題だ。いい加減、この制度を見直さないと裁判官自身も嘘の証言に翻弄され真実を見誤りかねないのではないか。それともこのままの方が何かと都合がいいのか。裁判所自体の信用が問われている現在、これだけ鈴木事件が大事に発展している中で、不正な裁判官達と不当な裁判(判決)を放置すれば、今後、ますます大きな社会問題に発展していくのは間違いない〗

〖鈴木代理人の長谷川弁護士は、裁判中にA氏代理人の中本弁護士に対して「うるさい、黙れ!」と恫喝したが、法廷ではこんな行為がよくある事なのだろうか。長谷川弁護士は服装も普段着のような恰好で傍若無人でしかなく、裁判に臨む姿勢としては品位が無さ過ぎると思う。それとも、これは弁護士の個性として裁判所は特段問題にしないのだろうか。しかし、戦術の傍若無人さ振りには呆れ果てて言葉もない。今回の事件で裁判所の裏事情を知ることになり、クロを平気でシロと認定して矛盾だらけの判決を下す裁判官がいる実情に驚き、日本の司法に不信感が募るばかりだ〗

〖世の中、何が善で何が悪なのか、何が正義で何が不義なのかが解らなくなる。この事を正しく、明確にするのが裁判であり裁判官ではなかったのか。全ての国民はそう思っていただろう。当人同士で話し合いが付かず、公平な結論が出せない時には裁判に頼るものだと思っていた。しかし、それは間違っているのかもしれない。裁判で裁判官が一度、誤審による判決を下すと、その人間が悪事を犯し、不義をしていてもその誤審で勝者となる。そして、誤審を犯した裁判官には何の咎めもない。再審申立てという制度はあっても健全に機能していないのが実情だ。こんなことは少なくないらしい。そして理不尽なこと、不条理なことの殆どが表沙汰にならずに闇に葬られている。これではいつまでも誤判が蔓延(はびこる)事になり、裁判所でさえ無法を非難されるだろう〗(以下次号)

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