〖鈴木は合意書に署名した事を「A氏からの資金提供を受けるために必要だという西に協力して、書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった。事実その後A氏とは株の話を一切していない」と主張しているが、何を戯言(たわごと)を言っているのか。そんな言い訳が本当に通用すると思ったのだろうか。署名する前に、散々熱弁を振るってA氏からの買支え資金の協力を懇願したのは誰だと言うのか。その内容を合意書という書面にしたのではないか。それを「実行するという認識はなかった」というのなら、署名指印したこと自体が騙しではないか。約束や契約を鈴木は何だと思っているのか。それにしても鈴木の嘘は余りにも大胆過ぎて、ここまで言える事に疑問を感じる。言っても大丈夫という保証があるとすれば、それは西や天野氏が死んでいて証言できなかったからとさえ思う〗
〖国の礎であるはずの三権分立制度、お互いが監視し合って、一極に権力が集中しないための制度だと理解している。形だけは立法府と行政府、司法府となっているが、平等の立場とは決して言えない様だ。やはり、予算が潤沢の府が権力を持っている様だ。厳正中立でなければならない司法府(裁判所)の予算が少ない為、常に法務省に圧力を掛けられ、忖度している部分が多いと言われている。これでは、三権分立とは言えない。一般国民は通常、三権分立を考える機会は少ないが、身近に裁判等が行われた時に関連資料を読むと酷い状態になっている事が解って驚く。特に裁判所は酷い。予算と人事を法務省に握られている様では公正な裁判は望めず、出世を望み手抜きを目論む品田のような裁判官が横行することになる〗
〖鈴木は「合意書」に基づいた株取引を行った事実を頑なに認めようとしなかった。鈴木としては「合意書」による株取引を認めてしまうと、香港での西の排除に失敗した上、紀井氏の内通により利益総額の詳細がバレているので誤魔化しが効かない。総額約470億円からA氏が出した株の買い支え資金を差し引いた金額を3人で分配しなければならない。更に自分の取り分からA氏に対しての返済をしなければならない事から考えると、一般的にみたら十分過ぎる金額にも拘わらず、強欲な鈴木にとっては一旦手に入れた金を手放したくなくなったとしか思えない。しかしその後どれほどの関係者が犠牲になっているか、鈴木は真剣に反省しなければならない〗(関係者より)
〖読者投稿の内容もかなり辛辣なものになっていますが、これは鈴木の悪事を考えれば当然と言えると思います。明日食べるのにも苦労していた頃があったことを忘れて命を救ってもらったA氏に対してここまでの騙しや裏切り行為を繰り返してきた罪は消えない。鈴木に対する批判や攻撃が多い中で、それでも鈴木を諭すような「謝罪をするのは今しかない」といった内容の助言がある事に鈴木は気が付いているだろうか。鈴木はこの状況でもこのような内容の投稿がある事に感謝した方がいい。そして助言がどれだけ意味を持つものか、今後分かると思う。家族の為にも人の意見に耳を傾ける勇気を持ったらどうか〗
〖書物によると、かつての裁判所は、平均的な構成員に一定の見識があったと言われていて、一般的に言われる「優良企業」だったそうだが、現在はパワハラが日常化されていて、人事や職務時間において秩序が守られていない「ブラック企業」だと言われている。裁判官も人間であって出世欲もあれば金銭欲もある。それは決して悪い事だとは思わない。しかし、裁判官個人の欲望が著しく裁判結果に表れわれるようでは本末転倒ではないのか。この裁判では通常考えられない誤審を犯し誤判を生んでいると思われる。この裁判は絶対に再審をして審議し直すべきだ〗
〖今回の裁判を見て分かるように、鈴木の依頼を受けた長谷川幸雄という弁護士は、裁判に勝訴するためには平気で事実をねじ曲げ嘘を正当化させる為にあらゆる手段を用いる悪徳弁護士である。この男には弁護士の理念等毛頭なく、頭にあるのは常日頃から周囲に豪語していた自身の高額な報酬の事だけだろう。今回の裁判は長谷川にとっては弁護士としての集大成みたいなもので、それだけに高額な報酬を鈴木から得ているはずだ。だからこそネット記事で懲戒という情報を目にしたのをきっかけに長年続けてきた弁護士を突然廃業する選択が取れたのだろう。ただし、弁護士を辞めたからといって長谷川が責任から逃れる事などできる訳は無いし許されることもない〗
〖裁判で、債務者が債権者に対して言った事、約束した事、しかも書面にまでしている証拠が、ここまで検証もされずに採用されない裁判なんて聞いたことがない。しかも訴えられた債務者が「言ってない」「書かざるを得ない状況であった」「強迫」という類の言い逃れがここまで通用してしまう裁判があっていいのだろうか。被告が弱者であるという考えは取り除くべきだ。まして百戦錬磨の裁判官であれば、判例を用いても全てが言い逃れであると見抜けるはずではないか。どうしてこのような結果になってしまうのか、人の人生を左右する裁判でこんな判決を下した裁判官の責任は重大である〗
〖西が志村化工株の相場操作容疑で逮捕され、懲役2年、執行猶予3年の判決が下されたが、鈴木は親和銀行事件で懲役3年、執行猶予4年の判決を受けた。西の場合は証券取引等監視委員会(SESC)の告発を受けて東京地検特捜部が逮捕起訴したが、鈴木は親和銀行から告訴され警視庁が逮捕した。事件内容はそれぞれに大きな違いがあるが、鈴木の犯行は卑劣で、頭取のスキャンダルを仕掛け、総会屋や暴力団組長と共謀し、100億円以上という莫大な金額を不正な手段で融資させている。その罪状からして量刑が軽いという事が周囲の人間の話題となった。その原因は様々あると言われたが、先ず親和銀行の顧問弁護士に就いたヤメ検で有名だった田中森一(故人)と鈴木の長谷川弁護士との談合にあったのではないかという噂が頻繁に飛び交ったらしい。表面的には損害賠償の和解金として鈴木が払った約17億円。しかし、表面化していない金額も相当なものだったらしい。田中弁護士の豪腕も有名だったが、長谷川弁護士の裏技も流石と言えるものだったらしい。この長谷川弁護士の老獪さは、今回の裁判でも存分に発揮されたのである。鈴木にとって幸いだったのは、親和銀行に払った約17億円に関して、この裁判で品田裁判長が一切触れなかったことだった。訴外の事件であっても、株取引と同時期に表面化した事件で株取扱合意書に直結する事柄でもあった。この約17億円に触れなかったことに大きな不審感と疑惑を覚える〗
〖香港での事件後、A氏から紀井氏経由で連絡を受けた鈴木は、香港で西の殺害に失敗した事を内心では不安に思い、その事件の首謀者の疑いが自分に向けられている事と、西から鈴木の裏切り行為がバレるという疑心暗鬼に襲われただろう。それで鈴木が考えた打開策が「合意書」に基づいた株取引を無かったことにするために、それが西の作り話でA氏も西に騙されているという、とんでもない筋書きだったのだろう。香港事件が西のいう通りであれば、鈴木は西が香港で殺されるという前提で事前にさまざまなことを考えていたと思う。西の口を封じて株取引の買い支え資金という名目で西がA氏から金を騙し取った事にする積りだったと思う〗(以下次号)