〖鈴木、人の親切を喜び、不人情を嫌うのはどの民族も同じだぞ。オフショア地域に住んでいる人達も、悪い事をする人間は嫌いだ。悪人を庇ってくれる民族はいない。一度だけは金を与えれば庇ってくれるかもしれないが、その金が人を騙して得た金と解るとほぼ全員が敵になるだろう。鈴木は「金に色はついていないからバレない」と言うだろうが、世界中の悪人が悪銭を持って集まるオフショア地域の住民は善悪には非常に敏感だと聞く。悪人か善人かを見分ける術を知っている。悪人は全員お前と同じような顔をしている。気を付ける事だ〗
〖鈴木を知る誰もが口を揃えて言うことは「鈴木は相手方には出来るだけ書類を渡さずに口約束だけにして、仮に書類を出す事があったときには100%回収することに執着する男で回収漏れなど絶対に有り得ない」という。これが鈴木の詐欺の手口の基本姿勢になっているのだろう。最悪、裁判沙汰になったときの事も考えて証拠となり得るものを一切残さないということか。この事からも鈴木は詐欺の手口を研究しマニュアル化していることが窺える〗
〖鈴木は「質問と回答書」(乙59号証)の中で、平成14年3月頃に原告から「どうしても話をしたいから事務所に来て欲しい」旨の連絡があったと全く事実無根の主張をして、その際の話の内容として恰も(あたかも)鈴木には債務が無いという印象を残す書き方をして非常に汚い手段を取っているのが分かる。呼び出された事実もなければ、そんな話をした事実も全くないのに、読んだ裁判官が持つ印象を考慮して緻密に作られた非常に悪質な証拠資料である。A氏は鈴木の電話番号すら知らず、紀井氏の電話番号を西から聞いたくらいだったらしい。しかもA氏が初めて鈴木に直接電話をしたのは平成18年10月13日だったという。この事からも如何に西が鈴木の代理人を務めていたかも同時に分かる。それだけにこの陳述書に対するしっかりとした反論が無かったことがやはり残念でならず、A氏代理人は改めて責任を痛感すべきである。中本と戸塚は何のための弁護士か。それに乙58号証と乙59号証をA氏に見せていない。A氏に見せていれば、すぐに反論したはずだ。青田がA氏と中本を名誉毀損と損害賠償請求で訴えた時のA氏の反論も6か月以上提出せず、A氏に強く言われて提出したら、すぐにA氏に対する訴えは却下されたではないか。2人とも弁護士としての責任をどう思っているのか〗(関係者より)
〖人間は自分が置かれている立場を見極めることが大事だ。今の鈴木は特に大事だと思う。じっとしているのが良いのか、そろそろ動き出した方が良いのか。家族を守るにはどうすればいいか。色々と考えなければならない時が来ている。後手を踏むと今までの苦労が水の泡になる可能性は大きすぎる。何をするにしても早く「潔く」する事だ〗
〖鈴木は貸金返還請求訴訟の法廷で合意書について「A氏から資金提供を受ける為に必要だという西に協力して書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった」と言っているが、平成11年7月8日にA氏、西、鈴木の三者が「合意書」を交わす際に、それまで寡黙だった鈴木が社長を説き伏せる為に「ここ3~4年で20~30億円という授業料を払ってきたので絶対の自信があります。これからいくつもの銘柄を仕掛けていくので安定的に資金が必要でありそれを社長(A氏)にお願いしたい」と力説したのを忘れたか〗
〖鈴木が今も逃げ回って所在が掴めないのであれば、日本にいる鈴木の家族や親族にマスコミの取材攻勢や読者の目が向けられるのは必然の事だと思う。鈴木の巨額な隠匿資金で日常の生活が賄われている以上、それは覚悟するべきだ。しかし公表はされていないが、水面下では鈴木の所在は不明ではない筈で、当局も調査の段階でありタイミングを見極めているとも思える。いずれにしてもこれまでのような悠々自適の生活というのはバブルが弾けるように泡と消えるのは時間の問題であり、世間の目は誰もがそれを望んでいるのは間違いない。一つ言えることは、逮捕される前に謝罪しないと最後には大きな借金が残り、家族にその分が覆いかぶさる結果になるだろうということだ〗
〖樹木にとって最も大切なのは果実だと思っている人が多いと思う。鈴木もそうだろう。しかし、実際は種なのだ。種が無ければ実がならない。鈴木は考えを改めるべきだ。1000億円の「果実」を実らしたのは確かに鈴木の力は大きいかも知れない。しかし、種を恵んでくれたのはA氏だという事をしっかり自覚するべきだ。そうすれば自分が今やらなければならない事が解る筈だ。このままでは、今後もさらに拡散することは間違いない。世界の眼が鈴木本人だけではなく身内全員にも注がれる中で、鈴木の悪事を許す訳がない。昔の事件ですらいまだに人々の記憶に残っているが、今はインターネットの時代で拡散の度合いが昔とは比べ物にならないほど全く違う。身内の顔写真も用意されているようだ。全てが最悪な事態になることは目に見えている〗
〖紀井氏は鈴木に雇われ株取引の売りを担当していた。株取引の詳細な内容について「確認書」にまとめて裁判資料として提出していた。その「確認書」に紀井氏の証言が記載してあり、「鈴木氏の指示した銘柄を西氏が買い、株価が上がったところで先に鈴木氏が売り利益を度々取っていましたので、この事により西氏が約58億円の損失を出すに至ったというのは事実であります」とあるが、これは「合意書」に沿った役割分担で株取引が行われた事を示す重要な証拠である。この「確認書」を無視する品田裁判長は「合意書」の有効性を意図的に否定しているとしか考えられない〗(関係者より)
〖今回の事件を通して、裁判の判決は裁判官によって全く逆になることもあるのではないかと感じた。しかしこれは異常事態だと思う。裁判は勝つか負けるかのいずれかであり、和解もどちらかの条件が優先される。過ぎ去った過去の事実がどうであったかを裏付けるために古い書面を提出させたり、証人尋問を行ったりして何とか真実に近づこうとするのだろうが、鈴木のように嘘の陳述書であっても、それを裁判官が当時の事情を正しく反映した文章なのか判断し、自分に有利なように事実を曲げた証言であるかどうか、真偽を判断する。過去の出来事を今に再現することに限界があるのも事実だ。だからこそ、それぞれについての詳細な検証が絶対に必要となるのに、品田裁判官はその重大な検証を怠っている。もし詳細な検証と、且つ公平公正な判断を下せる裁判官であったなら結果は全く逆のものになっていたのは明白だ〗(以下次号)