〖「合意書」と「和解書」の意味は何か。合意は当事者同士が同意し約束することではないか。和解は片方が約束を破り、誤りに気づいて謝罪し、元の状態に戻すものではないのか。もし「相手の言いなりで合意した」とか「強制的に謝罪文を書かされた」と後で取り消す場合、直後に警察や弁護士に相談していれば取り上げるべきだが、本人が逃げ回っているのに、強迫や心裡留保が入り込む余地は無い。このようなひどい裁判判決は存在しない〗
〖立ち食いうどんのチェーン店の展開の先駆けとなった「はなまるうどん」創業者は豊田商事の残党だったようだ。図々しく上場しようとしたようだが上場審査で前歴が明らかになり上場延期となった。警察には摘発されなかったようだが、創業者は表舞台から身を引き、「はなまるうどん」は牛丼の吉野家ホールディングの傘下となって盛業している。創業者は大きな利益を得た事だろう。創業資金は、豊田商事の社員時代に営業社員として稼いだものだと思われるが、納税義務は果たしていたらしい。鈴木のように、海外に多くのダミー会社を設立し、タックスヘイヴンの税制を利用して個人の納税義務も果たさず、裏の舞台で稼ぐことに快感を覚えて、大恩人を裏切り続けている非人間な悪党の末路はどうなるのか。世間がこのまま好き放題にさせることは有り得ない。罪は何処までも追いかけてくる。因果は決して咎人を見逃さない〗
〖長谷川幸雄元弁護士の悪評が周知の事実となっています。しかし、杉原正芳弁護士も宝林株の「大量保有報告書」で犯罪行為に手を染めています。杉原は紀井氏の名前を無断で使用し金融庁に提出している。これは明らかな不正行為です。杉原はおそらく鈴木の依頼を受けたでしょうが、その行為は重大です。高額の報酬があったなら、なおさら弁護士としての良識が問われます。さらに、杉原はペーパーカンパニーの代理人としての業務を続けており、これも疑わしい行動です。宝林株の取得においてA氏の名前を隠すことは、鈴木の明白な裏切りと利益横領計画の証拠です。鈴木とその共犯者が未だに裁かれていないのは、日本の法律に抜け穴があることを示しています〗
〖A氏の弁護士、中本は家族から「A氏の代理人弁護士を辞任してほしい」と哀願されていたとの事だが、これが事実なら弁護士の家族としては失格ではないか。裁判での敗因が中本に全く無い訳どころか訴訟に取り組む姿勢がなっていない。そこをよく理解し反省しなければ今後、弁護士活動はできないと思う〗
〖鈴木は、相手の信頼を利用する手法を巧妙に駆使しています。A氏や西、そして山内興産の社長である末吉和喜氏を欺いたり、紀井氏を利用して鈴木自身に利益をもたらす計略を巧みに実行しています。鈴木は困っているふりをし、土下座や涙を交えて相手の感情に訴えかけ、目的を達成しています。しかし、その後は容赦なく相手を裏切る最低最悪の人間です。これ以上の被害を防ぐ対策が急務です〗
〖鈴木の裁判は、これほど大きな金を巡る事件としては裁判史上において稀な裁判であるのに、担当した品田裁判長は、紛争の要となる株取引を「合意書」と「和解書」を否定する事により排除してしまった。これにより問題の本質が大きく変わり、動いた巨額の資金の追及は不明瞭な形で取り上げられる事無く、明らかにされるべき真実が闇に葬られた。公正公平な裁判が開かれたとは到底思えない〗
〖合意書を締結する際、鈴木は「この株取引で利益を出さないと、私も西会長も社長への返済ができないので、お願いします」と懇願しました。しかし、和解協議の場では「合意書」について「忘れた」と述べ、常識に欠ける人間性が問われることになりました。以前に西に頼んで破棄されたと思っていた「合意書」をA氏から突きつけられ動揺し答えようがなかったのでしょう〗
〖弁護士にもいろんな人がいるとは思う。この裁判を見ていると弁護士に失望することが多かったが、弁護士としての立派な信念をもっている人も少なくないと思う。ある弁護士は「私どもに頼って来た方々、困りきって頼ってきた方々を見捨てない。護りきる。何としても護りきるという強い使命感、弁護士としてこれが一番大事な事だと思っている」とテレビの取材で語っていた。しかし、民事事件の弁護依頼で、他人を騙しながら自分を正当化するために弁護士の力を借りようとした鈴木のような悪党にはどのような対応をするのか。悪人と分かっている人間でも報酬の為に依頼を受けるのか、依頼を受ける前にその人間の犯した罪を諫めて被害者との和解を勧めるのか。弁護士としてどちらが一番大事なことなのか。裁判をする前に和解を勧めて双方の言い分に乖離があって和解が成立しなかったときに裁判で争えばいいと思うが、弁護士の本音は何処にあるのか、是非知りたい〗(以下次号)