読者投稿 鈴木義彦編③(373)

〖鈴木は和解協議を白紙撤回し、平林弁護士と青田を代理人に指名した時から裁判になる事を確信していたのだと思う。自分に勝ち目がない事を知っていた鈴木は、全ての秘密を知っている西の存在を排除することで自分の正当性を主張するストーリーを長谷川元弁護士と謀って作り上げようとしたのではないか〗

〖鈴木のように、人を散々踏みつけにした挙句に借金を平気で踏み倒し、罰せられることも無く家族共々、贅沢な暮らしを送っている人間がいる。こんな理不尽なことを許しておいていいのか。罰を見逃した裁判官や、高額な報酬を貰って弁護した弁護士達にとっては終わってしまった裁判に関心はないかも知れないが、被害者にとって納得できるものではない。裁判官の誤審による誤判のせいで自殺した人もいると思う。法律も、道理も、社会の枠組みすら守ってくれないのであれば、自分で罰を与えるしかないのかと思ってしまう。過去に「天誅」を受けて殺された大悪党もいた。鈴木のような人間は女房や子供までが酷い仕打ちにあっても文句は言えないだろう。とにかく、鈴木をこのまま放置しておいては世の中が不公平すぎる〗

〖鈴木は後々の事を考えると西の存在が邪魔になることが判っていた。過去に使った手口では西を排除できないと考え、少し時間をかけて精神的に追い込む方法を選んだのではないだろうか。西は、志村化工株事件と香港事件で検察や香港警察に鈴木の名前を喋らなかった。それには自分の利益配当分を守る目的もあった。和解協議後から鈴木の態度が豹変したのではないだろうか。鈴木は青田を使って西を尾行したりして西に命の危険を感じさせ、精神的に追い込んで行ったのだと思う〗

〖鈴木が株取引で自分の存在を隠すために自分の名前を一切表に出さないというやり方は、エフアール社の自社株買いをやって株価の維持を図っていた時の手口そのままだろう。株の取得もペーパーカンパニーの外資名義で行い、西に株価を高値誘導させ、紀井氏に投資会社等を経由させ高値で売り抜けさせるという一連の取引の実態はまさにその延長であり応用だと思う。この手口を裁判官がどこまで理解していたのかは疑わしいが、見抜けていなくても無視したのは事実だ。A氏側の主張や多くの証拠を何ら検証もせずに安易な判断しかしていない。何の疑念も解決せず検証努力もしないで正当な判決が下せるはずがない。こんな役立たずの裁判官に裁きを任せることを、裁判所がこれで良いと考えているのであれば日本の裁判所は税金の無駄遣いにしかならない。一刻も早く是正するべきだ〗

〖裁判とはトラブルの真偽をハッキリさせ、社会関係における利害の衝突や紛争を解決、調整するために、一定の権威を持つ裁判官が下す拘束力のある判定であるはずが、品田裁判長は、紛争の解決どころか調整すら出来ず、挙句の果てには善と悪の判断もつかず、不当判決を出してしまった。こんな人間に裁判官を続けさせる訳にはいかないだろう〗

〖鈴木は西と出会い、西のスポンサーであるA氏が大変な資産家である事を知ると、あらゆる名目や手段で金を詐取する事を考えたはずだ。その為にA氏が信用していた西を株の高額な利益金で抱き込み、利益を隠匿する管理の主導権を握り続けた。「利益金を二人で折半しよう」と鈴木に誘惑され、西自身も度の過ぎる金使いで資金繰りに困っていたようで、いとも簡単に鈴木の術中にハマってしまった。俗にスパイと呼ばれる情報工作員の世界でも同じような手段で仲間を作っていき、最終的に利用価値が無くなったら切り捨て、約束が守られた試しが無いと聞く〗

〖西は、遺書で「社長に多額の資金を援助してもらいながら、自分が力足らずで成功できなかった」と詫びているが、西は事業に使う資金だと言って嘘をついてA氏から大金を借り、銀座や赤坂のホステスに貢いでいた事は、その店の従業員が暴露している。また長男の内河陽一郎と一緒にギャンブル場に出入りしていた事や、自分の女房に銀座にクラブを持たせていた事も周囲の人間が証言している。西は鈴木同様に裏切りを犯している。西も人間の仮面をかぶった獣だ〗

〖鈴木が雇っていた弁護士に杉原正芳という男がいる。この杉原は鈴木が第三者割当増資やユーロ債を引き受ける多くのペーパーカンパニーの常任代理人を務めながら、それらの会社を実体のある投資会社であるかのように装って大量保有報告書の作成に当たり、虚偽私文書作成を働き、その提出を担当していた。宝林株の件については取得資金の出所を偽って紀井氏の名前を無断使用する等、弁護士であるにも拘らず平気で法を犯す。杉原は鈴木の脱税に大きく関与している為に懲戒請求を受けているというが、懲戒だけで済まされる話ではない〗(以下次号)

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