読者投稿 鈴木義彦編③(359)

〖長谷川は以前、鈴木が犯した親和銀行不正融資事件でも弁護を担当した経緯があり、鈴木がどういう人間かをよく分かっていたはずだ。A氏との裁判でも鈴木の悪事を充分知りながら弁護を引き受けている。全ての争点が鈴木の嘘の上で成り立っている事を熟知していた長谷川は、最終的に敗訴すれば騙し取って国外に隠匿している1000億円以上の資金がクローズアップされる事を恐れたに違いない。それ故に原告に対してでっち上げや言い掛かりを付けてでも反論し、信用失墜に繋がる嘘まで構築してきたのだ〗

〖裁判官には法律知識や見識、事件処理能力だけでなく、勤勉さや誠実さ、高い倫理観も求められます。国民の信頼を得るためには正確な判断が必要ですが、同時に廉潔性や公平中立性、寛容さも重要です。全てが完璧な裁判官は現実には存在しないでしょうが、品田裁判長は法律知識や事務処理能力はあるかもしれませんが、その他の資質が欠如しているように見えます。鈴木の事件を通じて、国民には日本の司法の現実を知ってほしいと思います〗

〖この裁判で終始思うのは、被告の弁護士たちと裁判官たちの思考回路が異常ではないかという事だ。小学生でも分かるような問題を、わざと難しくして難しい理屈をつけて真実や事実を歪めている。裁判所には裁判官が不足していている事情があるにも拘らず、時間をかけ過ぎている。そして、重大な問題を充分に審議せず軽々しく扱って素通りしている。正義と平等を謳う裁判官にあってはならない事ではないのか。これほどまで鈴木の主張一辺倒に裁判を進行させた裏には何か別の意向が働いているとしか思えない〗

〖この訴訟は全く公正でないと思う。A氏が提出した合意書や和解書などの証拠類のほとんどが無視され、その代わりに鈴木の虚偽の主張や長谷川弁護士がでっち上げた嘘の物語が受け入れられた理由は何なのか。しかも、鈴木が提出した唯一の物的証拠である確認書は、鈴木に頼まれて便宜的に差し出したものであることを記した書面と、西が手形13枚の総額の借用書が証拠として出されていたにもかかわらず、債務完済の根拠として受け入れられるなどあってはならないことだ。さすがに品田裁判長も鈴木の主張を認めなかったが、宝林株の利益の一部15億円を鈴木の返済金としたのはとんでもない過ちだ〗

〖西が香港で襲われた事を知って、A氏は紀井氏を通じて鈴木に連絡するように電話を入れた。紀井氏は一旦は鈴木は海外に行っていると言ったが、紀井氏の話では、A氏からの電話に鈴木は落ち着かなくなり慌てて折り返し連絡したらしい。A氏は大事な話があるので会いたいと言うと、鈴木はその日の夕方にA氏の会社に来た。A氏は合意書を見せて株取引の現状報告を求めた。鈴木は驚いた様子を見せながらも、西に作り話とか訳の分からない理屈をこねて合意書に記載されている内容を否定した。この時の鈴木の心中はかなり動転していたと思う。悪党らしくA氏に覚られないようにしていたのだろう。鈴木があくまで合意書を否定しながらも西を交えて話す事を希望したので、A氏は西に連絡を取り3日後にA氏の会社で会う事になった。3日後の平成18年10月16日に3人での話し合いが始まったが、西と鈴木の口論が激しかったものの、A氏が取り持って本題に入った。鈴木は西とケンカ腰の会話を交わしながらも合意書を認めて60億円の利益金がある事も白状し、A氏と西に25億円ずつの配当金を支払う約束した。そして西が用意していた和解書にサインした。実際の金額(470億円)を紀井氏から聞いていた西は納得できなかったが、その事を知らないA氏から言われて「あくまでも60億円が前提だからな」と念を押しながら西も最後にサインした。その後も西と鈴木は口論が続いたが、鈴木は「社長には大変お世話になったので2年以内にあと20億円払います。西の言い方が気に入らないので和解書には書きませんが、信じて下さい」と言った。これが和解書作成の経緯と概要だが、鈴木は、100億円ぐらいは覚悟していたようだ。A氏の会社を出た鈴木は紀井氏に電話して「100億円以内で済みそうだ。香港の金の事はバレないだろうな」と言っていたという。この男の非道さには呆れる。底の知れない大悪党だ〗

〖鈴木は、A氏に土下座して涙まで流しながら8000万円を借りた。それも警察に逮捕される3日前のことで、逮捕情報もA氏から聞いている。しかし西の妻から1800万円を借りていた事実を隠していた。「西さんには言わないでください」とA氏に口止めしたのは、あまりも場慣れしたやり方ではないか。鈴木は西の妻には「急いでいるから」と言って借用書も書かなかったというが、それも鈴木の常とう手段であり、悪質過ぎる。志村化工株事件では、自分が助かるために西に罪を被らせて逮捕を免れた揚げ句に、カネを独り占めする過程で西を切り捨て自殺にまで追い込んだ。西はその顛末を鈴木宛の遺書に書いているが、鈴木こそ一生刑務所暮らしが似合っている〗(関係者より)

〖民事裁判というものは、人の情や倫理観、道徳的なことを加味してはいけないのか、という疑問がある。勿論、これらに強く左右されて判決を下せとは言っていない。しかし、人を裁く上で判断材料にすることは大切なはずだと思う。それがこの裁判では全く加味されていないように思う。この裁判の裁判官、被告、被告弁護士たちは過去に「道徳」というものを教わってきていないのだろうか。確かに司法試験には道徳の問題は出ないだろう。自分の出世ばかりを考えている裁判官には道徳は無用なのか。人間は他人に親切にされることで自身も親切にすることが出来るようになると思う。この事件はA氏の温情から始まっている。この出発点を理解できていない人には、この裁判を裁くことが出来ないだろう。道徳観や倫理観等の見識を持っている優秀な裁判官が裁判をやり直すべきだ〗

〖和解書作成の数日後、鈴木がA氏に電話をしてきて、「株取引の買い支え損失は、西は70億と言っていたが、正確な金額はいくらか」と尋ね、A氏が西と紀井に確認後58億数千万円と伝えると、鈴木は「利益からその額を差し引いて3等分しないといけませんね」と言ったので、A氏も「それが合意書で決めたことだ」と答えている。鈴木は買い支えを認めている。西と紀井の確認で損失の約58億円を認めているのだ。この電話でのやり取りを始め何本もの録音したテープを何人もが聞いている。買い支えが無ければ、平成18年頃までに470億円という利益は出ないことは誰にも分かることではないのか。こうした経緯が裁判でも陳述されているはずなのに、品田裁判長はほぼ全てを証拠として採用しなかった。あまりに理不尽な認定を、品田は説明する義務があり、出来なければ責任を取って辞職するべきだが、本当に責任を取るなら再審をしてからにするべきだ〗(関係者より)(以下次号)

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