読者投稿 鈴木義彦編③(340)

〖この裁判は、裁判官が無理矢理に自分のフィールドで裁く環境を整えたのだと思う。株式市場や株取引の事にはほぼ触れずに、訳の分からない意味不明な理由で株に関連する事柄や証拠を争点から排除している。こんなやり方では事件の本筋など見極める事が出来るはずもなく、当然誤審から誤判へと一直線に進む事になる。判決文の遠まわしの表現や、どちらとも取れるような煙に巻く文脈で誤魔化そうとしているように映る。今回の裁判に関して言えば、裁判官の誤審誤判が酷すぎて、真実が捉えられていないと思うのは当然のことである〗

〖まさか品田裁判長が判決文を真面目に書けず、コピー&ペーストしたとは思わないが、鈴木側の弁護士に翻弄された事は事実だ。鈴木の弁護団と品田裁判長の目的は同じだったのではないだろうか。談合があった可能性は捨てきれず、法廷での双方の言動に阿吽の呼吸があったようにも思う。品田裁判長は株取扱合意書を無効にするために強引な判断を繰り返して自分の目的を遂げた。鈴木の弁護士はあらゆる卑劣な裁判戦略を駆使して、取り敢えずは勝訴を勝ち取った。双方の目的は無言のうちに達成出来た事になる。この裁判の真相は、絶対に再審の場で解明されるべきだ〗

〖西は、鈴木との密約で自分が受け取る予定だった株取引の利益金を全てA氏に書面上で譲渡してから自殺している。鈴木と同様に合意書を反故にしてA氏を裏切っていた西にとっては当然の事であったが、品田裁判長が西との密約など無かったと嘘をついた鈴木を支持し、誤認して判決を下してしまった今の状況では、密約は紙屑同然になってしまっている。しかし、品田裁判長の判断は重大な誤判として世の中に晒され、永久に非難されることになるだろう〗

〖世間では、普通の人間はある程度の地位や名誉、そして財力を得れば満足するものだと思うし、そこまで届かなくても人の物を盗むことはしない。それでも良き家族や友人に囲まれて人生を送る事が一番の幸せではないか。鈴木は、最終的にどんな人生を目指していたのだろうか。こんな悪党が幸せな人生を送る事は世間が赦すはずがない。何時までも自分の都合の良いように世の中が回る事はあり得ない。このままでは鈴木のこれからの人生は不幸の連続になる。そうでなければ鈴木という悪党の人生の辻褄が合わない〗

〖鈴木はA氏と会った時から常に自己資金に困窮していた。それは鈴木が自分で言っていた事で、A氏がそれに同情して協力したことがこの事件の原点だ。被告代理人の平林弁護士が法廷で「こんなことは世の中で考えられない」と述べているが、その言葉だけは正しいかもしれない。バブルの崩壊時は銀行さえも今までの取引先が瀕死の状態であっても見向きもせず、逆に「貸し剥がし」や「貸し渋り」といった非情な行為を繰り返した。そんな中にも困っている人がいれば黙って見過ごせない人もいた。平林弁護士はそんな人が存在することを知らなかったと思う。鈴木の代理人としてA氏に会っているが、A氏に会って話した時に「こんな人もいる」と気付いたのではないか。その驚きが「世に中で考えられないこと」と言ったのだと思う。そうであれば何故鈴木を諭さなかったのか。やはり弁護士も報酬次第だったのか。A氏の鈴木への協力が、度が過ぎたというにしても、それ以上に鈴木の人間性の方が最低最悪で異常だったとしか言いようがない。大勢の読者は「世の中にこんな酷い人間がいるのか」と思っているだろう〗

〖西とクロニクルの天野氏が自殺したが、2人の死亡に伴う不審さは残っても犯罪は証明されなかった。鈴木の周りには不可解な事件が多すぎるが、鈴木の周囲にいるほとんどの人間が、鈴木の関与を強く疑っている。警察は証拠がないために動かなかったが、鈴木の周囲に起きた自殺や失踪の動機には鈴木の陰謀があった事は否めない事実だ〗(関係者より)

〖鈴木が会社倒産、自己破産、自殺しか考えられなかった窮地をA氏によって救われ、A氏は恩人であるにもかかわらず、計画的かつ卑劣な手段で騙し裏切った。裏切りの手口が際立っている。A氏の信用を得ていた西が籠絡された事が鈴木の謀略に拍車をかけた。西の加担が無ければこれ程まで甚大な被害をA氏は受けていなかったはずだ。それだけに鈴木にしてみれば西を抱き込むことは必須だったはずだ〗

〖鈴木は、西を通じて、A氏に借入金の減額を願い出て、株の配当が増えることをチラつかせながら交渉した。しかし、減額交渉に成功しても株の配当金を支払ったことが無い大嘘付きだ。A氏は平成14年6月に、鈴木との貸借関係を整理するために、西と鈴木を会社に呼んだ。数日前に西から「今後は株の配当金が大きくなるので、鈴木に対する債権を25億円にしてやってくれませんか」という依頼があった。A氏は「株の配当金が増えるなら」と貸付金を25憶円に減額して、新たに借用書を交わそうと考えた。しかし、当日に鈴木は「西さんに社長への返済金の一部として10億円を渡しています」と言い出した。A氏が驚いて西に確認すると、西は突然の話に狼狽しながら心当たりがあるようで、この鈴木の言葉を容認した。A氏は、この時鈴木に「何故そんな大事な事を連絡してこないのか」と叱った。鈴木は「すみません」と詫びただけだった〗(関係者より)(以下次号)

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