読者投稿 鈴木義彦編③(336)

〖鈴木側の平林弁護士とその当時A氏の代理人との交渉は、全くかみ合っていなかったようだ。平林はA氏との示談交渉も全く誠意がなく、いい加減さが目立った。鈴木からは、代理人に指名されていたが、鈴木は平林に70億円払うことになったが、すぐ払うと言って50億円にしようとした〗

〖A氏が株取引の利益よりも、鈴木や西の未来の再建に協力する気持ちが優先していたことは、鈴木にとって好都合でした。そのため、鈴木は株価の買い支えに必要な資金の協力依頼を説得する自信を抱き、信用を得るために株取引について情熱的に語り、「合意書」の作成に至ったのでしょう。買い支えの名目でA氏から得た資金がなければ、鈴木は株取引で利益を上げることは不可能であったはずです〗

〖和解協議の場では、これまでの鈴木の態度が一変した。裏切りが露呈し、とうとう本性を現したかのようだ。言動はますます横柄になり、西に頼んで破棄させたと思われていた「合意書」を「忘れた」と言い張る。A氏に熱弁を奮って説得したことを無視して、鈴木は「合意書」の原点に戻ることを拒み続けた。何とあさましい人間だ〗

〖西が香港で事件に巻き込まれたことをA氏は陽一郎からの電話で知ったが、詳しい内容は把握できなかった。西の妻から電話もあったが、やはり要領を得ない。西の無事だけは確認できたのでA氏は西の帰国を待つ事にした。西は帰国後すぐにA氏を訪れ事件の一部始終を語った。A氏はこの事件を西から聞いて初めて株取引での鈴木と西の裏切りを知ったのである。そして西は、紀井氏に会って事件の詳細を話した。紀井氏は、以前から鈴木の凶暴性を知っていた為、自分の身の危険を感じ鈴木との決別を決心し、西の質問に答えたのだった。西は紀井氏の話に驚愕した。それは、鈴木が「宝林株の利益を運用しながらペーパーカンパニー名義で複数の銘柄を仕込む中で、西にA氏からの支援金を利用して株価を高値に誘導させ、紀井氏に指示して高値で売り抜け、トータルで約470億円以上の利益を海外に隠匿している」という事だった。しかし、西は鈴木との密約があり、A氏には正確な金額を報告しなかった。西はA氏を裏切って自分の欲望だけを優先する最低の悪党になり下がっていたという自覚があったが、それ以上に香港で事件を画策した鈴木は西以上に最悪の人非人だ〗(取材関係者より)

〖「合意書」について鈴木は、「西に協力して署名はしたが、合意書を実行する意思はなかった」と言っているが、それでは何故、西に10億円渡して合意書を破棄させようとしたのか。鈴木は全てを嘘で誤魔化そうとする。品田裁判長はこの嘘つきを何故、擁護するような裁定を下したのか。鈴木は「合意書」の存在が、後に裁判になった時に致命的な証拠となる事を理解していた。それなのに品田裁判長はこの重要な証拠を無視した。判決が明らかな誤りであることを示す証拠は多数存在する。このような深刻な誤判は永遠に汚点として残り、決して消えることはない〗

〖裁判官は、なぜ、紀井氏が覚悟を決めて証言した「確認書」の記載内容を無視してしまったのか。虚偽では偽証罪に問われることは紀井氏も重々承知しているはずで、その上での具体的な金額や銘柄記載の証言であっただけに無視をした事が全く信じられない。品田裁判長の判断基準が支離滅裂で全てに整合性がなく誰もが受け入れる事など決して出来ない〗

〖最高裁は、事実誤認を理由に一審判決を見直す場合は、論理的な整合性や一般常識などに当たる「論理則・経験則」に照らして不合理な点があることを具体的に示さなければいけないと指摘している。今回の鈴木の控訴審においては、担当した野山裁判長により原審をそのまま採用した結果に終わる明らかな誤判であった。控訴審として新たな検証を行えば事実誤認の発覚は明らかで、杜撰な一審判決の全容が明らかになっていたのは間違いなかったはずだ〗

〖東京地裁、同高裁の品田と野山の両裁判長など裁判官たちは裁判官としての尊厳や威厳など持ち合わせていない。いつの間にか堕落した司法界にドップリと浸かり、己の裁判官としての使命を忘れ、特権の上に胡座をかいた税金泥棒に成り下がっている。この者達に限らずほとんどの裁判官がそうであるとは言わないが、この様な堕落した裁判官達が人を裁いて良いのか。深刻な被害者にとって救済の最後の砦になるはずの裁判所を誰も信じる者がいなくなるのという意見も多いようだ〗(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です