〖鈴木と元弁護士の長谷川が作成した「質問と回答書」(乙59号証)は、裁判で自分達を有利に導く為に捏造されたものであり、一発逆転の意味合いが感じられた。この、質問と回答方式の陳述書は、民事裁判の在り方と裁判制度において極めて重要で深刻な問題を提起していると思う。最初から最後まで虚偽の情報を積み重ね、真実を一切含まないやり方は、日本の裁判史上に例を見ない悪質なものと言える。長谷川の弁護士にあるまじき、死者(西)を利用して全てが都合のよい作り話にした。これには鈴木もいくら悪党でも少しは迷ったと思う。これだけ全てを助けて貰って土下座してお詫びした人に対してここまでの事が出来る人間は他にはいないと思う。長谷川がここまでやらないと勝てない位のことを鈴木に指示したと思われる。しかし長谷川も一番大事な事を忘れていた。A氏から呼び出されたと言って、A氏の話は一切ない。言い訳できない、取り返しがつかないミスをした。〗
〖平成10年5月28日に鈴木がピンクダイヤと絵画を、委託販売で持ち出す為に「念書」を差し入れている。この日は親和銀行事件で逮捕される3日前だ。A氏から逮捕されると聞かされ狼狽して見せたが、鈴木の狡猾さから言えば当然知っていて計算された言動だったと思う。「念書」は側近の天野氏の名前が予め書かれたものだった。天野氏は何に使われるかも知らされていなかったという。その内容は鈴木に万が一の場合はFRが責任を持つという内容だった。裁判官は何の疑いを持たずにFRの債務として認めた。この日は8000万円の現金を借りている。返済約定日は6月3日になっている。逮捕されること知っていて返済できない事が解っていて書いている。これを見ても「逮捕される」という事を利用した、A氏の情に縋ったやり方だ。鈴木を知っている人間ならば、すぐに猿芝居だと解る言動だが、A氏も、逮捕される人間が1週間で返すことが出来ないことは百も承知だが、何も言わずにいた気遣いくらい分からないのか。お前はそこまでやってもらって、長谷川とここまでやるとは人間としては終わっている。品田裁判長は鈴木の事を善人だとでも思っていたのだろうか。それとも人を見抜く能力がない為なのか、呆れた裁判官だが、判決を下した裁判長という責務からは生涯にわたって許されないことだ〗(関係者より)
〖A氏は、西と鈴木の言葉を信じ、無理な要望にも柔軟に対応していた。鈴木は絶えず紳士的な態度を取ってきたが、これは初めから計算ずくで、A氏の信頼を得る為の作戦だったと考えられます。西は鈴木を監視する立場でありながら、金に目がくらんで自らの立場を忘れ、鈴木の策略に加担してしまいました。その結果、鈴木の罠にはまり、最終的に自殺しましたが、命をかけるべき時を見誤り、無駄に犠牲となってしまったと思います〗
〖鈴木達は「和解書」の契約を覆す為に思案した末、考えついたのが「強迫」と「心裡留保」という虚偽の事由だろう。鈴木はA氏宛ての手紙で「私がした約束は西の脅かしと騙し、紀井の裏切りにより正常な判断を奪われてしたもので、私を拘束するようなものでは有り得ない」として強迫・心裡留保を装う事に余念が無い。西と紀井氏を悪者にする事により、あくまでも鈴木が被害者であるかのように見せようとしている。また鈴木はやり方が非常に卑劣だと言っているが、西と紀井氏が卑劣な行為を行ったという嘘を付く鈴木こそ卑劣な人間だ〗
〖裁判官の中には、論理が曖昧でありながら自信過剰が優先して押し通そうとする頑固な裁判官が多いのではないでしょうか。品田裁判長はまさにその典型だと思います。経験だけで事態を判断する裁判官は、誤審や誤判を引き起こす可能性が高まります。裁判官は過ちを犯しても罰せられず、在職中は安泰です。しかも、上司に従順なら一定の昇進も期待できます。このままでは裁判所が制度改革を行わない限り、優れた裁判官が育たず、誤審や誤判が減ることは難しいでしょう〗
〖品田裁判長は、事業をしていて資金繰りが最悪の状況に陥った時の人間の心裡は到底理解できないと思う。銀行は相手にしてくれない。かろうじて相手にしてくれるのは「町金融」いわゆる「マチキン」だけだ。しかも保証人がいなくて担保がなければ悲惨な事になる。そんな経営者は無理と解っていても最後まで頑張ってしまうものなのだ。本当は死んでしまう方が楽なのだが、後に残った人間の事を考えると死ぬことも出来ない地獄を味わいながら悪あがきをしてしまう。鈴木はそんな時期に西の紹介でA氏に会い、救ってもらったのだ。この様な経験はしない方が良いに決まっているが、この様な地獄を見た人も、金を貸した人もいろんな問題を抱えて訴訟を起こす。借りた方が借りる時に約束した条件で返済すれば何の問題もないのだが、鈴木のように何度も救われながらその恩義を忘れ、返済もしないような悪人もいるのだ。裁判所はこの様な悪人を厳しく罰するためにあるはずだ。裁判官は重大な責任を負っている事を自覚しなくてはならない。鈴木のような悪人を助けたために苦しんでいるA氏のような人を、それ以上苦しめる様な誤判は許せない。裁判所の事情や裁判官の出世が優先されるようでは裁判所が存在する意義はない〗
〖法律の専門家である裁判官は、法律に基づいて真偽を判断することが裁判の本質であり使命である。その裁判官が法律の解釈を誤ったり、驚くべきことに法を破って一方と癒着するなどは許されない。鈴木の裁判がこれ以上放置され、風化させられることは、ここまでの度を過ぎる多くのやり方が今後更に、国内外からの批判や非難が膨大になることは確実だ〗
〖鈴木はA氏を騙し、株取引に関わる巨額な利益を横領し隠匿するだけでなく、借金の返済でも姑息な手段を使っている。鈴木は以前から借金を返済するに当たり「今なら知人から借りて直ぐ払うが、この先はどうなるかわからない」と言って債務の10%や5%で借金を帳消しにするという悪質な常套手段を使っていたことは側近等が何度も見ている。和解協議のあと、代理人となった平林弁護士が「社長さん、50億円で手を打ってくれませんか。それなら鈴木も直ぐに払うと言っているんで」と打診したようだが、この時A氏はそんな金額の提示をもちろん跳ねつけたようだが、まさにこのやり方が鈴木の手口だ。あまりに強欲で金しか眼中にない鈴木にとっては自慢話になるかもしれないが、聞いている方は間違いなく鈴木を冷酷、非情、非常識と思う。鈴木は男気という言葉をよく使うようだが、お前に男気を求める人はいないが、少しは人間らしくしろと言いたい。いくら金があっても、こんな人間には絶対になりたくない〗(以下次号)