〖多くの国民は警察や検察が正義を守り、裁判所が公明正大に裁判を行うと信じているが、現実はそうではないと思う。各公的機関で「裏金作り」の不正が公然の事実となっている。裏金が全て税金から生まれるものであることを意識せず、自身の功績で平和な日本が維持されているかのように間違った錯覚をしているおめでたい官僚達が今の日本を牛耳っているのが現実だ。これでは日本の将来性が思いやられる〗
〖この裁判は、品田裁判長他5人の裁判官が同意見で判決が出たという事なのだろうか。だとすれば、この誤判は何かの意図があっての事だとしか思えない。この6人の中で誰が一番の上司に当たるのか、1審の品田幸男裁判長か2審の野山宏裁判長のどちらかだと思うが、裁判所の慣習で2人のいずれかの上司の意見に従ったのか、それとも裁判所の審理の早期終結という意向に従ったのかのどちらかだと思う。6人共この判決に納得しているとしたら問題が深刻過ぎる。そして6人の裁判官が裁判長の指示に従って同意したうえで判決文が書かれたとしたら品田の責任は想像以上に重い。このままでは終わるはずがない〗
〖鈴木の弁護士である長谷川の態度や言動は、厳粛な裁判にふさわしくないものばかりであり、品田裁判長が既に味方となり勝訴を確信していたかのような様子が、彼の傲慢な態度から滲み出ていた。裁判官も長谷川の態度に注意はしたものの、全ての争点で被告側に軍配を挙げた。裁判の勝訴が買えるという噂が事実であれば、被害者の「最後の砦」と称される裁判所に、正義や真実の究明は望めないではないか〗
〖請求が認められる条件が非常に厳しいと言われる再審請求ですが、それは裁判所としての誤りを認めることになるからではないのか。威厳を保つ事と、新しい事件を1つでも多くしなければならないという裁判所の身勝手な事情でハードルを高くしていると思われる。しかし裁判を取り仕切る裁判官も人間である以上間違いはある。その間違いをそのまま判例とする悪影響は計り知れない。裁判所は間違いを認めるか、あるいは再度審理するべきであると判断するのは「再審」という制度がある以上積極的に活用しなければならない。それによって裁判官に緊張感を与えることになる。裁判所がその行動を示した方が、間違いを認めないことよりもずっと国民の信頼に繋がるはずだ〗
〖鈴木とA氏との出会いは、西の紹介によるものであり、具体的には西が鈴木から個人とFR社の資金調達を求められ、A氏をスポンサーとして紹介するよう懇願されたことに起因しています。その機会を虎視眈々と狙っていたのは、おそらく鈴木自身でしょう。同時に、西も自身の東京オークションハウスの資金調達に鈴木を巧みに利用しようと画策していた可能性があります。このような思惑が潜む中で、A氏に対して「鈴木を助けてやって下さい」という紹介が行われたのだと思います〗
〖平成14年6月27日に、鈴木はA氏に対して新たな借用書15億円を差し入れている。これは、裁判で平成11年9月30日に「債務を完済した」と主張している事が虚言だという証拠だ。この借用書を作成する数日前にはA氏の鈴木に対する貸付金は40億円を超えていたが、西がA 氏に「今後は株取引の配当金が大きくなるので25億円に減額してやってくれませんか」との依頼に応えて25億円にした。そして27日の当日に鈴木が「西さんに社長への返済分として10億円預けています。」と言い出し、西が渋々認めた事から15億円になった経緯がある。40億円の貸付金を25億円に減額するという事は普通では考えられない事だが、西の「今後は株の配当金が大きくなるので・・・」という言葉に効果があったという事だ。鈴木は後日の為にそういう役目は西に負わせていた。西も鈴木の減額を依頼され、A氏の承諾を取ったものの、当日突然10億円の話を持ち出された。この10億円は合意書を破棄する報酬として鈴木から受け取っていたものだが、鈴木には合意書を破棄したと嘘をついていた。まさかこの場で鈴木が言い出すとは思っていなかったろうが、拒否することも出来ず認めるしかなかったのだ。鈴木は恐るべき人間だ。自分がやられた事はすぐに取り返す手段を講じる抜け目の無い奴だという事が解る。とにかく金に対する執着は人並みではない超極悪人であることは数千通以上の読者投稿で十分理解出来るはずだが一切クレームはないようだ〗
〖和解協議後、鈴木は手紙で和解書の支払約束を一方的に取り消す意向を示し、平林弁護士と青田を代理人に指名して自身の行方を不明にし、A氏との直接対話を断った。これにより事態は悪化し、A氏が訴訟を起こすことになったが、これも鈴木の想定内だったはずだ。そして裁判では、A氏の主張に完全否定の態勢を整えていたのではないかと考えられる。鈴木はまさに稀有な悪党で、日本だけでなく世界一の詐欺師だという声も少なくない。金額も内容も世界一悪いといわれている。末代まで永久に消えることはない〗
〖この事件の一連の出来事を読んで、こんな出会いが世の中にあるのかと驚きを隠せない心境です。もちろんA氏と鈴木のことですが、人生80年として、もし毎日誰か1人と新しく出会ったとしたら、日本の1億2000万人もいる人口の中で、A氏と鈴木が出会う確率は4000人に1人になるそうです。人間性も性格も、そして、おそらく育った環境も経済的にも真逆の2人が出会ってしまった事が運命も真逆に作用してしまったとしか言いようがない。鈴木にしてみれば奇跡の出会いであり、A氏は人生を好転させてくれた神にも似た存在であろう。しかしA氏にとって鈴木は人生を狂わされた疫病神や貧乏神に他ならない。そして司法までもがこの疫病神に味方してしまうのだから、この事件は世の中の理不尽さを絵に描いたような大事件となり、未来永劫に残り続けることは間違いない〗(以下次号)