読者投稿 鈴木義彦編③(322)

〖鈴木の周囲の人間には役割があって、西はA氏との仲介役、フュージョン社の町田は海外との繋ぎ役、吉川は株取引の市場での窓口と売買益を海外へ運ぶ運び屋、霜見は鈴木の隠匿金の運用、紀井氏は鈴木の指示を受けて取得株を高値で売り抜ける担当、茂庭は隠匿金をプールするペーパーカンパニーの管理等々。鈴木は、一応は各所に人員を配置していた。しかし、西は鈴木とのトラブルで自殺。吉川も鈴木とのトラブルで消息不明、霜見は投資家とのトラブルで妻とともに殺され、紀井氏は鈴木の悪党ぶりに愛想をつかして離れた。町田と茂庭は鈴木との現在の交流はどうなっているのだろうか。これらの鈴木の人間関係は殆どが金銭的なトラブルがもとで破綻していて、この世にいない人間が過半数だ。これが、鈴木の周辺に不可解な事が多いといわれている所以だ〗(関係者より)

〖鈴木はしでかした悪事を裁判では全て否定した。それは、全てA氏を欺き、裏切って隠匿した株売買の利益金を独り占めする為だった。鈴木は自分自身を騙し、暗示にかけていたのではないかとさえ思う。そうでなければ、あれだけ世話になったA氏に対して嘘はつけないだろう。とにかく法廷で虚言と捏造を繰り返した。しかし、その裏には長谷川元弁護士の悪質な裁判戦略と品田裁判長の協力があったことは否めない〗(関係者より)

〖宝林株の取引で予想外の利益を手にすると、鈴木の強欲な本性がむき出しになった。株取引での売買の口座管理を鈴木が握っている以上、西も鈴木の言いなりにならざるを得なかったことは確かだ。西に「合意書」を破棄させたうえにA氏を排除して利益金を山分けするという鈴木の謀略に無理矢理加担させられていった感は拭えない。全体の利益金のうち1/3以上の取り分を必ず払うと言う鈴木との約束を信じてA氏を欺いてきた西を用済みになるまで利用し、全ての責任を西に被せて香港で事件にしようと考えていたのだろう。鈴木は詐欺師以上の凶悪犯罪者だ〗

〖裁判官が、原告の主張を悉く認めず、被告の主張の殆どを支持した裁判など見たことも聞いたこともない。原告が多額の裁判費用と弁護士費用を支払ってまで貸してもいない金銭の返還と約束もしていない事柄を捏造してまで提訴するものかどうかを考えてみれば解る筈だ。原告は、この事件の中で鈴木がA氏に支払った15億円と10億円の合計25億円を株取扱の合意書に基づいた利益金から支払ったものだと主張し、その証拠と根拠も示したが、裁判官はそれを認めなかった。そして、25億円の処理も返済日も曖昧なまま無理やり合意書と株取引の利益から切り離してしまった。そして合意者を無効にすることで、その後の和解書も無効にした。この判断は、いずれも被告の後付けの嘘と捏造だらけの主張を承知の上で支持した裁判官の、故意による判断である事は明らかである〗

〖鈴木が人を騙して横領した莫大な資金が、今では1000億円以上にも膨れ上がっているとみられているというのに、外為法違反や脱税等の罪にも問われずに、法の網を潜って海外に隠匿する事が出来る事が現実にあっていいのか。それ程まで日本の犯罪に対する取り締まりが穴だらけという事ではないか。しかも裁判を通して鈴木は自身の悪行に目をつぶってもらったのだから全く信じられない。日本の司法に対する信頼が失墜し、天と地がひっくり返ったような衝撃だ〗

〖この裁判で再審請求が認められれば、裁判所が民意によって信頼を取り戻す大きなきっかけになると思う。そして問題点を再検証し、一審二審の間違いを認め、本来あるべき結果であるA氏を逆転勝訴に導けば、ネットは勿論、マスコミも大々的に取り上げ裁判所の勇気ある決断に拍手喝采を贈るだろう。この結末を見守っているサイトの読者も評価が180度変わり、日本の司法が高く評価される事は間違いない。この問題はそれほど重大な位置付けにある事を裁判所も察知して、ここまでひどく誤った判決だけは今後は絶対に避けなければいけない〗

〖鈴木にとって合意書が思惑通りに破棄されなかった事は、ずっと気掛かりだった筈だ。西に10億もの裏金を渡してまで抹消したかった程の決定的な証拠になると思ったからだ。しかし鈴木は、自分のA氏に対する裏切りを棚に上げて、西に裏切られたという怒りが沸き上がっていたと思う。その為に裁判では合意書と和解書を証拠能力がないものにする為に、長谷川と結託して作戦を練ってきたのだろう。そして思惑通りに裁判官の心証操作に成功した。鈴木と長谷川の裁判にかける執念はともかく、ここまで悪運が強い人間も珍しいのではないか。しかしその悪運からも見放される時が刻々と迫っている。好き勝手に悪行をやり過ぎた鈴木にとって、それも自業自得である〗

〖A氏からの支援を受けて宝林株で思いがけない利益金が上がった時に3人で会って何故、協議しなかったかが不思議でならない。西の残したレポートによると平成11年7月下旬に50億円の利益があったらしい。これが純利益であることは明らかだが、単純計算で3等分すると約16億6000万円になる。この時点で鈴木は西に15億円を持参させた。そして、翌日の31日に3人で会っている。この時に鈴木はどんな思惑を秘めていたのか。普通に考えればA氏は2人を労い、二人は前日のA氏の心遣いに大いに感謝の意を示し、和気あいあいとした空気で話し合ったのではないかと思う。そして、食事を共にし、好スタートを切った事を喜び合い、乾杯をして今後を期待し合い、健闘を誓い合ったのではないかと想像する。ところが、この日を境に鈴木と西の裏切りが本格化した。鈴木の最終的な目論見は利益金の独り占めであったが、まず西を10億円の報酬をちらつかせて唆し、合意書を破棄させようとした。鈴木は、A氏の協力で宝林株の購入が決まった時から、宝林株の受け皿としてオフショア地域にペーパーカンパニーを多数調達し、プライベートバンクに口座を開設し、自分の強欲を満たす為の準備を終えていたのだ〗(関係者より)(以下次号)

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