読者投稿 鈴木義彦編③(321)

〖鈴木と長谷川元弁護士の「質問と回答書」を読んでいると、詐欺師と悪徳弁護士が二人で猿芝居をしている光景が浮かんでくる。芝居は台本通りに順調に進んでいるように見えるが、拍手している観客は3人の裁判官だけだったように思う。何よりもこの陳述書で鈴木は「平成14年3月頃」にA氏に「呼び出された」と言っているが、A氏が過去数十年にわたって記録している日記にその事実はない。またA氏が呼び出したと言うなら、A氏が鈴木に尋ねたいことが山ほどあるはずなのに、それらが全く書かれていない。そして最も重要なことは、A氏が鈴木の連絡先(携帯電話番号)を知らなかったことで、その時期、鈴木の代理人である西が志村化工株事件で逮捕されていたために、A氏には鈴木の連絡先を調べようがなかった。そうした事実に加え、内容を検証した形跡もない裁判官たちの認定をどうして信用できるのか〗(関係者より)

〖品田裁判長のように裁判長としての特別な権限を有する立場に長年いると、感覚が麻痺し、権限を行使する快感に溺れがちになる。特に裁判所は三権の一角を担っているだけに絶対的な権力と化している。裁判官の誤審誤判に対する責任は何も問われない。本当に裁判所の大改革が必要なのではないか〗

〖このまま逃げ続ければ、鈴木の罪は大きくなるばかりだ。その事を鈴木は自覚しているのだろうか。過去のある鈴木が20年以上もの期間、巨額な資金を国外に持ち逃げしているのだから尋常ではない。申告漏れなどと寝ぼけたセリフが通用する筈もない。そしてそれが1000億円以上にまで膨れ上がっているとなれば、捜査機関によって身柄を拘束されるばかりかマスコミの格好に餌食になる。更にその背景に今回の一連の事件や鈴木の前歴が加わればどういう事になるか、鈴木は想像しているのか。家族や親族はまともに前を向いてなど生きて行けないのは確実であり、そんな結末をただ黙って待っているのは、鈴木自身と家族が自分たちの人生を捨てたも同然だと思う〗

〖鈴木は株取引の際、A氏からの資金調達を西に任せ、鈴木は前面に出ないようにしていたという。これはA氏からの資金を騙し取るための策略であったと考えられる。さらに、西の口を封じるために、香港で代理人を使って西の排除を実行したが、西は辛うじて一命を取り留めた。鈴木は詐欺の域を越えることまで考える極悪人である〗

〖日本の裁判では自由心証主義が採用されていて、事実認定や証拠の評価には事件を担当する裁判官の自由な判断に委ねられているという。自由心証主義とは、裁判所が判決の基礎となる事実を認定する際に、その事実の存否の判定を、裁判官が審理に現れた一切の資料状況に基づいて自由な判断により到達する心証に任せようとする原則を言うが、しかしだからと言って、裁判官はその名目を濫用して安易に事実認定をする事は許されないと規定されている。だが、現実は膨大に抱えた事件をこなしていかなければならないのだから、裁判官個々によっても判断の基準は違うだろうし、極端な判断をする場合もあると思う。裁判官の専門的知識や能力、知見を信頼した上での制度なのだろうが、品田裁判長のように重要視するべき事柄を排除してしまうようなことでは到底信頼など出来る訳がない〗

〖親和銀行不正融資事件は、表面化した当初から世間を騒がせたが、主犯格として逮捕された鈴木は、銀行頭取に青田を使ってハニートラップを仕掛けるという卑劣な手段を使い、銀行から不正に100億円以上を融資させた。金の為なら犯罪も厭わない鈴木はA氏との間で起こしたトラブルを解決せねば、鈴木に安住の地はないだろう〗

〖鈴木のケースのように、弁護士や裁判官が真実を捻じ曲げて無理矢理に勝訴を引き寄せるような裁判が頻繁に行われているとしたら、また逆に無実の罪を被せられている人が沢山いるとしたら、と考えただけで恐ろしくなります。そして一旦判決が下された裁判は控訴しても容易に判決がひっくり返るものではないし、再審という救済手段はあっても、高いハードルになっているのが現実のようです。この事件は、たまたまサイトの取材班の目に留まって、ここまでの話題になり注目されてきたから、今後の様々な展開が期待できますが、一般には泣き寝入りする事件の方が圧倒的に多いと思う。いかに一審が大切かという事ですが、その一審で長谷川弁護士や品田裁判長のような不埒な人間に立ちはだかれたら絶望的になります。これは歴史に残る日本の恥であり、本当に日本の法曹界の将来に大きく影響するのは間違いないです〗

〖鈴木義彦という人間には読者や関係者の誰もが憤りを持って非難している。法律を犯し、我欲を満たすために周囲の人間に犠牲を強いたうえに排除しようとする人間こそ社会から排除されるべきだ。関係者にとっては、鈴木の言動を身近で見聞きして事実を承知しているだけに、怒りはなおさらだろう。鈴木はこのままで済むはずはなく、覚悟することだ〗(以下次号)

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