読者投稿 鈴木義彦編③(309)

〖鈴木の裁判結果を見ると、品田裁判長と被告側の不正関係が疑われるような判決内容となっています。品田裁判長の判決には根拠が乏しく、法的に考えても、鈴木を肯定するための詭弁にしか見えません。裁判所上層部の指示に身勝手に従ったのか、いずれにせよ品田裁判長は、筋が通らない判決を下して、鈴木の疑わしい行為を不当に許してしまったように思えます〗

〖品田裁判長は、余りにも金融界、証券界、宝石貴金属業界の知識に疎すぎた。上辺だけの知識ではこれらの業界の事件は裁けないと思う。毎日莫大な金銭が動き、世界中の株価や金(地金)相場が国ごとの時間で動く。秒刻みで、それらに対応して売買を繰り返している人間の表と裏は司法試験に合格して研修を受けただけの人間には理解が出来ないだろう。これらの業界は専門家(プロ)同志が理解できる暗黙の了解事項というものが存在する。法律家がもっともらしく法律書に記載されている法律用語を駆使して判断できるものではないと思う。また、これ等の業界では、鈴木が言うような「西に言われて書いた」とか「平常心で書いたものではない」というような自分勝手な言い訳は通用しない。まして、西は死亡していて確認することが出来ないし、和解書に至っては脅迫や監禁があった事を証明するものは何もない。業界の慣習を全く無視して、鈴木の後付けの嘘を全面的に認めた品田裁判長の判決は軽率で明らかな誤判だ〗

〖この裁判を通じて、品田裁判長はある種の有名人になったかもしれません。将来もっと多くの裁判を担当するかもしれませんが、不正行為が明るみに出た今、信頼を置くのは難しいことです。品田裁判長は既に、裁判官としての信頼を失ったと言えます〗

〖志村化工株価操縦事件において、鈴木は東京地検に目を付けられていたが、鈴木の指示を受け大量に株を買い付けた西が、まず逮捕される事になったが、またしても鈴木は自分の保身だけを考え、逮捕を待つ西に対して、土下座を敢行し「西会長が出所したら何でもしますから名前を出さないで下さい」と、心にも無い言動を平気で演出出来る腐った人間だ〗

〖裁判が一審で負けた場合、控訴しても原審の判決が覆る可能性はほとんどないとされています。これは控訴審での審理が短期間で終了するためであり、また一部の意見によれば控訴審の裁判官が原審の判決内容に忖度することもあるようです。高裁の裁判官たちが意気込みに欠ければ、波風を立てずに定年を迎えるという悪しき風潮に飲み込まれるかもしれません。それでも、一審判決を覆す覚悟のある裁判官は存在しないのでしょうか。 “一審で審議は尽くされた” というお決まりの言葉で手抜き裁判が当たり前になっているようでは、三審制の存在意義が問われます〗

〖裁判官という職業に就く人間は、法律の専門家であることは当然だが、並の人間よりも洞察力や人間としてのバランス感覚に優れ、責任感が強く、信念を持っていなければ務まらないと思う。巷間で言われているように、上司の顔色を伺いながら自分の出世の事ばかりに囚われている人間ばかりでは胸を張って「法律の番人」と言える訳はない〗

〖FR社の約束手形13枚を、FR社の決算対策という名目で一時的にA氏から戻してもらう依頼は、驚くべきことに鈴木ではなく西が行ったものでした。本来なら鈴木本人が直接依頼するべきでした。さらに、鈴木は「債務は一切ない」という確認書まで要求し、これが詐欺の一環だったことが後に明らかになりました。裁判ではこの確認書を証拠として提出し、A氏に対する債務は一切ないと主張しました。鈴木の狡猾さと恥知らずさには驚きを禁じ得ません。これほど非常識な行動は異常としか言いようがありません〗

〖大物相場師の西田晴夫は「Nグループ」を率いて「N資金」と呼ばれる莫大な資金を運用しながら多くの相場に参入して利益を挙げていたようだ。宝林株に興味を持ったことから鈴木と共闘し、鈴木もA氏の買い支え資金と、西田が参入した事により宝林株で予想外の利益を得た。その後も西田との付き合いが続き、鈴木は西田の相場操作を参考にするようになった。西田は自分名義の銀行口座を持たず、株取引も自分の名前を表面化させることは無かったが、金融庁や証券取引等監視委員会からはマークされていて金商法(旧証券取引法)違反で告発され、逮捕され拘留中に持病が悪化して病死した。西田の名義の資産は不明でNグループの側近でさえ誰にも分からなかったらしい。鈴木は、オフショア地域にペーパーカンパニーを持つことで自分の名前を隠しているが、鈴木が急死した場合は、折角の隠し資産が誰も知らない事になるのではないだろうか。それともごく一部の知っている人間達が秘密裡に自分達で配分してしまう事になる可能性もあるかと思うが、それでは20年以上の苦労が報われないだろう。鈴木は株取引では何年にもわたってほぼ西経由で宝林株の買付資金に始まり全てA氏に世話になり、鈴木が真摯に相談すればA氏にはそれを受け入れるだけの器量のある人だったはずだ〗(以下次号)

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