読者投稿 鈴木義彦編③(308)

〖裁判所には、改革を訴える意志を持つ裁判官は実権を握っている事務総局に不評を買い、出世のチャンスを失い、地方裁判所での生活に追いやられる傾向があるようです。その結果、最高機関である最高裁までの昇進は困難だといいます。最高裁長官もこの状況を変える覚悟が必要ですが、実際には改革を進める意欲は皆無といえるでしょう。この慣習を打破するには、勇気あるリーダーシップと改革の意欲が不可欠です〗

〖山内興産事件も鈴木の詐欺師としての常套手段から起きた。タカラブネという銘柄の株を預かり、タカラブネ株の売却金を山内興産に払わず鈴木個人やエフアール社の資金繰りに使い果たしてしまった。A氏との事件と酷似する犯罪だ。当然に山内興産から「株券の返還と損害賠償請求」で訴えられた。鈴木は進行中の株取引に影響が出る(当局の目が鈴木に集まる)ことを恐れ、和解金として約4億円を支払い、示談を成立させている。この和解金の約4億円もA氏を裏切って隠匿している利益金を横領流用している。親和銀行の和解金約17億円にしても、100億円以上の不正融資に対して見合わない金額だし、山内興産への和解金約4億円も実害には到底届かない金額であっただろう。今回の裁判官はこれらの事件や西が逮捕された志村化工株事件を全く無視したが、これらの鈴木が関与した事件の中には鈴木の悪人としての言動や証拠が詰まっている事に気付いていない振りをしているのか、全くと言っていいほど精査していない。これで裁判官を続けるのは国民のために良くない。即刻辞めるべきだ〗

〖株の買い支え資金の調達は西が窓口として携わっていて、鈴木はA氏との直接的なやり取りには関与しなかったようです。おそらく、後々の利益分配を避けるために働いた思惑だったのではないでしょうか。西がA氏から受け取った買い支え資金は何と200億円以上にも上ったと言われています。しかし、この資金がどの株に使われたかの詳細はA氏に一切報告されていませんでした。これは非常に不透明かつ不可解で、不正な着服や横領につながった可能性が高いです。西は自身の立場を悪用し、この資金を様々な不正行為に使用しました。A氏に長らく世話になりながらも、西はA氏を裏切り、人として超えてはならない一線を超えてしまいました〗

〖宝石商が自社の商品をいくらで販売するかは自由である。裁判で、裁判長が「経済的に極めて不合理な行為」とか「販売価格の決定過程に関する客観的かつ合理的な説明はされていない」と言い、A氏が、鈴木に販売委託をした事が認められないとまで断定している。裁判長には業界の知識が無く、知ったかぶりをしたばかりに恥ずかしいほどのトンチンカンな判定になった。これは、A氏が鈴木の窮状を察して、自分の損得を度外視して販売委託の要望に応じたのである。その辺のA氏の温情も裁判長には理解できなかった。特にこの品田裁判長には正義感や人間味が全く感じられない〗

〖鈴木は、親和銀行との和解金約17億円や山内興産への和解金約4億円などの資金を必死に調達するために、宝林株の株取引で得た利益を隠匿し支払いました。この段階で、鈴木は詐欺と横領の罪に問われるべきでした。しかし、品田裁判長はこれらの巨額の和解金に対しては無関心の姿勢に終始し、鈴木を擁護するかのような判断は不自然と言わざるを得ません〗

〖和解協議で裏切り行為を認めざるを得ない状況に追い込まれた鈴木は、「和解書」で自分から50億円を支払うと約束したほかA氏に2年以内に20億円を支払うとA氏に申し出た。ところが、裁判で品田裁判長は、鈴木側が「強迫」を受け、西と紀井氏に裏切られて動揺し「心裡留保」の状態で署名指印してしまったという虚偽の主張をそのまま採用して裁定を下している。何の証拠も無い主張を支持したことで、この裁判は鈴木側が勝訴になっている。疑惑が生じないはずがないではないか〗

〖西も、A氏と最初に出会ったときは、経営する会社の資金繰りなど、自身の経済的な問題からA氏に助けられた1人でした。鈴木を紹介する以前の10年以上にわたる期間で、A氏から100億円以上の支援を受けていました。東京オークションハウスが上場する可能性すらあった時期は、西の人生の中で順風満帆だったでしょう。しかし、会社の資金繰りに詰まってきた頃、西は鈴木の誘いに乗り、恩人であるべきA氏を裏切りました。鈴木と西は似た者同士で、共通の利害で一致していたと思われます。しかし、A氏にとっては、これは大きな打撃となったに違いありません。西が鈴木に追い詰められ、裏切りの苦悩を募らせ自殺したことは、鈴木自身の末路を予見させるものでしょう〗

〖今の日本の裁判所の現状は、裁判官の評価が、裁判をこなした件数によって決まるという現実問題がある以上、裁判官による手抜き裁判は中々改善されないのではないか。また裁判の誤審誤判を防ぐための三審制も、二審で一審の判決が覆る事はほとんど無いとの事だが、全てに悪い影響が出ているのではないか。今回の鈴木の裁判に見られる品田裁判長による不当判決も、早期終結を目指し争点を簡略化する為に理不尽で強引な裁定を下したとしか考えようがない。この裁判の判決結果は誰もが納得するものではない〗(以下次号)

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