〖A氏が鈴木から受け取った金銭は、①平成11年7月30日の15億円 ②平成14年12月24日の10億円の2回だけである。①は、宝林株の株取引の売買利益として西が持参した分。②は同年6月27日に作成した借用書15億円(確定日付印有り)を10億円に減額した分である。A氏が「貸金返還請求訴訟」で請求した金額は、元金で約28億円である。この2回を仮に鈴木の債務返済分だとしても元金との間に3億円の差がある。裁判官は、鈴木が差し入れた平成9年10月15日付の3億円の借用書を何故か認めなかった。この28億円は元金のみの計算で利息も遅延損害も金も含まれていない。そして、FRの債務か、鈴木個人の債務かという審議の結論は中途半端にしたまま、結局、鈴木個人が支払ったことで決着させている。裁判官は、「金に色がついていない」という感覚で金額だけを実際の金額に近づけて中途半端に辻褄を合わせたのだ。裁判官の独断でこんな判決が下されたのだ。有り得ない裁判だ〗
〖親和銀行事件で鈴木は共謀していた総会屋と暴力団大幹部を最終的に裏切ったらしいが、よく生きていられたと思う。おそらく、その世界に顔が利く親和銀行の顧問弁護士に就任していた故田中森一弁護士に仲介を頼み、彼らに手を引かせたのだろうが、余程の金額を要求されたと思う。田中弁護士も「悪の守り神」と言われた大物だ、無償では動かない。紹介された西とも裏で通じていたと思う。コイツらは金の為なら敵も味方も関係なく、何でもありの悪党達だ〗
〖西は、鈴木から言われて「FEAM」という会社を設立した。設立から運営に至る費用は全額がA氏の負担だった。この会社は投資のコンサルタント業のような会社だったが、結局は鈴木の為に作った会社だった。鈴木は、この会社で自分専用の運転手と車(ベンツ)を用意させ、高額な給料も負担させそのうえ実父に60万円、愛人に50万円の給料まで支給させていたという。後日に株取引の利益から清算するからと言われて、鈴木の言うとおりに金を負担した。しかし後日の清算をしなかったのは鈴木の常套手段だ。西もA氏の資金だとは言え何故これほどの我儘をさせたのか。何か鈴木に弱味でも握られたのか。そうでなければあり得ない。そして、当時親和銀行事件で拘留中だったFRの大石専務の妻に対して5000万円もの金を渡した。それは鈴木が大石氏への「口止め料」だと言っていたそうだ。大石氏は有罪が決まり執行猶予中に突然の事故で亡くなっているが、天野氏の死は周囲から鈴木が関与しているのではないかという疑いが強く持たれている。どちらにしても大石氏や天野氏の死で鈴木の秘密がまた一つ表沙汰にならなかったことは事実だった〗(関係者より)
〖平成14年6月27日に、A氏と、鈴木、西の3者が鈴木の債務について改めて協議している。数日前に西が「これから株の利益が大きくなるので現在ある債務40億円(年利15%で計算、鈴木が持参した借用書記載の年利36%、遅延損害金年40%で計算すれば70億円以上になる)を25億円に減額してやってくれませんか」という依頼をして、A氏が「今後、株の利益が大きくなる」という言葉を前提に了承した経緯があった。しかし、この25億円が鈴木の辻褄合わせと合致するのだ。鈴木は減額してもらった事に感謝の意を表している。しかし、この時に何故、裁判で「平成11年9月30日に債務を完済した」と主張していた鈴木が反論しなかったのか。これはこの裁判の真実、裁判官の誤審を証明する重大な場面である。確定日付印がある借用書が存在しているにも拘らず鈴木は、この日の出来事全てを否定し、「西にA氏への返済金の一部10億円を渡したとは言っていない」とか「この日はA氏と会っていない」とまで主張している。裁判資料に当事者の署名捺印があり、確定日付印迄ある証拠を裁判所が無視することは有り得ないだろう。鈴木側と裁判長との癒着と、鈴木の全ての主張が嘘だという事がこの場面に集約されている。裁判官も今さら後戻りが出来なかったのか、嘘で固めるしかなかったと思う。この判決が日本の裁判史上最大の汚点になる事は間違いない。絶対にこのままで終わらせてはいけない。日本の法曹界の汚点として永久に残ることは間違いない〗
〖鈴木が、ピンクダイヤとボナールの絵画を言い値でA氏に買って貰った時に、「絵画は後でお持ちします」と言った事に、裁判官は不自然さと、違和感を覚えなかったのか。宝石や高級時計の委託販売価格を「整合性がない」とか「不自然だ」と言っていながら、3億円で買って貰った商品の一方を持ってこなかった鈴木を不審に思わなかったのか。これは、様々な金銭のやり取りをしている中で鈴木が、どさくさに紛れて誤魔化した行為だったのだ。それを証拠に後日になっても鈴木はこの絵画を持ってこなかった。この頃から鈴木の詐欺行為が始まっていた証拠だ。宝石業界の事が無知ならばこの件も「あり得ない事」として何故質問しなかったのか。しかも鈴木はダイヤとボナールの絵画を預託販売と称して持ち出し、代金決済もせず、返却もしていない。何故これを明らかに詐欺行為だと断定しなかったのか。この2点の債務者はFRか、鈴木個人かという論点以前の問題だ。裁判官の判断には全く一貫性がない〗
〖鈴木、お前は脅迫された、監禁されたと言って自分を正当化するのが得意の様だが、そんな事ばかりしていると「親の因果が子に報う」と言う諺があるように、お前の悪業のしっぺ返しが子孫に行くことになる。因果応報、お前に利用されたまま不幸な暮らしをしている人達がこのままでは済まさないだろう。このサイトを見て改めて恨みを募らせている事を覚悟する事だ。自分が背負うのは自業自得だが、罪のない家族がお前の罪を背負うことを鈴木は考えたことが無いのか〗
〖合意書の無効主張、和解書の白紙撤回、A氏への債務完済の作り事、確定日付印がある日の協議と借用書作成の否定。全てが鈴木が仕掛けた茶番である。これは全て鈴木の強欲さが成せる業だ。被告の嘘に、弁護士も裁判官も、A氏さえも翻弄され、全く有り得ない世界に引きずり込まれたように思う。常識では考えられない多額の金銭の貸し借りで、株式投資の現実離れした話や、世界中の租税回避地域を舞台にした1000億円という資産の隠匿。有り得ないような話が現実に起った。この出来事は善悪の世界を超えている。しかし、人間の心を持たない鈴木という人非人、報酬の為には悪事を辞さない弁護士、自分の出世のために魂を売り渡した裁判官がいることは事実であり真実だ。こんな輩を処分する事が正常な世の中に戻すことになる〗
〖A氏の会社には毎日数多くの来客者の訪問があり、中には株式投資をしている人もいる。そんな中で証券業界に精通している人間から「鈴木や西が派手に相場を動かしていて、相当の儲けを上げている。その金主はA社長だという噂ですが、私にも融資してもらえませんか」と言う人がいた。A氏は何のことか分からず西に確認したが「証券業界の単なる噂に過ぎません」と惚けていたらしい。和解書を交わした後に支払約束を反故にして行方をくらました鈴木の言動に疑問を持ったA氏は、FR当時の内部情報を聞くために重役である天野氏に面談を申し込んだ。この時点までA氏は天野氏には商取引で一度も会った事が無かったという。天野氏は会う事を承諾したが、鈴木には絶対内緒にするという約束で会う事を承諾した。それを聞きつけた西が「是非、同席させて欲しい」とA氏に頼んで同席することになった。天野氏は「FRが何とか存続しているのは社長のお陰です。有難うございます」と日頃の礼を言った。そしてFRの状況や、鈴木の株取扱の件について自分の把握している事を忌憚なく語った。それによると株取引について「500億ぐらいの利益は上がっている事」と、「その資金はA社長から預かっている」と鈴木が言っている事等、大事な真実を語っている。その内容は録音テープに残っているようだ。しかし、この日の面談はすぐに鈴木に知れることになり、天野氏は「A社長とは二度と会うな」と鈴木から激しく叱責されたらしい。この日以降、鈴木と天野氏の関係は険悪になり、天野氏の不可解な自殺につながったと思われる。A氏との面談を鈴木にリークしたのは西以外にはいない。コイツは最低の性格をしている。A氏は天野氏の話を聞いた後に、交渉の代理人に就いた平林弁護士に事実を指摘した。こうした経緯が判決には全く反映されていない。本当におかし過ぎる〗(以下次号)