読者投稿 鈴木義彦編③(263)

〖品田裁判長はなぜここまで合意書と和解書を全面的に否定したのか、それが分からない。言い方を変えれば合意書と和解書を否定するために裁判を進めていたようにも思えてくる。合意書を作成した平成11年7月から和解書作成の平成18年10月までの約7年の間に宝林株ほかの株取引で鈴木が巨額の利益を得た事実は株の売りを一任されていた紀井氏が全て証言している。これは重要な証拠となる筈であった。そして、その時の様子を西がレポートで書き記している。A氏以外の第三者の証言があるのにも拘わらず採用せず、逆に鈴木本人や鈴木を勝たせようとする長谷川の矛盾や疑問だらけの後付けの主張を採用し、判決に繋げるとはあまりにも無理があり矛盾もしているから誰も納得出来るものではない。証拠証言のレベルが違い過ぎるのは一目瞭然だ。これは裁判官としての資質や倫理観に欠ける判断だったと言わざるを得ない〗

〖鈴木が重ねてきた悪行はどれも許せるものではない。自分は被害者で弱者である事を強調したかと思えば、身勝手に自分は身を隠し、一方的に手紙を送り役立たずの代理人を立て、巨額な資金を隠匿する強引さ、「西が言った」「西に聞いた」と証言できない人物のせいにする卑劣さ、どれをとっても人間として既に終わっているとしか思えない。この裁判で関係者を含めた大勢の運命が天と地ほどに変わってしまった。しかし鈴木が抱えている罪の重さは裁判が終わっても何ら変わらない。鈴木の悪行の数々がここまでSNSを通して公開された事を考えるとむしろ鈴木が抱えた罪は重くなったと言える。世界中の目が常にある事を忘れるな〗

〖A氏は一審の判決を不服として当然の事ながら控訴したが、高額な控訴費用を取られただけで全く無意味だった。一審の判決に対して不服があるから判決の確定を遮断して新たな判決を求めて不服申し立てをしたというのに、控訴理由書以外に新たな主張立証も出来ず、わずか数カ月の審理で結審し判決が下されてしまった。一般的には高等裁判所は多数の事件を抱え多忙であり短期間に結審してしまい、原審通りの判決が出される割合が高いと言われている。刑事事件の二審では、一審判決が逆転するとその裁判官が冷遇される傾向があるとも言われている。民事の背景は分からないが、今回の鈴木事件でも組織の事なかれ主義が優先されたとしたら、司法の体たらくさと闇の深さは異常であり日本の恥である〗

〖裁判官は合意書を無効にした理由の一つに「役割分担や期間、収支に伴う事務処理的な手続きの細目等が明示されておらず余りに無限定」としているが、個人単位での約束事に事務処理的な手続きの細目など必要ない。しかも役割分担は明記こそされていないがA氏が株取得と買い支えの資金協力をしていたのは揺るがず、西は銘柄に関する事と仲介役、そして鈴木は株の売却と利益管理を担っていた。もっとも実際に株の売却を実行していたのは鈴木の側近である紀井氏であったが、しっかりと役割はそれぞれが自覚し行われていた。個人単位で交わした合意書に対して細部に渡った決め事が明記されていないからと言って全て無効にされるのは納得出来るものではない。裁判官が目指す結審に邪魔なものは全て排除する判断をしていたとしか思えない〗(関係者より)

〖鈴木の合意書に基づく株取扱利益の隠匿は平成11年7月以降から始まっている。鈴木は当時、親和銀行事件で執行猶予中だったため自分で海外に自由に渡航できなかった筈である。従って誰が、オフショアに隠匿した資金を運んでいたかという事になるが、やはり消息不明になっている証券担保金融会社社長の吉川某が浮かんでくる。紀井氏の話によると当初の株取扱の利益は、殆ど「五大」経由だったという。そして紀井氏が事務所にしていたマンションの部屋には段ボールに詰められた札束が積み上げられていたらしい。これはおそらく海外に運ばれる前の状態だったと想像できる。吉川が健在ならば当初のオフショアの隠匿場所は解明できるはずだが、この人物も安否は確認できていない。西、天野氏、霜見氏、吉川という4人の鈴木の隠匿資産の行方を知っている人間が全て、この世から消えている。ただ、1人だけ健在だと思われるのが元鈴木のスタッフで、資金管理を担当していた茂庭氏だ。茂庭氏は真実を明らかにしないのか。鈴木にとって都合の良い事ばかりが起こるはずがない。警察が不審を持たないのが不思議でならない〗(取材関係者より)

〖世の中には男と女しかいない。男は「漢」とも「侠」とも書く。漢は「熱血漢」「正義漢」を表すときに使う。侠は「任侠」を表すときに使う。「任侠」はヤクザという意味ではなく、人の為に何かをする。困っている人を見ると放っておけない性格の男のことを言う。鈴木はA氏の事を「男として一目も二目も置いている」と手紙に書いているが、鈴木には「男として」という言葉を使う資格が無い。A氏は「男」であり、「漢」であり「侠」だ。A氏と鈴木は人間として「天と地」の格差がある。A氏は「好漢」であることから大抵の事は許してくれるだけの器量を持ち合わせていると思うが、今回の鈴木の所業は人間のする所業ではない。「悪漢」の鈴木はこの世にいる資格が無い。絶対に許してはいけない〗

〖鈴木は、「現実は思い通りにならない、人の心はうつろいやすい」という事を知らないのか。鈴木の周辺には青田を始め国内外を含めるとそれなりの人間がいるだろうが、全員が金で繋がっている間柄だ。その人間達は何時、心変わりをするか分からない。心変わりした人間を一々排除していると今度は自分の身が危うくなる。そんな人間関係の中でお前は何をしようとしているのか。お前も含めて疑心暗鬼の環境の中では、当然、信頼関係も生まれない。全員が戦々恐々としているのではないか。その事は、今まで他人を騙し続けて来たお前が一番分かっているだろう。そんな連中からの情報の殆どはお前を陥れる為の策略だと思え。お前には本当の味方は一人もいない〗

〖鈴木はA氏に対し「このご恩は一生忘れません」と泣いて土下座しA氏の情に付け入り騙し続けた性根の腐った人間だ。男の涙を詐欺の手口に利用し人心掌握に長けた鈴木は詐欺だけに留まらず、10人前後に及ぶ不審死に関与している疑いがある。折角A氏によって司法の場に引きずり出すことが出来たというのに、裁判を担当した品田裁判長によって鈴木の犯罪の立証のチャンスを逃した責任は重大だ。司法の信頼回復の為にも再審の場で鈴木を裁き、関与した全ての犯罪を暴く事は裁判所を含む司法全体の特命だ〗(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です