〖FR社の決算対策(会計監査)のためと称して、鈴木はA氏に確認書を書いてもらっているが、約束手形の現物さえFR社に戻されていれば、それで十分だったはずだ。そうであれば、鈴木は株取引の利益と言って西がA氏の所に持参した15億円を、いずれは債務の返済金にすり替える計画をこの時に持っていたことになる。鈴木は裁判で「合意書に基づいた株取引など行っていない」と証言しているが、合意書には「今後の全ての株取引」と明記されていて、それは平成11年7月8日以降の株取引の全てを指している。それを正当化させるためには15億円の授受は株取引の利益分配ではなく「債務完済」でなければならなかった。鈴木は、宝林株で利益が160億円という巨額に上ったことで、本気で利益の独占を図るための計画を始動させ、西を裏切らせて合意書破棄を執拗に迫ると同時に10億円という礼金を複数回に分けて紀井氏から西の運転手の花館聰氏経由で渡したのもその一環だった〗
〖乙59号証を長谷川弁護士は「質問者の事務所において書面化して署名押印したもの」と言っているが、この書類は事務所ではなく、2人しかいない密室で何度も修正を加えながら作成して、最終的に事務所で仕上げたものだろう。今まで鈴木が失言したことを纏めて軌道修正しながら質疑応答している。狡猾で巧妙なやり方だが、相手(A氏)をとことん誹謗中傷して貶めるやり方は決してやってはいけないところまで踏み込んだもので、弁護士の倫理に反している犯罪だ。長谷川弁護士は老獪で経験豊富かもしれないが大のつく悪徳弁護士だ。長谷川の息子が父親を疎ましく思い、子供の顔さえ長谷川に見せようとしないという話があるが、よく分かる。そんな息子の家族にも悪い影響が出ることを長谷川は本当に分かっているのか〗
〖鈴木のA氏宛の手紙には、明らかに和解書に基づく金員を支払う意思を見せている。これを証拠として検証している裁判官は「心裡留保」の状態だったという鈴木側の主張を排除するべきだった。鈴木は和解協議を終えてA氏の会社を出た直後に紀井氏に電話をして「100億円以内で済みそうだ」と言っている。和解協議で2年後に支払う約束をした20億円と合わせて70億円を支払う意思はあったのだ。しかし青田光市に「そんなもの、払う必要はない。俺に任せて姿を隠した方が良い」とでも言われてか、鈴木は青田と平林弁護士を代理人に立ててその後の交渉を混乱させた。裁判官が公平公正な判断で判決していれば、一旦はA氏も回収すべきものは回収していたろうが、これはあくまで利益が60億円を前提にしているから、実際の利益470億円を解明する発端になっていたはずだ〗
〖鈴木は、A氏に送った手紙の中で代理人を立てる理由として「私が逃げ隠れするとか、裁判をするとか話を壊すつもりなら代理人は立てない」と言っている。鈴木は、このように自分が正当だと言わんばかりに詭弁を使うが、全てがその場だけの戯言で、自分の言葉に一切責任を持たない。結局は平林と青田を代理人にしたことで話を壊している。特に青田はあまりに無責任で、ただ鈴木からの報酬目当てで、鈴木がA氏と西に金を払わないようにすれば、その分が自分に回ってくるくらいにしか考えない愚か者だ。揚げ句に懇意の暴力団幹部に依頼して殺人未遂教唆まで起こし、平林も弁護士のくせに報酬に目がくらんで暴排条例に違反して暴力団のトップと面会を繰り返した。鈴木も青田も、そして平林も口から出まかせの嘘ばかりを言う奴らだ〗
〖民事裁判の判決には多くの疑問を感じることがある。判決では被害者(原告)が不利になっていることが多いように思うからだ。特に最初から騙す積りで仕組まれている場合には「騙した方が勝ち」の判決が出ている傾向が強い。これでは公平公正な裁判とは言えず、明らかに裁判官の取り組みに偏りがあるとしか考えようがない。最高裁の裁判官を経験した元裁判官の著書に書かれた内容は衝撃的で、例えば職務怠慢な裁判官が原告と被告の準備書面をコピー&ペーストして判決文を書くというのは、まさにこの裁判の裁判官に当てはまるのではないか〗
〖鈴木は、和解書を締結した時は「心裡留保」状態ではなく、25億円ずつを西とA氏には払おうとした。それにA氏には大変世話になったので、2年以内に20億円を払いますとも言っている。何故ならば、平林弁護士がA氏と初めて面談した時に、「50億で手を打ってくれませんか。それなら鈴木もすぐに払うと言っているんで」と言っている。A氏は既に西を通じて200億円を超える買い支え資金を出していたため即座に断った。和解書締結後、鈴木は何度もA氏に電話をし、会社を訪問までして支払の確認や支払方法について打ち合わせをしている。一連の鈴木の言動を考えると強迫や心裡留保などあり得ない事だった。その後、青田に「そんな事をする必要がない。自分に任せて姿を隠すように」とでも言われて平林を加えて代理人にして消息を不明にしたように思う。しかし、青田と平林の2人は代理人としての能力がないどころか交渉を決裂させるために嘘ばかり並べ立てて混乱させ、A氏と鈴木の間を最悪にしてしまった。鈴木も強欲から青田と平林への礼金ならば安くつくと算盤を弾いたのかも知れないが、本当に取り返しのつかない、身を破滅させる選択をした〗
〖鈴木は平成14年12月24日に紀井氏を伴ってA氏の会社を訪ね、現金10億円をA氏に渡している。A氏は、この時は鈴木が株取引の利益を隠匿している事実を知らなかったために返済金として受領したが、後日、利益の分配金に訂正した。鈴木は裁判に提出した「質問と回答書」(乙59号証)の中でこの10億円を「手切れ金」と主張したが、裁判官は鈴木の債務の返済金としている。裁判官はA氏の主張も鈴木の主張も認めず、しかし合意書の有効性は否定したために10億円を明確に定義付けないまま返済金とするしかなかった。A氏と鈴木の間で10億円の授受があったということで、裁判官が趣旨も明確にせずに一方的に返済金と決めつけるなど全く有り得ないことだ。鈴木は自分がA氏を裏切って隠匿している金の中から借金の返済をしているだけで、いわばA氏の金を右から左に移しているようなもので自分の懐を痛めているわけではない。本当に鈴木のやることはあくどすぎる。恩も義理もない、史上最悪という言葉が当てはまる人間だ〗(以下次号)