読者投稿 鈴木義彦編③(202)

〖鈴木は自分が設立した会社まで喰い潰した。FR~なが多~クロニクルと社名を変更する中で粉飾決算を繰り返し、第三者割当増資やユーロ債発行を裏で取り仕切り宝林株の利益金を流用しながら莫大な資金を手に入れた。そして、用済みになったクロニクルは決算上の問題が発覚し上場廃止にしてしまった。社員達やその家族を犠牲にして自分だけが生き残っているという強欲で酷い人間だ〗

〖西は、鈴木と2人だけで英語で作成した合意書(密約)があると言っていたが、それは今、何処にあるのか。西が利益の分配を受け取るために香港に行った際には持参していたのか、Tamという鈴木の代理人から保証小切手を受け取り、書面に署名した後に勧められたワインを飲んで意識を失った。その後、西は病院で意識を取り戻したが、小切手や書類がすべて無くなっていたと書き残している。Tamが鈴木の指示で英文の契約書も小切手と一緒に持ち去ったとしか思われないが、事件が計画的だったことが窺える。「合意書」「和解書」と共に重要な証拠書類になっていたはずだ〗

〖鈴木は、悪事を企てる天才だ。他人を騙して裏切る事で自分の欲望を満たして生きている。自分の欲を満たす為には非常に緻密な策略を考え出す。一度自分の懐に入った金に対しては執着心が強くドケチだ。そんな人間がA氏を騙し、裏切って470億円という一般人には天文学的な金額を隠匿した。ペーパーカンパニー名義で、モナコに高級コンドミニアムを購入したり、国内に高級マンションを購入しても微々たる出費に過ぎないだろう。過去15年間、オフショアのプライベートバンク数か所に貯蓄しておくだけでも470億円が1000億円以上になる事は容易だったと計算できる。しかも、場所は租税回避の国々なのだ。それを日本は長年にわたって放置している。大きな責任があるのではないか〗

〖鈴木がA氏に宛てた手紙の内容は姑息で卑怯としか言えない。西が紀井氏を巻き込んで国税に告発したとか嘘ばかりついているとはよく言えたもので、西を利用して裏で卑怯な手を使ってA氏を騙したのは鈴木ではないか。代理人に平林と青田を立てたのも不本意であったような書き方をしているが、臆病風に吹かれてA氏とまともに接触できないところに青田から「アンちゃん、俺に任せてよ」などと言われて同調しただけのことで、自分がA氏から逃げる為に代理人を立てた事はすぐに分かることだ。鈴木は自分の悪事を棚に上げて手口が汚すぎる。まるで自分がA氏と西に騙され陥れられたかのような言い分は通らない。しかし人間は、鈴木のようにここまで卑怯になれるものなのか。この人間のために現在は長谷川、平林、杉原、青田の誰もが全容を解明され大きく後悔していることは間違いないはずだ。ここまで明確になれば当然だ。恐らく彼らの身内も時間が経てば同様に考えると思われる〗

〖西は、鈴木から30億円の配当と合意書破棄の報酬10億円を受け取っていた。10億円は紀井氏と西の運転手であった花館聰氏が、自分たちが運んだと証言していて、30億円に関しては香港に行く前に奥さんに手紙で伝えている。受け取っていない金を受け取ったとは言わないだろう。これは、まさにA氏に内緒で株取引が継続して行われていたことを証明しているのではないのか。こうした証拠を裁判官は無視しているが、誰もが感じているように故意に無視したとしか考えようがない。ただ検証するのが面倒くさいと思ったという訳ではないだろう。裁判官は特に株取引に関わるA氏側の主張と多くの証拠を排除しているが、その点を明確に説明する必要がある〗

〖裁判で、鈴木は徹底的に嘘をつき、事実を誤魔化し、人格批判を繰り返して罪を逃れようとした。争点は貸金返還請求に関するもののはずですが、当然鈴木の前科前歴によって様々な悪事、犯罪を無視することは出来ず、A氏側は関連付けて主張してきている。本来であれば鈴木は八方塞がりになるはずで、ひとつでも犯罪に注目されてしまったらどんどん暴かれると恐れたのだと思う。そして重要な部分では徹底してA氏からの訴えを認めず、ありもしない主張を繰り返す羽目になったのだ。そうだとすれば長谷川はとんでもない虚偽の構築をしたのであり、加えて裁判官の手抜き、思い込み(先入観)が全て鈴木に有利に働きこんな前代未聞の過ちを犯してしまったのではないか〗

〖鈴木は、法律の網を潜り抜け、これからも安穏と暮らしていけると思っているのか。そんな理不尽なことがこの先も続く訳はない。今は安穏な生活が出来ているように見えるのは、長谷川元弁護士を始めとした鈴木の代理人弁護士達が構築した虚偽をこの裁判の裁判官達が容認したせいだ。嘘とでっち上げに徹した弁護と不可解な判決に擁護された日常は砂の上に建てられた家と同じで不安定極まりなく、近々足元から崩れ落ちるだろう〗

〖和解書は、あくまでも鈴木が株取引の利益として白状した60億円を前提に締結されている。この時は既に470億円の利益を隠匿していた事を紀井氏からの聞き取りで西が知っていた。この事実をまだ西はA氏に隠していたが、鈴木との打ち合わせがあったとは思えないので、何故西が明らかにしなかったのか不可解だ。鈴木と西の2人はこの期に及んでも自分たちの利益だけを考えていたようだ。そして鈴木は和解書の締結が終わり、A氏の会社を出た後に紀井氏に電話をして「100億円以内で済みそうだ。香港の金のことは、バレていないだろうな」と言っていたという。「香港の金」の事は紀井氏も知っていたと思われるが、裁判官は何故追及しなかったのか〗(以下次号)

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