読者投稿 鈴木義彦編③(177)

〖西は、鈴木には知り合った当初から「西会長」と呼ばれて煽てられ、「自分にはこんな凄い人がバックについている」とA氏の事を自慢げに喋ってしまったのではないだろうか。この当時、鈴木は個人も会社も瀕死の状態で「藁にも縋りたい」時期だった。鈴木は西の交友関係に賭けた。西は自分も窮地に陥っていた事から自分の思惑もあって鈴木をA氏に紹介してしまったのではないだろうか。この2人はこの時から人間としての考えを捨ててしまったのか〗

〖西は香港で鈴木ので実行役のTamに殺されかけた。この時一緒に渡航した息子の内河陽一郎は入院中の父親の姿を見て何を思ったのか。おおよそ事情は西から聞かされたはずだ。話を聞いて鈴木に対して敵対心より恐怖心が上回ったというが、あまりにもだらしがない。西が自殺した後のA氏の関係者たちに対しては自分勝手な理由をこじつけて協力姿勢を全く見せなかった。株取引の買い支え資金をA氏に出してもらう中で、西と陽一郎はそれを流用して別のデリバティブ投資やカジノほかの遊興費に散財した。それを頬かぶりして、A氏に色々世話になったことを陽一郎は自覚しているのか。何とも情けない男である〗(関係者より)

〖鈴木は、平成11年7月30日に西がA氏に渡した15億円の分配金の事、平成14年6月27日の借用書の事を全て否定している。そして、平成11年9月30日付で便宜上A氏に書いてもらった「確認証」と、決算上一時的に戻してもらった13枚の手形本書が手許にある事を盾に債務は完済したと出鱈目な主張をしている。また、A氏の手許にある借用書や念書の全てを「回収漏れ」と言っている。他の借金に対しても元金の5%か10%で「今なら知人に借りて返済できるが、今しかない」とひどい値切りようで、しかも全書類を完璧に回収することは側近たちが承知している。真実を捻じ曲げてこれらの嘘を平気で主張をする鈴木は裁判官の眼にはどのように映っていたのか。鈴木の前科前歴や人間性を見抜けていたらこんな判決にはならなかっただろう〗

〖裁判官は鈴木がA氏宛に書いた2通の手紙を深く検証したのだろうか。そして、鈴木はその後、何故消息を絶ったのかを考えたのか。7年間の空白を理由に合意書を無効の理由にし、和解書まで無効とする判定は裁判官自身の洞察力の無さではないのか〗

〖裁判官は和解書を心裡留保という理由で無効とした。和解書のコピーが記事に掲載されているが、正真正銘、鈴木が直筆で書いた真正な書類ではないか。鈴木が強迫され監禁されながらの状態でこんな字が書けるはずがない。裁判官はA氏側の多くの証拠のどこを見ていたのか。実際、売りは全て紀井氏の判断でやっていたので、鈴木よりはるかに詳しい〗

〖平林という弁護士は裁判前から鈴木の代理人としてA氏の代理人の利岡正章と接触していた。A氏とも初めて会った際には「社長さん、50億円で手を打ってくれませんか。それであれば鈴木はすぐに払う」と誠意のない示談の交渉をしたが、A氏より簡単な説明を受け断られた。青田と共に無茶苦茶な論理を展開し、A氏と鈴木との間を混乱させた。そして裁判が始まったら根拠のない弁護を繰り返し、債務額についての発言も二転三転させるなど全く能力のない弁護士だ。また、利岡の襲撃事件で大きく関わったとみられる青田が20年来懇意にしている暴力団幹部(習志野一家のNo.2の楠野伸雄)の所属している組織の総長と2回以上面談している。この男も鈴木からの報酬に目が眩み鈴木の悪事に加担した一人である。懲戒処分で訴えられている〗

〖民事裁判というものは厄介で難しい裁判だ。それだけに裁判官の能力が大きく左右する。裁判官は「訴状をよく読む」「事件の背景を充分に検証する」「準備書面を熟読しよく理解する」という裁判官としての基本を怠りなくこなすことが一番の職務だ。どうやらこの裁判の裁判官は基本職務の怠慢があったのではないかと思わせる節が沢山ある〗

〖紀井氏の証言と陳述書を裁判官たちは軽視した。鈴木側の弁護士が紀井氏のことを「電話番程度のスタッフ」と侮辱したことを裁判官たちは信用したのか。紀井氏の証言と陳述書は株取引の実態を表しているではないか。実際に売買を担当していないと書けない内容で、もしこれがウソだったら、紀井氏は偽証罪に問われるから、そんなリスクは絶対に負わない〗(以下次号)

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