読者投稿 鈴木義彦編③(162)

〖A氏は鈴木と初めて会った時、西から10日で1割以上の金利を鈴木が払ってまで資金繰りに充てている事実を聞かされ、西からも何とか鈴木を助けてやって欲しいと懇願されて、平成9年9月8日に7000万円という大金をA氏は貸し出した。その後も何度もA氏から鈴木は資金を借り受け、この資金の中から高利の金融業社への返済に充てる事が出来たらしい。鈴木は金利の支払いに追われる状況を脱して救われたに違いない。普通ならば付き合いもそう長くない人物に多額の融資など出来るものではないと思う。A氏は鈴木に対して複数回で約28億円もの融資をしてあげていた。そして鈴木は確実に生き残る事が出来たわけだからその後の鈴木のA氏に対する裏切りはA氏から救ってもらった関係者にしてみれば、はらわたが煮えくり返る思いで到底許せる筈などないのは当然の事だと思う〗(関係者より)

〖鈴木が青田と平林弁護士を代理人にしたが、その意図が理解できない。自分が海外に出てペーパーカンパニーやプライベートバンクを整理するための時間稼ぎ、和解書で約束した支払を極力避けるためだったのではないか。特に西の事件があった香港の資金を他国に移動させるためだったことも考えられる〗

〖今回のようにここまで証拠がないがしろにされる裁判が他にもあるのだろうか。この鈴木の裁判の流れを読んでいて、証人による動かしようのない証言や証拠が役に立たないなどとは、裁判官への不信感が募るばかりで考えられないことである。誰が見ても誰が聞いても有り得ないと思うだろう。疑問だらけの被告の主張や証言がまかり通ってしまうとは。これは原告と被告という一般的な関係ではなくA氏と鈴木に対する個人的な裁きだったのではないかと疑いたくなるほどに裁判官の悪意さえ感じてしまう〗

〖鈴木側に事実の証拠が一つもないのは明らかだ。そして虚偽のストーリーを作り上げ、その典型となったのが平成29年2月8日付の陳述書と平成29年8月5日付の「質問と回答書」(乙59号証)である。これはあまりに馬鹿げていて取り上げるのもうんざりする程だが、こんな嘘だらけの作為的な書面は西の録音テープを聞いて比較検証すれば一目瞭然である。また鈴木は書面の中で「大分以前から三人(A氏、西、紀井)で私を陥れるために色々計画していたんだということに確信を持った」と述べているが、事実は全く逆だ。A氏を裏切り西にもA氏を裏切らせ、西と2人で利益を折半しようと画策し、裏で書類を交わしたのはどこの誰なのか〗

〖日本の裁判は通常の案件では三審制が採用されている。第一審の判決に不服があり第二審の判決を求める事を控訴、第二審の判決に不服があり第三審の裁判を求めることを上告と言うが、上告できる理由は著しく限定されていて最高裁判所はごく一部の例外を除いて「上告理由に当たらない」として棄却してしまう為、日本の司法は事実上、二審制に等しいと批判されているという。但し、法律では第一審の判決に重大な錯誤がある場合には第一審を行った裁判所で再審できる。この裁判は明らかに「重大な錯誤がある」ので必ず再審請求が受理されるだろう。それでなければ再審制度もあって無きものになってしまう〗

〖鈴木は販売委託としてピンクダイヤ等を持ち出すために用意した「念書」に至っては、先に白紙の右下にエフアール社の天野氏に理由も説明せず署名捺印させておいて作成されたものだった。これも後々の裁判対策として責任が鈴木個人ではなく、エフアール社に向く様に考えられた鈴木の罠であった。なんとも用意周到で姑息な詐欺師である〗(関係者より)

〖鈴木のA氏への手紙の追伸部分を見て、1回目の手紙に「器量」という言葉があるが、その意味が分かっているのかと言いたい。再起したらとか稼げるようになったら、その時は連絡しますとも書いているが、それが何を意味するのか、さっぱり分からない。平成18年当時で海外に500億円以上もの金を隠匿して置いて、何が稼げるようになったらか。鈴木特有の相手に気を持たせて逃げ回る手口そのものではないのか〗(関係者より)

〖鈴木、長谷川、平林、青田はA氏に対して全く失礼極まりない事を裁判内外で言っている。「A氏の背景には反社会的勢力が控えていて逆らうと命にかかわる」「密室監禁状態におかれた」「Aがオレ(青田)を殺そうとしてヒットマンを差し向けた」「Aはやくざ者でシャブ中だ」など数えきれず、もちろんどれもこれも作り話に過ぎないが、中でも裁判の場で主張した言葉は少なからず裁判官の心証に悪影響を及ぼし、「心裡留保」「強迫」といった鈴木側の主張が通る原因となったはずだ。虚偽や作り話で判決に影響を与えるのは堪えがたい。裁判官の慎重で公平公正な判断が絶対に必要だ〗(以下次号)

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