読者投稿 鈴木義彦編③(160)

〖合意書と和解書はセットなのだ。一方を無効としながら片方を有効とすることはあり得ない。合意書を無効にした事で和解書の有効、無効は審議の必要が無かったはずだ。しかし、和解協議は審議された。そして和解協議は、脅迫行為があったとして心裡留保を適用して和解書を無効とした。品田裁判長はこの事で誤審の上塗りをした。この裁判での品田裁判長の裁定は真面なものは一つも無かった〗

〖裁判所に関して検索すると「ヒラメ裁判官」「トンデモ判決」という言葉が頻出するが、これらの言葉は10年以上前から存在している。裁判所の上層部はその事実を把握しているはずだ。明治時代から続く上意下達の慣行が今だに残っており、このような古い体制では若く優れた裁判官が育ち難いと思う。裁判記録の破棄問題で多くの批判を浴びた最高裁は謝罪をしたが、裁判所の組織改革に力を入れなければ、直面する深刻な問題を解決することができない。しかし、その気配は一向に見えない。〗

〖裁判所組織ほど今まで国民の目を欺いてきた組織は無いのかも知れない。スキャンダルの多くが表に出ることはなく、また国民の関心が薄いことも相まって、注目される事がなかった。今まで裁判所に対する信用は絶対的で疑う者はいなかったのかもしれない。鈴木の裁判を担当した品田と野山両裁判長の不可解な裁定から垣間見えてきた様々な醜態は、裁判所に対する厳しい見方に変わったに違いない〗

〖一審で3年もの歳月を要したことに疑問を抱かざるを得ない。しかも、長期間の審理にもかかわらず、裁判内容は驚くほどぞんざいであり、控訴審では多くの誤字脱字が指摘されただけだったことから、一審の裁判官たちは原告の主張や証拠の検証を真剣に行っていなかったことが露見した。実際には、原告を勝訴させてはならないという大きな裏の理由があったのではないかとさえ疑われている〗

〖鈴木という男は、西と密約を交わしておきながら、株取引の利益金を分配したくない為に香港で排除しようとするとは、とんでもない悪党だ。散々西を利用した挙句に、邪魔になってきたら排除するという考えだ。我欲にとり憑かれた鈴木は、金の亡者だ。金が全てだと思っているのだろう〗

〖品田裁判長が合意書と和解書のほか、鈴木の書いた念書などを無効にした理由は何だったのか。鈴木のような悪党や長谷川のような狡猾で熟練した弁護士の裁判戦略に対抗できない無能力さや、世の中の常識に基づいた理解しかできない裁判官には人を裁く力がないということだ。品田裁判長には鈴木や長谷川のような規格外な悪党の本性を理解することができなかったのだろう〗

〖西が鈴木と出会った平成7年ころ、鈴木は既に資金繰りに困り果てていた。西が鈴木から直接聞いた話によると、エフアールを上場させても株価が思うように上がらず、創業者利得が得られなかったことに加え、株価を維持するための資金繰りに窮していた。株価の維持では知人名義で自社株売買を繰り返すという違法な行為を繰り返していたが、どうにもならない状況に追い詰められていた。それ故、親和銀行から100億円以上の不正融資を引き出し、事件が表面化した。鈴木は目的のためには手段を選ばず、非合法なことでも平然と手を染めるというやり方が身に染みついているようだ。自身の強欲から株取引の利益を独り占めにするためにA氏を裏切り、西をたぶらかして最後は自殺にまで追い込んだ。人の命を軽く見る鈴木のやり方は決して許されるものではない〗

〖SNSの情報サイトで鈴木の悪行が公開され、大きな注目を集めている。これにより彼らには身を置く場所がなくなっているのではないか。裁判での卑劣な手段が詳細に明らかにされた以上、自己正当化する余地はないだろう。過去には嘘や裏切りが彼らの人生を特徴づけていたが、その行為の代償を支払う時が必ず来る。今後の人生は、その代償の払い方次第で決まってくるのではないだろうか〗(以下次号)

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