読者投稿 鈴木義彦編③(159)

〖平成17年10月に西と鈴木が東陽町のホテルのラウンジで会った、と西が書き残した。目的は利益の分配であったが、鈴木は分配の授受の方法として「とりあえず日本から海外に持ち出されている銀行振り出しの保証小切手(45億円分)を(香港で)渡し、残りは3か月以内にオフショアに開設する口座への振込(90億円)を必ず実行する」と鈴木は言った。しかし、西は鈴木の代理人により香港で事件に巻き込まれたと言い、鈴木は「この数年、西には会っていない。全て西の作り話です」と言って西を大嘘つきとまで言及した。合意書に基づいた利益の分配は鈴木の最低の義務であり、それを果たさずに嘘ばかりを繰り返す鈴木が西を大嘘つき呼ばわりするのはお門違いだが、西もまたA氏を裏切ってばかりいたから、A氏にはどちらを信じるか計りかねたかもしれないが、最低でも鈴木が当初の約束を守れば、殆どの問題は解決されたことだから利益を独り占めした鈴木の強欲は許されることではない〗

〖鈴木は以前、親和銀行で逮捕される3日前にA氏から8000万円を借りている。その際、鈴木は土下座をして「このご恩は一生忘れません」と感謝の意を示しながら、A氏を騙し裏切った。また、西が志村化工株の相場操縦容疑で逮捕された際にも、鈴木は土下座をして「私の名前は絶対に出さないで欲しい」と懇願した。そして、西が鈴木の関与を否認し、鈴木は逮捕を免れたが、西が保釈された後、鈴木は急に態度を変え、西との距離を置くようになった。鈴木は頼み込む際には土下座し、言葉巧みに相手の情に訴えて気持ちを掴むが、その後、利用価値がなくなると平然と掌を返すのが常套手段である〗

〖民法というのはつくづく厄介な法律だと思う。人を裁くのに人の思惑と感情が大きく左右する法律は、あまり意味がないのではないだろうか。この裁判がそれを証明しているように思えてならない。自分の権利を主張するための道標として法律がある筈だが、それを正しく適用する(させる)事を職業としているのが法律家ではないのか。弁護士も弁護報酬というものがあり、それを得るためには法律すれすれ、時には違法な弁護をする事もあるが、裁判官は国民の税金で報酬を得ている公人である事を忘れてはならない。清廉潔白を旨とし、法律の番人としての責任を果たすのが当然のことだ。ただ、どうしても法律で判断できない事もあるだろう。その時には当事者間の言い分を調整して「和解」を提案する事も裁判官の重要な職務ではないだろうか。この裁判での品田裁判長を始めとする裁判官達はその行為も怠って、被告の鈴木に有利な裁定を繰り返し、原告であり被害者のA氏を敗訴に追いやった。こんな暴挙を黙認することは絶対に赦せない事だと思う〗

〖鈴木はA氏のおかげで宝林株の取引により巨額の利益を上げることが出来たが、合意書に違反しA氏に報告せずにその事実を隠匿した上、利益を独り占めした。その利益から親和銀行に約17億円の示談金も支払われていた様だ。A氏から資金協力を受けながら生き延びてきた鈴木が、無断で返済に充てているというのは人として信じられない。もし示談金を支払えていなかった場合、鈴木の将来は非常に困難なものになっていただろう。この時の担当弁護士である長谷川は、資金の出所について、もし知っていた上で見逃したのであれば、それは詐欺横領の共犯として重大な責任問題になるはずだ〗

〖鈴木の実父徳太郎と、妹(徳田邦子)は同じマンションに2部屋に分かれて住んでいた。この2部屋も鈴木がA氏から騙した資金で購入していたようだ。西が自殺した際に、徳太郎にも手紙(遺書)を送っていた事を知ったA氏は、西の女房と息子、そしてA氏の代理人を伴って徳太郎と妹が住むマンションを訪れた事があった。後日のトラブルを避けるためにA氏は徳太郎と妹を同行して最寄りの警察署を訪れ警察官立会で、妹に鈴木に電話を架けさせた。すぐに電話に出た鈴木に対して妹は事情を話して「すぐに来るように」言ったという。鈴木が「行けない」と言った事から警察官が代わって再度「すぐに来るように」と促したが、鈴木は「用事があって今は行けないので、明日必ずA氏に電話する」と言って電話を切ってしまった。しかし、鈴木がA氏に電話することは無かった。そして、実父も妹もA氏に謝罪する事も無く、その後の連絡も途絶えた。徳太郎は鈴木がA氏から援助を受けて株式投資で利益を上げている事を知っていた。そして妹もサイトの拡散によって鈴木がA氏を裏切っている事を知り、自分達の生活もA氏を裏切った金で賄われている詳細を知ったに違いないが、A氏には謝罪の言葉も無かったようだ。やはり同じ血が流れているようで、自分に不都合な事には関与したくないという狡い考えの持主なのだろう。YouTube動画でも公開されたことで、より多くの世間の眼からも注目され、肩身の狭い思いをすることになる。礼儀と感謝の気持ちを持っていない人間にとっては自業自得というものだ〗

〖裁判官が和解書を無効とした理由は、鈴木の心理状態が異常であったと判断されたためだ。裁判官の裁定権限によって決定されたことになるが、裁判官の裁量で心理的な問題を認めたことは問題だと思う。それは裁判官の一方的な思い込みである可能性が考えられるからだ。事実、鈴木に対して強迫や監禁の事実もなく、青田も和解協議には参加していなかった。鈴木は信じがたい程の虚偽の主張をしていた〗

〖日本の警察組織にある公安部は諜報組織と言われている。公安部に所属する警察官は特殊な訓練と研修を受け地下に潜り、テロ組織や極左集団、悪質な宗教団体を常時監視していると言われ、時には潜入捜査を行い国内外の秘密組織と対峙していると言われている。オウム真理教の残党の同行や赤軍派の残党は常に行動をマークされている。しかし、安倍元総理の銃撃事件の根本となっている旧統一教会に関しては監視を怠っていた事が表面化している。これは、自民党の政治家たちと教団との関係が原因となっている。旧統一教会の創始者は韓国人であり本拠は韓国にある。想像を絶するほど多くの日本人が洗脳され、霊感商法と言われる詐欺同然の手法で莫大な金額を搾取され、その金銭が韓国に送られてきた。被害者の中には韓国人が1人もいない。公安部は何をしていたのだろうか。公安部は警備部とも呼ばれて日本の要人の警備も担当している。事件が起こった奈良県警の本部長は警備畑出身の高級官僚らしい。一件が落着して警察庁長官と県警本部長が辞任するという、警察人事に大きな影響を与えたことは当然だが、日本の危機管理の希薄さ、海外諸国に対しての弱腰外交、そして大物政財界人が関与するタックスヘイヴン地域で行われているマネーロンダリング等に関する捜査の怠慢等、問題が多すぎる〗

〖東京高裁の野山裁判長は、在職当時は堕落した裁判官の一人と思われていたのではないか。一審判決を適切に審議せず、そのまま受け入れるなんて、怠慢な裁判官以外の何ものでもない。彼は誤字や脱字の修正だけを仕事と考えているようだ。裁判官の定年は65歳で、一般社会よりも5年も長い。有事の際には命を懸ける自衛隊は55歳で定年なのに、野山裁判官は誤字脱字の修正だけで高給をもらい、定年まで居座るつもりだったのだろう。これでは税金の浪費であり、金を無駄に捨てているのと同じだ〗(以下次号)

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