〖今回の裁判で、品田裁判長は被害者の無念や怒りを考えた事があるのだろうか。株取扱については品田裁判長の偏見と知識不足による誤審誤判があったが、何故、「和解勧告」をしなかったのだろうか。たとえ、和解が成立しなかったとしても和解を勧告することによって、当事者の本音の一端を見ることが出来たのではないだろうか〗
〖裁判費用の中に調査費という項目があるが、品田裁判長を始めとする裁判官達は、どのような調査をしたのだろうか。証券業界や宝石業界の慣習も把握できず、一般人としての判断力で鈴木の主張を支持しているという事は、それらの業界の調査は全くしていない事になる。例えば、高級時計の販売委託の際の価格について品田は経済的合理性がないと判断して販売委託を認めなかったが、テレビのコマーシャルを見た事があるのだろうか。メーカー希望販売価格15万円の時計を9,980円という15分の1の価格で堂々と販売している。勿論、この事件の商品と比較はできないが、宝石貴金属商品を数量限定とか期間限定という名目を付けて有名デパートの販売価格とは比較にならない安価で販売している。これは、この業界では日常茶飯事的に行われている事なのだ。こんなことさえ知らない裁判官が実態の調査もせず判断していては公正な判決を下せるはずがない。この事だけを取ってもこの裁判が不当なものだという事が分かる〗
〖約束を守らないという事は、悪徳の一つである。しかし、守る積りのない約束でも平気で約束するのが鈴木の常套手段だ。これほど相手を冒涜することは無いだろう。鈴木は人一倍金銭への執着心が強いが、物の善悪を無視してまで自分の欲を満たそうとする。鈴木の周囲にいる人間は誰もが鈴木のやり方を知っている。これでは仲間にも信用されないだろう。紀井氏が「合意書の約束を守れ」と鈴木への注意喚起するために株売買の秘密を西に暴露したが、これは当然のことで、鈴木はA氏に莫大な借金の返済もしないで、宝林株の買取資金も買い支え資金まですべて出してもらって、利益はほぼ全て独り占めにするという、ここまでの悪党は世界中探してもいないはずだ〗
〖裁判は原則3人の裁判官による合議制だが、この制度は建前だけのものなのか、密室で行われる合議内容は守秘義務で一切開示されず、そこに裁判所の意向が優先するのであれば言語道断だ。それ故に誤審誤判が起きる。裁判官による事実認定の誤りと裁判官の職務怠慢から起こるものだと思うが、これらが裁判所の上層部の指示で故意に行われていたとしたら、裁判所自ら法律を蔑ろにしている事になる〗
〖鈴木は株取引の発端となった、宝林株の取得資金3億円を出したのはA氏であった事実の痕跡を残さない為に、金融庁に提出する大量保有報告書にA氏ではなく、鈴木が株取引の為に雇い入れた紀井氏の名前を本人に無断で使用し提出している。この時にはすでに鈴木の頭の中ではA氏を裏切る前提で事を進めていたと思われる〗
〖鈴木が裏切って独り占めした470億円という金は、「合意書」に基づく株取引によってもたらされており、鈴木にとっては「合意書」の存在が重くのしかかっていた。「合意書」を何とかする為に、西に10億円を払って破棄させようとした事からも、それははっきりしている。結局西は破棄する事が出来なかったが、鈴木には破棄したと嘘の報告をしていた。西の裏切りも深刻だが、金の為にここまでする鈴木は、あまりにも卑劣過ぎる人間だ〗
〖鈴木は、A氏に面と向かって自分は間違っていないと胸を張れるのか。悪知恵ばかりを駆使して他人を騙している鈴木にはその勇気もない意気地なしだろう。絵にかいた餅ばかりを眺めていては腹いっぱいにはならない。そのうち誰かに毒饅頭を喰わせられる時が来る。その時にお前を助ける人間はいない。あまり有頂天になっていると落とし穴が待っているだろう〗
〖この事件でキーポイントとなるのは「合意書」契約であり、「合意書」に記された取り決めによる三者間の契約である事を証明している。巨額の資金が動いた鈴木の詐欺事件は、株式市場を舞台に繰り広げられた投資詐欺で、鈴木が悪知恵を集大成して練り上げたものだった。鈴木は、あくまでも自分個人の株取引で利益を得た様に見せようとし、西に10億円の報酬を払ってでも「合意書」を破棄させようとした。鈴木は卑劣で恩知らずな人間だ。鈴木や西が復活する為を思いA氏が株取引に協力したにも拘らず、その温情を逆手に取り騙しにかけるとは、鈴木は極刑に値する〗(以下次号)