読者投稿 鈴木義彦編③(43)

〖鈴木は、親和銀行事件で逮捕される情報をA氏がすでに入手していたことを知るや、A氏に対し「このご恩は一生忘れません」と泣いて土下座しA氏の情に付け入り騙し続けた性根の腐った人間だ。男の涙を詐欺の手口に利用し人心掌握に長けた鈴木は詐欺だけに留まらず、10人前後に及ぶ関係者の不審死に関与している疑いがある。ところが、民事とはいえ折角A氏によって司法の場に引きずり出すことが出来たというのに、裁判を担当した品田裁判長が鈴木の犯罪の立証のチャンスを逃した責任は重大だ。司法の信頼回復の為にも再審の場で鈴木を裁き、関与した全ての犯罪を暴く事は裁判所を含む司法全体の使命だ〗(多くの関係者より)

〖鈴木は、親和銀行事件で逮捕され起訴された後にFR社の代表取締役と株主という立場から退かなければならなくなった。この時の鈴木は、社会的にも制裁を受け、表立った行動もできず、逮捕直前にA氏の温情に縋って借りた資金だけを頼りに日々、途方に暮れていたのだろうが、鈴木は、保釈直後に西が宝林株の売却話の情報をキャッチした。西がA氏から購入資金の協力を取り付けるまで鈴木は西の陰に隠れて状況を観察していた。そして、A氏の支援で宝林株の購入が決定すると、裏方に回ってじっくり今後のプランを練った。しかし、鈴木と西には宝林株を価格上昇に導くための資金がなく、株価も停滞してしまった。そこで、西と一緒にもう一度A氏に買い支え資金の援助を頼みに行った。鈴木は、熱弁を振るってA氏を説得し、合意書を交わすことでA氏の了解を取り付け、資金協力を承諾させることに成功したのだ。そして、宝林株取引で得た利益を流用して、親和銀行に和解金約17億円を支払ったことで、鈴木は懲役3年の有罪刑でも、4年の執行猶予が着いた。鈴木は何度もA氏に命を救われたことになる。裁判官は、この経緯を完全に無視して合意書を無効としてしまった。裁判官の責任が永久に問われるのは当然だ〗

〖鈴木の合意書に基づいた株取引の利益隠匿は平成11年7月以降に始まっている。鈴木は当時、親和銀行事件で被告と執行猶予中だったため自分で海外に自由に渡航できなかった筈である。従って誰が、オフショアに隠匿資金を運んでいたかという事になるが、やはり消息不明になっている証券担保金融会社経営の吉川某が浮かんでくる。紀井氏の話によると当初の株取扱の利益は、殆ど「五大」経由だったという。そして紀井氏が事務所にしていたマンションの部屋には札束を詰めた段ボール箱が積み上げられていたという。これはおそらく海外に運ばれる前の状態だったと想像できる。吉川が健在ならば当初のオフショアの隠匿場所は解明できるはずだが、この人物も安否は確認できていない。西、天野氏、霜見氏、吉川という4人の鈴木の隠匿資産の行方を知っている人間が、全てこの世から消えている。ただ、1人だけ健在だと思われるのが元鈴木のスタッフで、資金管理を担当していた茂庭氏だ。茂庭氏は真実を明らかにしないのか。鈴木にとって都合の良い事ばかりが起こるはずがない。警察が不審を持たないのが不思議でならない〗(取材関係者より)

〖裁判の行方を決定付けたのは、裁判官が鈴木側の主張を支持して合意書と和解書を無効にしたことにある。鈴木が西の紹介でA氏と会い、窮地を助けられた経緯を書いた訴状を全く読んでいなかったのではないかと疑いたくなる。親和銀行で逮捕されるまでの鈴木の資金繰りの異常さは誰が見てもおかしい。それまでの高金利での借入に行き詰まり、債権者からの厳しい取り立てに困窮し、会社も個人も風前の灯火だった時期にA氏からの融資で命を救われたこと。そして、親和銀行で逮捕されることを逆手に取ってA氏の情に縋り、現金8000万円と売り先があると嘘をついて宝石と絵画を販売委託の名目で持ち出したこと(絵画は一度も持参していなかった)。A氏は必死の形相の鈴木を不憫に思い協力した。そして鈴木は拘置所に逃げ込んだのである。こうした経緯を理解せず、株取扱の知識もなく「合意書」を無効とした裁判官の責任は重大かつ深刻だ〗

〖親和銀行事件で逮捕された鈴木は、本来ならば保釈で拘置所を出てすぐにA氏に挨拶に行くべきだった。西の話では「愛人宅でヤケになって毎日酒浸り」とは何事だ。この行動を見ても鈴木が「人道をはずし、義理を欠く悪党」だという事が分かるはずである。そして、保釈後に西のお膳立てによって作成したのが株引の合意書である。この流れを見れば、全てがA氏の温情だけで鈴木が生きていられたことに誰もが気が付くはずだ〗

〖西は平成11年7月30日に宝林株取引の利益金として15億円をA氏に届けた。15億円を3等分して5億ずつの利益配当だ。そして、西は「鈴木も了承している」として自分達が配当分として受領した5億円ずつをそれぞれの債務の返済金の一部とした。A氏は自分の配当金を5億円と二人の返済金10億円、合計15億円を受け取り、2人への心遣いとして5000万円ずつ1億円を渡した。翌日、西と鈴木はA氏の会社を訪問して前日の金銭の受け渡しの確認をし、5000万円の心遣いに対して礼を言っている。しかし、裁判で鈴木は、7月31日はA氏の会社に行っていないと言い、西に15億円持たせたのは9月30日でそれは全額自分の債務の返済金だと言い、債務を全額返済したと主張したのだ。鈴木が負う債務は約28.5億円で数字が合っていない。また現金の受け渡しは7月30日で、9月30日はA氏は鈴木を代理した西にエフアールの手形と確認書と渡しただけで金銭の授受はなかった。裁判官はこの矛盾を指摘せず、平然と被告側の主張を支持した。これは金銭の受け渡しの有無より、被告の虚言癖を見抜けなかった裁判官にとって、大きなミスでは済まされない問題で、この誤判のために何人もの人が大変の状況にある〗

〖鈴木の偽証については、西が自殺してこの世にいなかったので、好き勝手放題に創作し捏造した。平成14年12月24日に鈴木が紀井氏を同行して10億円をA氏に持参したが、同年6月27日に鈴木が作成した15億円の借用書に基づいた返済金としていたものの、株取引で利益を隠匿していた事実が判明したことから、A氏はこれを利益分配の一部と訂正した。鈴木は裁判でA氏に対する「手切れ金」とか「贈与」などと主張を二転三転させたが、裁判官はA氏と鈴木の主張に関係なく鈴木の債務返済金としてしまった。裁判官の裁定は全く辻褄が合っていない。原告と被告の主張がここまで食い違うのは、本来ならあり得ない事で、綿密に検証する必要があったはずだ。鈴木の虚言癖を見破っていれば、その後の長谷川弁護士と鈴木が共謀して作成した「質問と回答書」(乙59号証)等の主張が全て嘘であることが見抜けたはずだった〗(多くの関係者より)

〖鈴木は、霜見誠(故人)を表の顔にしてジャパンオポチュニティファンド(JOF)を組成したが、鈴木の名前は決して表に出なかった。しかし、クロニクル(旧FR)の代表取締役だった天野氏と、ファンドマネージャーの霜見はオーナーが鈴木だという事を知っていた。JOFはクロニクルの社債を13億円分引き受けた。そして鈴木はその13億円を個人で流用した。そのからくりは当然天野氏が知っていた。JOFはクロニクルの大株主になった。JOFはクロニクル以外では目立った動きは無く、活動していた痕跡はないという。霜見は300億円という資金を運用していたという。その300億円は紛れもなく鈴木が隠匿していた宝林株ほかの利益金の一部である。天野氏と霜見が健在ならば鈴木の嘘の一端が暴かれていたはずだ〗(関係者より)(以下次号)

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