〖長谷川は、弁護士としては巧妙で卑怯な裁判戦術を駆使する一方で、担当裁判官の性格や特徴をしっかり掴むための情報収集をしていたのではないだろうか。裁判長が変わる度にも力を入れていたと思う。そして品田裁判長が審理に時間をかけずに早急に終了させるために配属され、株取引の部分を深く検証しないだろうと踏んでいたのではないか。そう考えると、何もかも長谷川が先を行っているように思えてくる。そして持ち前のあくどい手腕を発揮したように見えるが、裁判官にも真実と虚偽を見分ける洞察力が欠けていたからだ。真相は不明だが、ひどく誤った判決を出しても問題としない裁判所の在り方にこそ問題がある〗
〖鈴木同様に、青田光市や長谷川元弁護士もインターネットで名前を検索すると簡単に情報が出るようになった。青田は「タイで逮捕」「反社を使い乗っ取り」と見出しが出てサイトに繋がる。長谷川は「弁護士バッジを外しても長谷川の罪は消えない」と出て、やはりサイトに繋がる。日毎にこの連中の悪行がどんどん世間の目に留まるようになる一方である。これは大変なことだと本人達は自覚しているのだろうか。情報だけではなく画像も出ている。青田に至っては鈴木の横に写真が出ていた。ここまでの悪行と写真が晒されるとは、ネット社会は鈴木の様に罪を逃れて世間の反感を買う人間とそれに加担した人間にとっては改めて恐ろしい世界だと思う〗
〖鈴木が署名指印した合意書(平成11年7月8日付)、A氏がFR社の決算対策を名目に便宜上書いた確認書(平成11年9月30日付)と確定日付のある借用書(平成14年6月27日付)、和解書(平成18年10月16日付)の4点は、いずれも裁判を決定する重要な証拠書類だが、一審の裁判官たちは様々な理由をつけて鈴木側の主張を支持した。これは酷すぎる。控訴審の裁判官も盲目的に一審の判決を支持した。裁判官たちに何かあったのだろうか、全員が間違えることなど有り得ないことで、その理由や隠れた背後の事情を突き止める必要がある〗
〖戦国時代の武将、明智光秀は「三日天下」と嘲られ、主君の織田信長を裏切り、騙し討ちにした大悪人として現代に伝えられている。戦国の世にあっても主君と言えば親よりも大事で忠義を尽くさなければならない時代だった。明智が主君の信長を裏切って焼き討ちにしてしまった事は、この時代においても世の中から非難され軽蔑された。明智を討ち果たして、主君の敵を討った豊臣秀吉が英雄となり、天下を治めることになるが、明智は逃げる途中で鎧泥棒の雑兵に首を切られて死んだと言われている。時代の風雲児の死に様としては惨めな最期だった。どの時代でも裏切りは人間として一番やってはいけない事として、歴史上に大悪党としての名が残る。鈴木は明智と比べるほどの人間ではないが、このままの態度を取り続けるならば、恩人を裏切ったという事で同等の扱いを受けなくてはならない。どんな理由や事情があったとしても絶対に許されない事だという事を自覚するべきだ。このままでは鈴木家は未来永劫にわたって罪業が残るのは当然だ〗
〖鈴木は隠匿している1000億円以上の資産の全てをペーパーカンパニー数社の名義でプライベートバンクに預けているとみられる。日本では考えられないが、タックスヘイヴンの地域や国は鈴木の個別情報を厳秘する。資金(資産)を日本に移動する場合は日本の税法に則って課税されることになるが、どんなに節税方法を駆使しても資金を頻繁にかつ多額に国内に移動すれば、それだけで当局に注目され調査が行われるから、鈴木は原資となる部分は動かせないはずだ〗
〖鈴木は、合意書と宝林株の取り扱いから始まって、株取引に関わる全てを排除した偽証をすることで自分の嘘の主張を組み立てた。個別には、西が持参したA氏への15億円、その後の平成14年12月24日に紀井氏を伴って持参した10億円のほか、平成11年9月30日付の債務完済の確認書及び約束手形(13枚)の原本、そして平成14年6月27日付の確定日付のある15億円の借用書、和解書の件等の主要な証拠類についての主張は全て創作、捏造だった。裁判官は、これらの証拠が株取引に絡んで重要だったために、故意に無視したに違いない。しかし、裁判所や裁判官にとって、株取引の真偽を検証することが何故問題視されたのか。単に品田裁判長の独断や身勝手な思い込みとは思えないほど闇が深い〗
〖クロニクルの第三者割当でのジャパンオポチュニティファンド(JOF)絡みの資金の流れと夫婦で殺された霜見誠、FR関係の株取扱をよく知る天野氏の不審な死、証券担保金融(五大)の吉川某の行方不明等、鈴木のオフショアでの資金隠匿について何らかの事情を知る人間が一人もこの世におらず、裁判で証言する人間も誰もいなかった。鈴木の株取扱を知る紀井氏の証言は裁判官が無視してしまった。鈴木の悪事が暴かれることはないのか。いや、このままで鈴木が逃げ切れる訳がない。A氏の再審申立が受理され、判決が覆れば必ず真実は解明される。そうなれば、今まで鈴木の周辺で起こった不可解な出来事も解明されることになり、警察、検察、国税庁の捜査の足並みも揃う事になるだろう〗(関係者より)
〖裁判所は以前とは異なり、今日は事件処理の迅速性が最優先され、適正な手続きが守られていないようだ。判決文が定型外だったり、複雑になる事案を避けるために当事者の証拠提出を妨害することさえあるという。証拠さえ提出されなければ、定型に従って機械的(コピー&ペースト)で処理できるからである。裁判所の中で何が行われているのかをチェックする機関は可視化すべきではないか。これでは公平公正な裁判など望めない〗
〖鈴木が親和銀行不正融資事件で逮捕されたのは平成10年5月31日だったが、その直前、3日前にA氏の会社を訪ね8000万円の現金を借り、A氏に言い値の3億円で買ってもらっていた宝石と絵画の販売委託を求め、宝石を借り出した。鈴木は借用書と販売委託の念書を持参していたので、訪問の目的がそれにあったことは明白だが、鈴木は、A氏から鈴木の逮捕情報を聞かされるや、突然にA氏の前で土下座して懇願し、A氏の情に訴えた。そして鈴木が債務の返済を全くせずに滞らせていてもA氏が承諾すると、鈴木は涙ながらに「このご恩は一生忘れません」とまで言ったが、それらの対応が全て演技だったことは、逮捕から半年後に保釈されても挨拶と礼の連絡を一切しなかった事から分かる。西が「鈴木を気分転換させたい」と言って、A氏から100万円を借り、さらに再起を期すためという名目で西が鈴木の代理人として上代40億円以上の超高級時計13本を4億円の販売委託で預かったにもかかわらず、鈴木はA氏に一言も礼を言うことも無く、ペアウォッチ3セットを知人の資産家に持ち込み6億円を借入しながら、A氏には報告も支払も一切しなかった。鈴木がどれほどあくどい噓つきの人間か、この一例でも十分に分かる話だ〗(関係者より)(以下次号)