読者投稿 鈴木義彦編③(15)

〖西が、鈴木が株取引で手掛けた数多くの銘柄ついて、具体的な手口と確保した利益額を書いたレポートを裁判官は全く採用しなかった。このレポートは紀井氏がまとめた「確認書」の裏付けになるもので「合意書」の有効性を認めさせる重要な手がかりの1つになるはずだったのに、何故、裁判官はこれを無視したのか、全く納得がいかない〗

〖世間では嘘つきを「二枚舌」と呼ぶが、鈴木の舌は何枚あるのか。これほど嘘をつく人間を見たことも聞いたこともない。その嘘のせいで何人もの人が苦しんでいるのか、鈴木は考えたことがあるのか。その報いが鈴木と鈴木の家族に降りかかるのは当然だ。鈴木が嘘を言うきっかけには青田の関与があるだろうが、本格的な虚偽の構築を長谷川はここまでよくやれたと思う。しかし、全ての嘘が証拠により判明して一切反論できないと分かり、懲戒を避けるためにも弁護士登録を抹消した。長谷川は史上最悪の弁護士だと未来永劫にわたって残るはずだ。まともな人間であれば、自分の度の過ぎた悪さで多くの人間が犠牲になっていることが分かれば謝罪も反省もあるはずだが、長谷川のように裁判に勝ったので知らぬ存ぜぬではまともな人間とは言えない。最大の犯罪者として子孫にも大きな影響が出るのは過去の例でも分かるが、独りよがりの度が過ぎた哀れな人間だ。少しは子や孫のことを考えろ〗

〖嘘や裏切りは勿論許されるものではないが、鈴木の事件で一連の流れを読んでいると、西は志村化工株の相場操縦事件で逮捕されたが、一切鈴木の名前は出さなかった。また、A氏を鈴木と2人で裏切っていた時も、また鈴木がA氏の前に姿を現さなくなった時も、西は鈴木を庇い「1DKの部屋で頑張っていますから長い目で見てやって下さい」とか「海外に出かけていて暫く帰ってこない」とA氏を騙し鈴木を庇っている。A氏を騙し裏切った事実は弁解の仕様もなく決して許されるべきではないが、西が鈴木の為に嘘をついていたのに比べ鈴木の嘘や裏切りは全て自分の為であり、自分さえ良ければ良いという極悪な人間だ。何故、西はA氏を裏切ってまで鈴木を庇い続けたのか、これは株の利益金の配当で、A氏に内緒で貰った金が30億円と、合意書破棄の礼金10億円をもらっていた事が、結局は鈴木にいいように操られる原因になったのだろう〗

〖和解書を作成した後、わずか1か月程で支払約束を反故にした鈴木だが、その原因になったと思われる、鈴木が代理人に指名してきた平林弁護士と青田光市、この2人の言動も間違いなくきっかけとなっている。青田は「鈴木はA氏と西に脅かされて怖くなり、和解書に署名しなければならなかった」と言い出したが、青田は三者協議には一度も立ち会っておらず、その場の状況や雰囲気すら知る事は出来なかった。明らかに鈴木からそのように言うように指示されたのだろう。他にも暴力団と繋がり、鈴木の下で汚れ役を進んで引き受け何度もあくどい行動をしているが、これも見返りがあっての事だろう。平林弁護士もA氏との交渉の初対面で「50億で何とか手を打って頂けませんか、50億なら鈴木もすぐに支払うと言っている」とA氏に打診した。これは明らかに合意書に基づいた取引があり、鈴木が利益を隠匿したという認識をした上での言動である。また鈴木の債務額を法廷で4回も言い換えるなど支離滅裂で、平林もまた暴力団のトップとの繋がりがあり、この事件の間も少なくとも2回以上会って隠蔽工作を図っている。鈴木の悪事が事件として公然化すれば、青田も罪に問われ、平林も懲戒だけでは済まないだろう〗

〖西義輝はこの事件の中で、鈴木と同様かはともかく許せない人間かもしれない。バブル崩壊が起こる直前にA氏との付き合いが始まり、A氏に株取引を勧めながら、ブラックマンデー(世界同時株安)でA氏に多大な損害を与えた。その後も、A氏の恩情で支援を受けながら生きてきた。しかし、何をやっても上手くいかず、A氏に本当の事を言えないまま、結果的にA氏を騙し続けることになり、挙句の果てに鈴木と共謀してA氏を裏切った。事業資金としてA氏から借りた資金を流用して銀座の女にベンツ500SLの新車を買って上げたり、韓国クラブの女性に家を建てる資金8000万円に流用したり、妻の実家のある秋田に迎賓館のような豪邸を建てたり銀座に「角館」という妻の生まれた地名のクラブを作ったりしていたという。A氏の期待を裏切り続けた西は、鈴木に追い詰められ自殺してしまったが、人生の最後まで自分の意志の弱さからA氏に迷惑をかけたままだった。西もまたあの世で罰を受けていることだろう〗

〖鈴木はA氏に手紙を書いた後で消息を不明にした。鈴木の秘密を知っているFR社関連の天野氏と大石氏が不審死と事故死で亡くなり、海外のプライベートバンクの口座を知っている霜見もトラブルに巻き込まれて殺され、隠し金の運び屋だった吉川も行方不明のままになっている。鈴木は、自分の所在を不明にしている間に海外のプライベートバンクの仮名口座やペーパーカンパニーを、じっくり時間をかけつつ痕跡を消すための整理をしていたのではないか。鈴木なりに完璧な形にした上で弁護士を選任し、その弁護士と作戦を立てて裁判に集中したのだと思う。それでも「蟻の一穴から水が漏れる」という譬えがあるように完全犯罪はあり得ない事を肝に銘じるべきだ〗

〖裁判で、鈴木の証言は二転三転した。鈴木は過去に色々な事件への関与が疑われマスコミにも取り上げられてきた悪評ばかりの人間であり、親和銀行不正融資事件では平成12年に懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受けているのに、何故こんな男の主張を認める判決内容となったのか。考えられる要因としては、裁判官の誤審誤判しか考えられない。それもただの誤審誤判ではなく、鈴木側との癒着が疑われる不正から来るものだ。判決内容から、この疑惑を払拭することは出来ない〗

〖鈴木が、株取引が合意書に基づいて行われなかった事にして、利益だけは独り占めにしたいという独りよがりの身勝手な欲望を満たすために協力したのが代理人の長谷川と平林だった。弁護士が依頼人の利益の為にあらゆる法廷戦術を考え裁判に臨むのは当然の事ではあるが、明らかに方法が間違っている。嘘だらけの主張や相手の名誉を傷つける行為は許されない。何とか合意書を無効にしようと「公序良俗違反」「強迫」「心裡留保」をこじつけて、その前提にA氏と反社会勢力の繋がりを強調した主張で裁判官に悪い印象を与えた結果、多くの証拠より偽りの主張や虚構がまかり通ってしまった。これには唖然とするばかりだ。長谷川と平林のやり方はA氏の名誉を棄損し、あまりに酷い偽証は明らかな懲戒対象である以上に犯罪行為である〗 (以下次号)

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