〖裁判になれば弁護士の出番だが、歴史に残る刑事事件の裁判には必ず有名弁護士が登場する。特に、検察庁や警察庁の大物OBが多い。大物弁護士と警察、検事との対決になる。この様な裁判には国民の注目も集り、マスコミの取り扱いも大きくなる。この様な裁判の裁判官は裁判所の中でも特別な人間が選ばれるのだろうか。今回の裁判の様に品田裁判長や、高裁の野山裁判長のような裁判官であったら収拾がつかなくなり、裁判所の権威を失墜させることになるだろう。そして、裁判所組織の腐敗や裁判官の無能さが世間に晒されることになる〗
〖YouTubeの配信が始まり、これが新たな刺激となり、反響が今まで以上に高まり大変な広がりを見せている。もう既に、鈴木だけの問題ではない、その関係者も鈴木と共に批判の集中砲火を浴びる事は避けられなくなっている。今後更にYouTubeの第2弾、3弾等が出てくれば、取り返しがつかないぐらい事態になる〗
〖どんな人間であっても本性は隠せない。それを裁判官が見逃すことがあるのだろうか。特に莫大な金銭が絡む裁判の当事者は恣意的な考え方ばかりを主張する。裁判官はそれを冷静に分析して公正な裁きをしなければならない。分析能力不足なのかそれとも不平等な意向を持っているのかはわからないが、この裁判は誰が見てもとんでもない判決が下された。明らかな誤判だ〗
〖裁判官は「法の番人」として法廷に君臨し、その裁判においては絶対的権力者である。間違った判決を下しても責任を取る事も謝罪することもない。その事をよく分かっている長谷川弁護士は、如何に品田裁判長を味方に付け、どれだけ被告側の主張に納得して貰えるかに尽力したはずだ。それでも鈴木の嘘をカバーする事が出来ないと考えた長谷川が「質問と回答書」(乙59号証)という事実を究極まで捏造した答弁書を使って鈴木に指導したようだが、いくら長谷川が度の過ぎた虚偽をもって指導をしたとしても、鈴木は何から何まで世話になった大恩人に対してここまでのことが良くできると思う。それに長谷川も10人前後の死者も出ている大きな事件を嘘だらけの理論構築で鈴木にその通りにやらせて、裏で大金が入れば他の人間がどうなろうと関係ないとしてきたようだが、子孫に大きなツケが回っていることは間違いない〗
〖この世の中には不正によるトラブルが絶えない。それだけに裁判官は公平公正な判断力が求められる。刑事事件であれば警察が捜査をし、検察が捜査内容を検証して起訴する。検察が起訴すれば99%有罪が確定すると言われているが、民事裁判の場合は、裁判官が訴状をよく読んで背景を整理して裁判に臨み、公正な裁きを下し、善を救い、悪を懲らしめるものだと思っていたがそうではないらしい。地方裁判所では当事者の一方との癒着している事もあると言われている。判決に不服がある場合は、三審制に則って控訴しても控訴審の裁判官までもが原審の誤審を認めず、控訴を棄却する。この様な事が罷り通っていては世の中に悪人が絶えない事になる〗
〖鈴木の計画の一番の目的は、A氏が株取引の買い支え資金の支援を約束する「合意書」契約を交わす事にあったはずだ。そうなれば、銘柄ごとに買い支え資金が投入され暴騰した株を売り、毎回確実に利益を得る事が出来る。それだけに「合意書」の存在が後々の致命傷となりかねない為に、西に10億円の報酬を払ってでも破棄したかったはずだ〗
〖裁判所と検察庁には人事交流というのがあって、お互いの知識を高め合うために、検事が裁判官に転任し、裁判官が検事に転任する事があったという。この件の長所、短所については国会で論議された事もあるが結論は出ていない様だ。検察はその時の政権と緊張感を持って接している印象を持っていたが、表裏一体で長期政権が続くことで黒川元検事長のように政権が検察庁の人事に介入するというルール破りが起る。三権分立と言われているが行政と司法の境界が崩れている様では裁判所組織の腐敗も仕方のない事なのか。これでは国民の安全と安心は守られないと思う〗
〖鈴木やその関係者達はインターネットの発信力に泣かされている事だろう。年代的にもインターネットになじみが薄いだけにピンとこないだろうが、今ではテレビを超える影響力があるだろう。それも一瞬で世界中に配信出来る。これからの時代はなくてはならないツールだ。情報サイトやYouTubeの配信は半永久的に続くだろう。長谷川も鈴木もいい加減観念して、ケジメを付けないと、長谷川の所属した事務所や青田の身内、関係者にも未来永劫にわたって大きな影響が続き消えることは無いはずだ〗
〖中江滋樹という「兜町の風雲児」と呼ばれた男がいた。彼は「投資ジャーナル」という投資コンサルタントの会社を経営し、一般投資家から資金を集めて株式売買を行っていた。一時は相場が当たりまくり、投資家からの信頼も厚く、莫大な利益を挙げていた。しかし、証券取引法違反容疑で告発され、指名手配されて逃亡していた時期があった。中江の、推奨する株が暴落し、多数の顧客が多額の損失を出していた。「兜町の風雲児」と言われていた男が「稀代の詐欺師」と呼ばれるようになっていた。顧客の中には組織暴力団の組長もいて命も狙われていた。しかし、中江には逃亡を助けてくれる人間がいた。それは「金融のアイチ」の森下社長であった。森下は貸金取り立てが厳しく、金利が高い事で金融業界では有名だった。世間の評判を聞く限りでは、落ちぶれた中江を援助するような人間ではなかったが、中江に人徳があったのだろう。中江は森下に匿われながら海外も含めて長い逃亡生活を送っていたが、1985年(昭和60年)に逃亡先で逮捕され、実刑6年の懲役を受けた。そして1992年10月に仮釈放された中江に、以前にお世話になったからと言ってパソナグループの南部代表が3億円の「出所祝い」を渡した。同じ悪党でも鈴木と大きく違うところは、中江が人間としての筋道を通し、最低の礼儀を忘れなかったからだと思う。そでなければ金融のプロの森下やパソナの南部社長が味方してくれるはずがない。鈴木の金と命を狙っている人間はいるが、鈴木の味方をする人間は一人もいないはずだ。それは人間として最低の筋も通さなかった報いで、自業自得だ〗(以下次号)