読者投稿 鈴木義彦編(381)

〖豊田商事の残党の1人をモデルにした小説がある。その本によると彼は、「我々に正道は無い。くたばる迄自分と他人を騙し続けて生きてゆくだけだ」と言っている。そして同業者を「業界人」と呼び合っていてお互いの情報交換を欠かさないらしい。鈴木と違うところは、一流詐欺師と言われる彼は詐欺を行いながらそうとは知られず、世間一般には堂々たる紳士として表社会に顔を出している。そしていずれ「カモ」になるであろう強欲な政治家や、自己の利益ばかりを考えている大企業の経営者との人脈を築いているらしい。鈴木にはそんな度胸も能力もないだろう。しかし、そんな彼も頭から離れない過去の恐怖があると言う。それは、テレビで実況放送された豊田商事の永野社長が惨殺されている場面だと言う。彼は自分の末路と重ね合わせながら生きているらしい。詐欺師として「毒喰わば皿まで」と決めている。強欲な政治家や大企業の経営者を欺いても表沙汰になる事は少ない。何故ならば彼ら自身が世間に知られることを恐れて自分でもみ消してくれるからだと言う。彼は詐欺師として超一流で生きていくと語っているが、最後はろくな死に方は出来ないという覚悟もしている。彼の生き方を称賛するつもりはないが、三流以下の詐欺師でしかない鈴木と比較すると何故か潔さを感じる〗

〖裁判官にとって担当する事案の一つ一つが真剣勝負のはずだ。少なくとも当事者はそう受け止めている。それを数多くの中の一件に過ぎないという発想で処理されたらたまったものではない。個人が訴えを起こすのはよほどの覚悟があってのことで、それだけに公正さを求めるのは当然のことだ。裁判官が提出された証拠を検証しなければ、真実は解明されない。鈴木のような嘘だらけの主張が認められるような裁判などあってはならない〗

〖「合意書」契約は揺るぎない契約である。これに対し、品田裁判長は難癖を付けるような判決理由を述べていたが、明らかに偏見に基づく「契約自由の原則」を無視した裁定だ。この裁判は3年を費やし、変わった裁判長は品田で3人目だという。裁判の早期終了を目的として品田が送り込まれた可能性は否定出来ない。「合意書」や株取引を認め無い品田の判決理由は、どう考えても矛盾があり、看過できるものではない〗

〖金の魅力に取りつかれた者は他人を信用できなくなる。自分が他人の信頼を裏切って生きている者の業だ。鈴木は心を穏やかにして暮らした事があるのだろうか。愛人が何人いても、豪華なコンドミニアムで贅沢な暮らしをしていても所詮は自分の所有物ではない。悪い夢を見ているだけだと気付くべきだ。常に周囲に気を配り、自分が恩ある人に対してして来たことが自身に降りかかってくる恐怖に苛まれながら生きていくことが本望なのか。使いきれない資産があっても地獄迄持っていけない。残りの人生を心穏やかに暮らす事を考えた方が家族の為にもなるだろう。その為には心底からA氏に詫びることだ。このままでは家族や身内まで晒し者になるだけだ〗

〖今回の裁判では、原告側から多くの証拠が提出されており、その中でも「合意書』の有効性を裏付ける決定的なものも含まれていた。実際、鈴木の元で株取引の売り担当として従事していた紀井氏は証言と共に、株取引をした全銘柄の詳細な記録を「確認書」としてまとめ提出していた。しかし品田裁判長は、一切検証する事無く「合意書」を否定している。品田の裁定に誰もが納得しないのは当然だ。品田の責任は大きすぎる〗

〖鈴木はA氏に送った手紙の中で「平林と青田の協力がなければ現金の受け渡しが難しい」とまで書いているが、こんな嘘をよく言えるものだ。鈴木が平林弁護士と青田を代理人に指定したのは和解書での支払約束を反故にすることだった。交渉で平林と青田は代理人として何をしたのか。当事者同士で解決するべき問題を代理人を立てるよう鈴木に意見したのは金の匂いを感じ取った青田だったのではないか。この2人が代理人になった事で交渉は混乱し決裂してしまった。このままでは青田の身内にも未来はない〗

〖長谷川は、A氏が起こした貸金返還請求訴訟では鈴木の代理人弁護士であったが、裁判終了後、逃げるように弁護士を廃業している。裁判では前代未聞の出鱈目ばかりの答弁を繰り返し、結果として勝訴するに至ったが、余りにも酷い内容に懲戒処分を受ける事を危惧して自ら弁護士バッジを外している。長谷川としては、弁護士を辞める事で、この一件から解放されたつもりだろうが、そうは問屋が卸さない。YouTubeでも配信されるようになり、当然長谷川の事は悪徳弁護士として紹介されるだろう。YOUTUBEやサイト情報からも消える事は決して有り得ない〗

〖詐欺師は嘘を本当だと思わせる術に長けている。それは騙される側にも邪心があるからだろう。しかし、A氏と鈴木の場合は、A氏に邪心の欠片もなかった。100%、鈴木の言う通りに協力をしたのだった。鈴木は西に紹介されて短期間に莫大な融資をしてもらって窮地を脱することが出来た。そして親和銀行事件で逮捕される直前にA氏の温情に縋って拘留期間中の資金繰りをし、宝林株購入後は合意書に基づく株取扱に関する資金協力を強引に依頼した。鈴木は法廷で、この一連のA氏からの支援をすべて否定している。こんな人間の嘘を弁護した悪質な弁護士団、そして何よりも裁判での信じられない裁判長の誤審による勝訴。こんなことが世の中にあって良いのか。何か大きな力が働いたとしか思えない。裁判所はこの事件の裏に隠れている重大事に蓋をしなければならなかったのではないだろうか。この事件の解決には再審で正しい判決を出すよりないと思われる〗

〖鈴木が証拠として提出した「質問と回答書」(乙59号証)は、長谷川弁護士が所属する土屋法律事務所で作成して鈴木が署名押印したものらしいが、長谷川がこれだけの虚偽を構築した責任は当然、事務所全体の責任になる。事務所の代表である土屋耕太郎弁護士以下、所属弁護士が控訴審で名前を連ねていることでも長谷川一人の問題でないことははっきりしている。長谷川がこの書面で記述した内容が事実なら、A氏が訴訟を提起できるはずはなかった。長谷川は卑劣な人間だ。それを許している事務所はもっと卑劣だ〗(以下次号)

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