読者投稿 鈴木義彦編(369)

〖鈴木がタックスヘイヴンに拠点を置くペーパーカンパニーの名義を利用して株取引を行い、上がった利益を同名義で海外に流出させるやり方個人資産を海外に隠匿する手法としては鈴木が初めてではないかも知れない。しかし、株取引で得た利益をペーパーカンパニー名義で確保して海外流出させたのは鈴木が先駆けになったのではないか。外資系投資会社を装ったペーパーカンパニーでの株取引の実態をSESC(証券取引等監視委員会)が掌握するのは難しいから、鈴木と西が株取引を介して約3年後の志村化工株で、SESCがようやく端緒をつかみ、西と武内一美の逮捕につながった。すでに鈴木は当局からマークされていたが、鈴木の名前が一切出てきていないために、市場に名前を出した西を告発したというのが成り行きだったのだろう。しかし西には危機意識が乏しかったから鈴木に利用されたと思う〗

〖投資業界では常にトラブルが起こっているようだ。莫大な資金を個人で投資している人たちもいるが、ファンドマネージャーと呼ばれるプロに任せて資金運用をしている投資家もいるので、損益によって「騙した、騙された」のトラブルに発展する。鈴木と昵懇だったドバイのファンドマネージャーの霜見もハイリスクハイリターンの投資を扱う事が多かったらしい。夫妻で日本に帰国している時に事件が起こった。約1カ月間行方不明だったが、埼玉県久喜市の空地に夫妻で殺されて埋められていた。「ドバイのセレブ夫妻死体遺棄殺人事件」として大々的に報道された。犯人は霜見のクライアントで、勧められた投資で莫大な損失を出した事での恨みからの犯行だったとされる。霜見は鈴木とも亡くなる前には金銭トラブルがあった様だ。鈴木も他人の資金を騙し取ったり、他人を踏み台にして生きて来ている。鈴木の周囲には金銭トラブルが多い。今は1000億円以上という天文学的な資産を隠し持っているが、鈴木の極端に自分勝手なやり方から考えて国内にも海外にも敵が多いのではないかと思う。ドバイの霜見の事件の二の舞になる可能が常にある〗

〖鈴木が海外に隠匿している巨額の資金は、今や1000億円以上に上ると言われているが、国税当局が目を付けないはずがない。YouTubeの配信で鈴木の心配事が余計に増幅されたはずだ。納税は国民の義務であり、脱税は国を裏切る犯罪行為だ。鈴木は人間を裏切るのが得意なのに加え、国まで裏切る国賊だ〗

〖鈴木と長谷川の合作による「質問と回答書」(乙59号証)は、A氏と会ったとする日付から出鱈目だった。長谷川弁護士は、日付から架空の日を設定して嘘を作り上げている。弁護士が裁判に勝つためとは言え、こんな悪事に加担していいものなのか。長谷川弁護士はこの裁判終了後に弁護士資格を返上したが、弁護士として人間として責任が消えることは無い。この裁判には不思議に思うところが多すぎるが、長谷川元弁護士がここまで鈴木を擁護する理由が理解できない。想像を超える報酬額が裏で支払われたためなのか〗

〖鈴木は以前、親和銀行不正融資事件の主犯格として逮捕された。頭取にハニートラップを仕掛け、情事の現場をビデオに収め、スキャンダルをネタに頭取を脅した上に銀行の味方のフリをして不正に融資を引き出すというマッチポンプの事件だ。味方を騙すのは鈴木の常習手段のようだ。汚い人間だ〗

〖なぜ、西はA氏を裏切って鈴木に加担したのだろうか。A氏に鈴木を紹介するまでに西がA氏に負っていた債務は116億円という巨額で、それを返済するために鈴木を利用して一獲千金を図る目的は当然あったろうが、A氏を裏切る決定的理由にはならなかったと考えられる。しかし鈴木がその上をいって西を裏切らせたのは、宝林株の取引で160億円という巨額利益を目の当たりにした西が有頂天になって冷静な判断を失っていると判断したからだろうが、利益を独り占めしようと工作を張り巡らせた鈴木には、西は赤子の手をひねるよりも簡単だったのではないか。鈴木の極悪非道さが実感できる〗

〖鈴木は合意書作成について「西に協力しただけで株の売買の話はA氏としたことがない」と主張している。この男は自分が熱弁を振るって株売買への支援を懇願した事を忘れてしまっているのか。A氏の協力を確実にするために西と2人で提案したのが合意書ではなかったのか。A氏は自分を保全するような条件提示はせず西と鈴木が約束を守って立ち直る為のきっかけになればいいという恩情で協力した。鈴木はそのA氏の気持ちを踏みにじってしまっている。自分の欲を満足させるためにはここまで嘘が付けるものなのか。品田裁判長が鈴木の主張を支持した背景には何があったのか。再審申立を受理して審議をやり直すのは当然だ〗

〖西が生前、鈴木の指示を受けた株取引の詳細な記録をレポートに書き残していた。鈴木の元で株取引の売りをやっていた紀井氏も同様に株取引の詳細をまとめた「確認書」を「合意書」を裏付ける証拠として提出していたが、品田裁判長はこれを無視して、「合意書」の有効性を認めなかった。この確定的な証拠を検証しない裁判官では話にならない。こんな裁判が認められるはずがない〗

〖株取引の最初の銘柄となった宝林株の取引で西がA氏に15億円を持参したことで、鈴木はエフアールの決算対策をクリアーするために西を使って手形の原本を取り戻し、さらに債権債務はないとする確認書をA氏に交付してもらうことでA氏への債務返済を逃れようとした。親和銀行事件で保釈中の身とはいえ、簿外で手形を乱発していた行状が発覚すれば、保釈は取り消され、鈴木の実刑は確定的だったと思われる。前年に天野氏が同様に手形を預かっても決算対策終了後にA氏に戻していたが、鈴木は返す気など毛頭なかった。宝林株の取引で想定外の利益が出て、それを独り占めしようとした鈴木のずる賢い発想がA氏への返済もしなくて済ませようとする発想にまで広がっているのを見ると、鈴木の強欲の凄まじさが実感される。そんな鈴木を評価する人間は一人もいるはずがないことが良く分かる〗(以下次号)

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