読者投稿 鈴木義彦編(349)

〖この裁判で、品田裁判長には裁判長として不当と思える非行や、職務上の義務に違反する言動があった。その場合、裁判所訴追委員会に「この裁判官を辞めさせてほしい。弾劾裁判にかけて欲しい」と訴えが出来ると言うが、裁判で逆転するより、はるかに難しい壁があると言われている。再審請求と同様と言われていて「あって無きがごとき」の制度である。裁判所の威厳を守る為と裁判官の身分を擁護する為だけで、被害者の事は何も考慮されない悪制度と言える。裁判官が信用できないとなると、被害者は、民事裁判で提出した証拠書類を基に、警察に刑事告訴して被告と徹底的に戦うのも一つの手段かも知れない。刑事事件で有罪が立証されれば、債権の回収や、損害賠償請求が有利になるはずだが、警察、というより上部の検察が面倒に思いなかなか受理しない現実もある。裁判官や検察が自分たちの都合を優先させるような日本の法曹界は組織の根幹から腐っているのではないか〗

〖裁判官は下した判決に一切の責任は問われないという事だが、それもまたおかしい。裁判官とて所詮人間である以上、思惑等が絡んだ場合を含め間違った判断をする場合もあるだろう。裁判官は万能のように思われがちだが、法律においてのみの専門家であり、司法試験の良し悪しだけで評価されてきている。裁判官に相応しい性格であるかどうか等など分かったものではない。裁判官という肩書きに人間性が比例するとは限らない。今回の鈴木の裁判結果を踏まえ、品田と野山の両裁判長による誤審による誤判の責任は再審によって改めて審議されるべきだ〗

〖交渉の場で平林は鈴木の債務について言いがかりをつけたが、そのたびにA氏側から事実を指摘され主張が三転も四転もした。恐らく鈴木が事実経緯を詳しく平林に説明していないからかもしれないが、それでもA氏の貸し方が「有り得ないこと」とか「何故訴訟を起こさなかったのか」という反論はあまりにもお粗末すぎる。鈴木の言い分が嘘だと分かっていて、それを無理やりにでも正当化しようとするから矛盾が露呈し、主張も破綻する。平林は弁護士としての技量は三流だろう。しかし、それでも鈴木が勝訴したのは長谷川が余りにも悪徳であることを証明しているようなものだ〗

〖ある民事裁判で、原告が1審の判決を不服として控訴しました。そして控訴審で和解という事で結審しましたが、納得いかない内容だったので自分の裁判記録を裁判所に行って見たそうです。そうすると原告尋問調書がでたらめだったと言います。その上、被告尋問調書がテープに録音もされず、30分の内容がたったの3ページに纏められていて、殆どの内容は削除されていたと言います。そして、裁判が終わっても原告に原告代理人が反訳調書をくれなかったそうです。その原告は怒りが収まらず、その日のうちに書記官の所に行って抗議したそうですが、書記官曰く、「テープは外注で反訳が正しいと確認した後、破棄した」との事だったそうです。原告は裁判官訴追委員会に訴追したが、訴追の訴えは認められず「訴追しない」との通知が来たそうです。裁判というのは「原告、被告両者が平等に同じルールで争い、裁判所が判断するのが民事訴訟」であるはずが、現実はそうではないのです。裁判所の暴挙をこのままにしておいてはいけない。厳格なチェツク機関をつくらなければならないと思う。誰もが踏み込めない聖域にしておくことが犯罪の温床になっている事を国民が知るべきだ〗

〖日本の裁判制度は基本的には三審制をとっていて、最高裁に上告する事があっても、民事訴訟法が改正されて、最高裁への上告が制限される事になり、憲法に関わる様な事件は別にして、通常の民事事件は控訴審が事実上最後の裁判になる。それだけに高裁の役割と責任は非常に大きいはずだ。しかし今回の控訴審を担当した野山裁判長にそれだけの重責を担っているという意識は全く感じられず、控訴審こそ十分な審理が求められるというのに、誤字脱字だけの修正に留まる見せかけ裁判に終始している。一審の品田といい、高裁の野山も原告の裁判にかける心情を考えた事はあるのか。裁判は神主の御託宣ではなく、十分な証拠調べや審議により人が判断する事だから裁判官には懇切、丁寧な審理が必要だろう〗

〖鈴木は何から何まで嘘をつき続けたが、それは全て自分の利益を優先してのことで、そのためには嘘だけでなく騙し裏切ることも平気でやってのけた。鈴木には社会で生きているという感覚が全く感じられない。そういう生き方しかしてこなかった、ということかもしれないが、株取引に関してはA氏が信用していた西をたぶらかし裏切らせたことで想定以上の結果になったとでも思っているのだろうか。しかし、鈴木もここまでやって逃げ回り続けていれば、もう後戻りはできず、後は司法や税務当局に捕縛され隠匿資金を没収されるということだけだ。その覚悟もせずにのうのうと過ごしているのであれば、そのタイミングはすぐにも訪れるに違いない〗

〖鈴木は残りの人生を、家族と一緒に周囲を気にせずに送りたいのなら今、勇気を出すべきだと思う。見たくない現実を見なければならないし、納得できない事も起こるだろう。しかし、お前がこれまで恩人を苦しめて来たことに比べれば、たいしたことではない。躰に傷を負うわけでもなく、命を無くすわけでもない。人として当たり前の事をするだけなのだ。人生は、金が全てではないと綺麗ごとを言うつもりはない。人生には金が大事だという事は分かる。しかし、義理や人情も、他人に対する感謝の気持ちを持つことも同じくらいに大事な事だと思わないか。金に色はついていないが、お前自身には色がついて見えていると思う。人のものと、自分の物との区別をつけるべきだ。人のものは、その人の元に戻すのが当たり前の事だ。A氏とお前との間には他人には解らない事情もあるだろう。その中には互いの誤解もある事だろう。お前が知っている通りA氏は自分勝手な情のない主張をする人ではない。真摯な気持ちで今までの無礼を謝罪すれば残りの人生を楽に生きていける筈だ〗(関係者より)

〖西からA氏を紹介され、担保にもならないエフアールの手形を持ち込んで融資を受けたとき、鈴木は西に「お願い」という書面をA氏の所に持参させて、期日の3日前に現金を持参するので手形を金融機関に回さないで欲しいと懇願した。手形を回されれば、すぐにも不渡りとなりエフアールは倒産してしまう羽目に陥った。A氏は西が持参した「お願い」の書面の通り約束を守ったが、鈴木は返済を一度もせず、ただ、手形の期日を書き換えるのみだった。そんな状況が続いても、A氏は追加の融資にも応じ、さらに鈴木が持ち込んだ宝飾品や絵画等を言い値で買って上げるなどしたことで、A氏の鈴木に対する貸金の総額はわずか数か月間で20億円を超えた。鈴木はそれで個人としても会社としても一息ついたが、A氏に対しては何一つ感謝を態度で表すことはしていなかった。逆にA氏を騙していることに快感を持ち、人を騙す手口の自慢話ができたくらいにしか思っていなかったのだろうか〗

〖エリート人生を歩んできた裁判官は、実社会の経験も無く、人生の酸も甘いも噛み分ける事が出来る裁判官など皆無であろう。そんな人生経験に乏しい人間が裁判官として、現代に蔓延る魑魅魍魎を相手に、嘘を見抜いて真実を解明出来るのか。だからこそキャリアを磨いて真実を見極める眼力を養ってこなければいけなかった。品田は出世の為だけの考えで裁判をこなし、そうした努力を怠り、今回の鈴木の裁判の様に長谷川弁護士の準備書面を丸々鵜呑みにする様な怠慢さゆえに、全く根拠無き強迫や心裡留保を理由として「和解書」を無効とする様な無謀な裁定が下せるのだろう〗(以下次号)

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