読者投稿 鈴木義彦編(336)

〖悪党と言われる輩は用意周到で悪知恵に長けている。鈴木も同様だろう。今回の事件は、行き当たりばったりの考えで成せるものではないと思う。用意周到に時間を掛けて練られたのではないだろうか。鈴木は、西という人間を最大限に利用した。バブルがはじけた後、西が運営するオークションハウスには富裕層が手持ちの宝石や絵画等がオークションで取引されている事が話題になっていた。従って西は富裕層との交流が多い事と大金が動くことに鈴木は眼を付けたのだと思う。この時には既に鈴木の頭には自分が創立して上場までしたFRという会社を舞台にした陰謀が渦巻いていたのではないだろうか。しかし、鈴木は当面の資金繰りに窮してそれどころではない状況に陥っていた。何としてでも現状を乗り越えなければ自分の計画も絵に描いた餅で終わってしまう。会長と呼ばれて有頂天になっていた西が調子に乗ってA氏を紹介してしまった。鈴木にとっては思う壺だったと思う。これが、この事件の発端だった。品田裁判長の頭にはこれらの経緯が入っていたとしても時間をかけて検証する気はさらさらなかったようだ〗

〖戦後76年を振り返って、鈴木がしでかした株取引を巡る事件は、個人として最大の事件にもかかわらず、裁判官たちには大事件であってもそういう認識がなかったとしか言いようがない。そうでなければ、こんな有り得ない判決を下す訳がない。司法記者クラブを含むマスコミ各社は密かな関心を寄せており、ネット情報を注視しているだけでなく、大勢の読者が疑惑の判決に対してますます不可解さを強めている。裁判官が常套句に使う社会通念という認識と現実との大きなギャップはもちろん、事実と真実の著しい歪曲、裁判官の身勝手な思い込み等が幾重にも重なった結果がこの判決である。品田裁判長はいい加減に間違いを認めるべきだ〗

〖品田が判決には現在の裁判所に潜む闇と、将来の司法界が危ぶまれる問題が窺われる。それだけ今回の裁判の判決結果が余りにも杜撰で誰もが納得出来ない裁定であったと言える。こうした状況を打開する為にも再審への高い壁を取り払い、疑わしき判決の裁判は全て審議をやり直し、国民からの信頼を取り戻す為の努力が必要不可欠である〗

〖品田裁判長は「平成11年7月から平成18年10月までの7年間、A氏と西、鈴木の三者で株取引について協議がない」事を合意書無効の原因としたが、その証拠はなく、その間の事情を検証すれば鈴木が株取引を継続していた事は明らかだ。また、品田裁判長は「被告が株取引をしていたとしても合意書とは関係の無いもの」と断定しているが、そのように断定できる根拠を示していないのは何故か。最悪最低の誤判としか言いようがない〗

〖昨今の裁判所内には問題が山積しているという。取り分け一番問題と思われる事は、判決文の善し悪しよりもこなした件数が評価の対象として重視され、当然それが出世に大きく影響を与えている事だろう。多くの案件を抱えている中で件数をこなしていくには、審議時間の短縮が必須となり同時に争点の薄弱化に繋がりかねない。悪質な裁判官だと品田裁判長のように故意に争点を簡略化し強引に早期終結に繋げるケースも生じる。国民にとっては最も重要な問題を国民の立場になって考えられないのであれば、辞職するべきだ〗

〖宝林株に次いで鈴木が仕掛けた銘柄は、鈴木が創業したエフアールで、西によれば鈴木が上げた利益は約40億円だったという。鈴木は親和銀行事件でエフアールの代表取締役も取締役もはく奪され、株主でもなくなっていたので、おいそれと第三者割当増資や転換社債を発行させることはできなかったはずで、それができた経緯は、鈴木が株取引を実行した事実を解明するうえで重要だった。裁判当時はしかし、鈴木の側近だった天野氏が死亡しており、鈴木にとっては非常に都合が良かった。天野氏の証言が死亡により封じられたことは、逆に同氏の死因がもっと解明されるべきだったということになる。エフアールの株取引は西によればA氏が7億円の買い支え資金を出していたというが、本来ならば西と鈴木は宝林株で160億円もの純利益を上げていたのだから、それで十分に賄えたはずであり、鈴木のあくどい強欲さが典型的に表れたと言っていいのではないか。西と鈴木がA氏を裏切り騙し続けていたというとんでもない事実には怒りを覚えると同時に、この2人は約束や契約を何と思っていたのか〗(関係者より)

〖平成11年7月に西が配当金の15億円を持参した頃以降、鈴木はA氏との接触を避けている。西は鈴木の事をA氏に聞かれるたびに「今海外に行っています」「ワンルームマンションで1人頑張っています」と言い訳しているが、最大の支援者であるA氏に長期間連絡をしていないのは鈴木が礼儀を弁えない人間であるからで、世界中どこにいても電話は出来る。鈴木は自分の携帯電番号をA氏に教えていない。それ自体が不義理な事ではないのか。西や紀井氏にも口止めをしていたと思われる。品田裁判長はなぜその事を鈴木に尋問しなかったのか。A氏は、西の言葉を聞いて鈴木が株取引に集中しているものだと思っていた。そして、何か異常があれば当然に西が報告してくるものだと思っていた。まさか、西までも自分を裏切っているとは考えてもいなかったのだ。西も最低の人間だと言わざるを得ない。品田裁判長も鈴木を一方的に庇っていたとしか考えられない。長谷川との何らかの接点があったというのは関係者、読者の大半の認識であるようだ〗(関係者より)

〖日本は法治国家であるはずが、いつの間にか無法国家に成り下がっている。法に則って行使されるはずの国家権力が、それを判断する人間たちが堕落することによって横行していると思われる。裁判官に行き過ぎた権力を与えると品田裁判長の様な我が身の保身や出世しか考えない人間が増え、都合のいいように法解釈を歪曲する裁判官が多数出てくるのではないか。もう既に危惧される現状にあると思われる。このまま放置すれば近い将来法治国家の日本は終わりを迎える事になるだろう〗

〖年間で100億円という利回りが見込める預金を、鈴木は今、スイスのプライベートバンクを核に隠匿しているという。鈴木は裁判で外資系の投資会社のコンサルタントをして収入を得ていると証言しているが、それが全くの嘘であるという事実は遠からず発覚するだろう。国税や金融庁、というより世界機関のOECDがタックスヘイヴンに働きかけて情報共有を加速化させている中で日本政府も調査能力を高めているからだ。それに対抗する格好で鈴木がロンダリングをやろうとすれば必ず尻尾を掴まれる。預金さえ無事であれば、と鈴木は思っているかも知れないが、鈴木に協力している関係者がいつ裏切るか分からない不安を鈴木は常に感じているに違いない。鈴木は間違いなくボロを出す。問題はそれが何時かということだけだ〗(関係者より)(以下次号)

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