〖鈴木という奴は最早、人間として扱ってはいけないと思う。裁判では勝訴したが、真実は真逆なのだ。鈴木の人間性の極悪さは裁判中の言動を見ていれば明らかである。裁判で正当な裁きをしないのであれば、どの様に本人に罪の意識を持たせるべきなのか。通常は裁判所の裁定、裁判官が下した判決が一番正しいとするべきであるが、今回の裁判は正常ではない。異常なのだ。こういう場合は鈴木に対しても裁判に勝訴したからと言ってその通りの扱いをするべきではない。裁判所は自分たちの過ちを認めて正常な裁判を再度開廷して正しい判決を下さなくてはならない〗
〖国税庁による海外資産に対する課税強化の流れが益々厳しくなる中で、国税庁は外国の金融機関等を利用した国際的な脱税及び租税回避に対処するために、「共通報告基準(CRS:Common Reporting Standard)」に基づく非居住者に係る金融口座情報を税務当局間で自動的に交換する仕組みを開始している。このCRS制度は租税回避の動きを阻止するために経済協力開発機構(OECD)が策定した新制度である。自国にある銀行や証券、保険も含む非居住者の金融口座の情報を毎年12月末時点で集計し、世界100ヵ国および地域を超える税務当局間で自動的にその口座情報を交換するという仕組みだ。日本を含む各国がその実施を約束している。もう既に鈴木も当局の網の中だろう〗
〖鈴木は裁判でA氏の社長室で反社会的勢力とA氏のツーショットの写真を見せられたと言っているが、大きな写真(2枚)を飾っていたのは本社が新宿センタービルにあった時代で、A氏と当時の伊藤忠商事社長の室伏稔氏との写真、そして西とブッシュ大統領のツーショットの写真が置いてあった。A氏の会社があった43階のフロアーには客席が50くらいある喫茶室があり、マスターの話では客の半分以上がA氏の客だったという。A氏の所には1日に数十人の客があり、鈴木の話が本当であれば大勢の人が写真を見ているはずだが、一度としてそんな話はなく、また新宿センタービルの審査は日本で一番厳しいと言われており、A氏の会社が30年以上も本社を置いていることはできなかった。和解協議のあった平成18年当時は本社をOF西新宿ビルに移し、社長室と応接室が一緒の8坪ほどの小さなフロアーで、写真を置くスペース等もなかったから、鈴木の話は明らかに虚偽である〗(関係者より)
〖鈴木は、平成11年7月30日に西に株売買の利益配当金分の15億円を持参させ、翌日にA氏の会社に西と同行して以降、以前にもましてA氏と会う事を避けるようになった。西には「都心の1DKのマンションで1人頑張っています」とか「海外に行っています」と嘘の報告をさせながら、A氏に内緒で宝林株で得た莫大な利益金を運用して海外のペーパーカンパニー名義で株の売買を繰り返していたのだろう。西によると、この頃鈴木はA氏以外の人間とも接触を避けていたらしい。この時期から鈴木の裏切り計画が本格化したと思われる。約160億円の利益を得ながら、それを独り占めして西にも本当の金額は教えていなかった。そして、相変わらず株価を高値誘導する資金はA氏から継続して支援させていた。A氏が最終的に西を通じて支援した金額は207億円にもなった。その莫大な金額は全て西を通じてのものだった。西も鈴木とは別途で株の売買をしていたようだが、A氏には何も報告されていなかった。2人の復活に期待して支援し続けたA氏の気持ちは完全に裏切られてしまった。鈴木と西の裏切りは留まる事が無かったのだ。いくら自己の金欲の為とはいえ、これ程までの裏切りが出来るものなのか。この裏には合意書を西に破棄させたという鈴木の思い込みがあったと思う。いずれにしてもこの2人の言動は決して許されるものではない〗
〖西は鈴木から株取引の利益分配金を受け取る目的で、平成18年10月2日に香港に渡航した。その際、西が妻に残した手紙の中に「平成11年から平成14年までは鈴木は私との約束を守り、30億のお金を払ってくれ・・・」と株の利益金として鈴木から30億円を受け取っている事実が判明している。西にとってはこの事実が香港での利益の分配を期待する根拠になっていたと思われるが、香港で西を待ち受けていたのは、期待を裏切られるどころの話ではなかった。鈴木が考えていたのはすでに渡した合意書破棄の報酬10億円と宝林株の利益分配金の一部30億円で済ませようとしていた事であり、邪魔者は排除してしまう事だった〗
〖品田裁判長は多くの所で事実認定を誤っている。和解書を無効にするに当たって、品田は和解書の作成経緯が強迫や心裡留保によるものであるとしたが、鈴木が和解後にA氏にかけた電話では株取引に関わる西の損失額を尋ねることで株取引の実行を追認し、また和解から1週間後の平成18年10月23日に鈴木一人がA氏の会社を訪ね、そこで語った内容は和解書で約束した支払いについて、海外に口座を作れないかとか、金の移動が難しいので1回あたり5億円位など具体的な方法を語り、さらにその後に鈴木がA氏に送った2通の手紙の中でも和解書の支払約束を追認している。そこには強迫も無ければ心裡留保にもならないことは明白になっているはずだ。品田が裁判長として株取引の実行を否定して合意書と和解書を無効にしたことで、西がA氏の所に持参した15億円を株取引の利益分配ではなく鈴木の債務返済とするというとんでもない間違いを犯している。明らかに故意の判断としか言いようがない〗
〖貸金返還請求の部分は、流石に鈴木の嘘だらけの主張は通用しなかった。それにしても品田裁判長の返済金に関する不自然な判断は理解できない。徹底して株取引との関連を避けて通った判断だ。それに、貸金返還請求を裁く中で品田裁判長の頭の中には「鈴木という人間は悪質で、虚言が多く信用できない人間」という事がインプットされた筈なのに、株取扱に関する合意書や和解書に関しては全て鈴木の虚言を支持した。これは信じられない事だった。明らかに何らかの意向があった事は間違いないのではないか〗
〖西が鈴木の裏切りを実感して、ようやく沈黙を破り、A氏に事の真相を明かす事となり、鈴木を追及して実態を明らかにする為に平成18年10月16日に和解協議をする事となった。そこで鈴木は宝林株の取引ですら「合意書」とは関係無いと言い張り、「合意書」は交わしたが株取引がなかったので忘れていたなどと言うのは、あまりにも荒唐無稽過ぎ悪質だ。当初、西が宝林株を取得して株価が思う様に上がらないという事でA氏に宝林株をはじめとする今後の株取引に関わる買い支え資金の支援を鈴木本人が懇願したはずだ。全ての株取引において利益を上げる事が出来たのはA氏による買い支え資金の支援があったればこそだ〗
〖交渉の過程で青田と平林は和解書を無効にするために、鈴木がA氏の会社に監禁され和解書への署名を強要された、と主張し、さらに裁判では長谷川は鈴木に暴力団とそのトップの名前まで言わせた。ありもしない状況を作り、強迫と心裡留保を演出したのだ。鈴木がA氏に対抗するためには、そうした度を越した虚偽を構築するやり方しかなかったと思うが、多くの証拠からすぐにも分かる嘘を事実と認定して判決した裁判官はあまりにも異常だ。証拠として提出された西の遺書を検証するだけでも、品田裁判長は鈴木側の主張に嘘があることは認識できるはずで、覚悟を決めた西が自殺する前に書いた遺書に嘘はないはずだ。鈴木は裁判で多くの嘘を言っているが、これで鈴木が勝訴する根拠が全く分からない。というより、品田裁判長が故意に誤った判決を下したとしか考えようがないが、鈴木サイドの青田のほか平林、杉原、長谷川の各弁護士等、誰一人としてまともな人間はいない。特に長谷川は「質問と回答書」(乙50号証)で鈴木に指示して虚偽の構築をしたが、この2人の残りの人生は悲惨で終わることになるだろう。残された家族もいい人生を送れないのは当然だ〗(以下次号)