読者投稿 鈴木義彦編(284)

〖長谷川は弁護士であるにも拘らず、法律を正義の為に用いるのでは無く犯罪疑惑者を助ける為に悪用した。その真の目的は裁判に勝つ為であっても、それが弁護士としての信念ではなく鈴木から得られる多額の報酬の為である。しかも鈴木に表の金はないから、報酬は全て裏金だ。長谷川は金の為に真実を大幅に捻じ曲げ限度を超えた虚偽を構築しA氏を陥れ、犯罪疑惑者である鈴木に加担したのだ。長谷川は弁護士の魂を鈴木に金で売ったも同様である〗

〖鈴木は相手を説得する時の言い方で「信用して下さい」「男気を見ていて下さい」という言葉を使い、口約束で相手を信用させて書面を残さない。しかし、もちろん約束など最初から守る気はなく、後から書類が無い事をいい事に「言っていない」と惚けたり否定をする。悪徳詐欺師の汚い手口だ。この手口に泣かされた人達は少なくないだろう。今回の和解書作成の時も「西の言い方が気に入らないので和解書には書かないが、約束は間違いなく守ります」と西を利用して書面に書かない事を上手く正当化している。そして掌を返して、言った事を否定している。手段が狡賢く絶対に許せない男である〗

〖元エリート裁判官だった人や弁護士、法律学者が自分の著書で裁判所の腐敗や裁判官の為体(ていたらく)を批判しているが、余り我々の耳には届いてこない。マスコミは勇気を出して裁判所組織に踏み込んで取材し、悪い膿(うみ)を出して全てを世間に晒すべきだ。大手新聞社の司法クラブは日常的に裁判を傍聴しながら、話題になるとか、有名人やスポーツ選手が原告・被告にいるとかいうことで裁判を選別して報道する傾向が強いという。裁判所や裁判官の不祥事は独自に発信するのではなく、常に法務省や検察庁など行政側の発表を前提にしていて、独自取材で報道したら、裁判所から締め出されるというリスクを口にするようだが、こんな報道姿勢ではいつまで経っても司法改革のキャンペーンなど打てそうもないから、ここはやはり出版社系の週刊誌や月刊誌がスクープするべきだろう〗

〖鈴木は紀井氏の裏切りのせいで動揺して和解書にサインしたと責任転換しているが、初めから紀井氏を裏切ったのは鈴木の方だろう。株取引で得た利益を折半するという約束で雇い入れたはずだ。それに長谷川は法廷で紀井氏は「電話番に過ぎない」と言っているが、取得株の売りを全て任せて来た紀井氏は株取引の経緯や各銘柄で上げた利益を全て承知していた。紀井氏の裏切りではなく、鈴木の嘘が紀井氏の証言で暴かれるのを恐れて動揺して裏切ったのは鈴木だということは誰の眼にも分かる〗

〖平成24年に証券取引監査委員会(SEC)がクロニクル社(旧FR)に対して、過去の会計処理と有価証券報告書虚偽記載の疑いがあるとして、シンガポールに組成したファンドに9億円の個人流用があったと金融庁に追徴金を課すよう勧告した。クロニクルは第三者委員会を立ち上げた。代表者だった天野氏は前年に不審死を遂げていたが、会社には天野氏がシンガポールにファンドを組成した目的を知る者がいなかった。生前の天野氏の地位と名前を利用して鈴木が裏で暗躍していたという情報が社内で流れた。A氏が鈴木を提訴する3年前の事件である。この事件を引き金にクロニクルは上場廃止になり、破産してしまった。鈴木が自分で創った旧FRを裏で散々利用していた事は社員の誰もが知っていた。鈴木という人間は、自分の欲の為には利用できるものを全て利用する悪質な人間なのである。そんな鈴木の悪の履歴を品田裁判長はどのように受け止めていたのか、判決には一切鈴木に対する評価がない、不思議過ぎる判決だ〗

〖鈴木は紀井氏に株取引を任せていたため、全容を知っている事は当然承知していた。だからこそ紀井氏がA氏に真実を話したことを知り、愕然としただろう。紀井氏は鈴木のやり方に疑問を持ち、A氏に話したのだが、それを裏切りと言い放つ鈴木の神経がどうかしている。そもそもA氏を裏切りとんでもない損害を被らせていたのは鈴木なのだ。自分がやった悪行を反省もせず棚に上げて、人が自分に不利な事をすれば必要以上に反応して「裏切り」と言って罵る。こういう人間は最低だが、ここまでひどい人間は世界中探してもいないと思われるほどだ〗

〖欲望にも色々あって、通常言われているのが食欲、性欲、金銭欲や睡眠欲、名誉欲、支配欲等で、人間誰しも大なり小なり欲はある。鈴木の場合は金銭への執着が異常に強い。金銭欲を満たすために人を騙し犠牲にしても平気なのだ。世の中での騙し合いは日常茶飯事の事ではあるが、鈴木の場合は許される範囲を大幅に超えている。金の為なら騙す事や裏切る事は当然であると考えるのは明らかに人でなしだ。鈴木の様な悪党が実在する事を知っておくべきだ〗

〖再審請求が認められる可能性は低いと言われますが、今回の鈴木の事件のように一審の判決から3年経った今、事件が改めて注目され記事にまでなっている中で、「誤判」であったとする意見がほぼ100%というほどの投稿が寄せられている。この状況下で、もし再審請求が受け入れられないことがあれば、今度はその事実がとんでもない事として、更にマスコミやネットで日本の司法への批判が殺到するのは間違いない。裁判所としても賢明な判断をするべきで、明らかに誤判であることを認めない裁判所はもはや法を司る組織とは言えない〗(取材関係者より)

〖2005年頃、村上世彰(よしあき)氏を代表とする「村上ファンド」が証券界を騒がせた。有名なのはニッポン放送(フジサンケイグループ)の株売買に対するインサイダー取引である。村上氏は当時ライブドア社長の堀江貴文氏から内部情報を聞きニッポン放送株を取扱ったが、証券取引等監視委員会から告発を受け、東京地検に逮捕された。村上氏はこの取引で30億円の利益を上げていたが、今までのインサイダー取引では最高額だったそうだ。村上氏は鈴木とは違って「ファンドと社員を守る為」に自供して起訴された。村上氏は相場操作で自宅と長女宅を強制捜査された。長女が父親の仕事を手伝っていた為であった。長女は妊娠7ヶ月だったが調査に堪えた。産休中だったため関与は認められないとして起訴されなかった。しかし、そのストレスが原因で流産してしまったという。村上氏は、家族と社員が心配で、早期の釈放を要望し、5億円の保釈金を払って釈放された。村上氏は、その後株式投資からの撤退を表明したが、今はシンガポールに在住しながら違った形で株式投資に向き合い、出光と昭和シェルの統合にも尽力し、NPO法人に10億円の資金を提供したりして支援活動もしている。村上氏に関する話題は沢山あるが長くなるのでこれ位にする。ただ、鈴木と比較するのは村上氏に甚だ失礼だが、村上氏の潔さ、家族や社員への思い遣り、社会的責任の自覚等、守銭奴ばかりだと思っていた投資界も見捨てたものではなかった。その点、鈴木は家族への愛情も社員への思い遣りも持っていない最低最悪の人間だと思う。どれを取っても鈴木とこれほど違う人間もいるものだと感心させられた〗(以下次号)

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