読者投稿 鈴木義彦編(272)

〖鈴木義彦と長谷川幸雄は裁判を上手くやり抜いた積りだろうが、ネットで騒がれている自分達を正当化できるはずがない。これだけ裁判での汚い手口が詳細に暴露されたらグーの音も出ないはずだ。二人とも残された人生はそう長くはない。人は間違いを犯す。人生の終盤を迎え今までの精算をするべきだ。どんな極悪人でも誠心誠意の謝罪を尽くせば許される時が必ず来る〗

〖西が鈴木の誘いに乗って、A氏を裏切った事が本当に信じられない。いくら鈴木から好条件を提示されても、A氏から受けた恩を考えたら裏切る事など出来なかったはずだ。それだけに西の判断には非常に疑念が残る。そして合意書破棄の為に受け取った10億円を鈴木が「返済の一部として西に渡した」と言い変えられても、反論することもなく借用書を書いている。なぜそこまでするのか、本当に理解できない。結局西はA氏に対しては鈴木を庇い続け、鈴木が利益分配をするという約束を守ると考えていたのだろうが、見事に裏切られた。A氏を苦しめた挙句、自らも命を閉じる運命になるとは予測さえしていなかったのだろう〗

〖霜見誠氏は、日本人投資家とのトラブルで裁判沙汰になっていて、スイスのプライベートバンクの事で呼び出されて出廷する数日前に行方不明になり、殺された(2013年1月発覚)。周囲の情報通の間では、スイスのプライベートバンクについて鈴木との関与があったのではないかと囁かれていた。JOFはクロニクルにも関与していて大株主だった。その事は当時、クロニクルの代表だった天野氏もよく知っていて、何時までも裏で関与してくる鈴木を疎ましく思い、鈴木との関係を断ち切ろうとしていた時期でもあったらしい。鈴木と霜見氏がクロニクル(天野氏)でJOFと繋がっていた痕跡が明らかになっている。そして霜見氏は殺され、天野氏は2年前に自殺(他殺の疑いを持たれている)している。この時の3人の事は鈴木以外、誰にも分からなくなってしまった〗

〖以前、パナマの弁護士事務所から世界の富裕層の租税回避情報が大量に流出したことが世界中で話題になったが、その中には日本人も数百人いるといわれている。これに伴って日本の税務当局は、富裕層の海外保有資産情報の収集に相当の力を入れてきた。国税局査察部(マルサ)の仕事について、査察部出身の衛藤重徳税理士は「昔も今も変わらないマルサの情報収集の一つに、テレビや写真週刊誌、雑誌などがあります。おそらく、査察部門では、主要な週刊誌はほとんど購読しているでしょう。昔と大きく変わったのはインターネットの登場で膨大な情報が入手可能になった事だ」と言う。多分ネット情報等の詐欺、横領、脱税等を巡る事件師たちを扱うサイトはマルサにとって情報の宝庫ではないか。査察調査は摘発を目的にしているから、内偵段階で確たる証拠を掴むまで徹底した調査が行われる。個人課税部門や法人課税部門で調査を進めていたものの、脱税行為が悪質、金額が大きいなどと判断されると、マルサが動く。つまりは案件が査察部に引き継がれ、査察調査へと移行する。査察は他部署からの情報収集にも力を入れている。国税庁の色々な部門から調査案件を掘り出すことも重視しているとの事だから、鈴木に税務当局が迫って来るのも時間の問題といえる〗

〖鈴木を無理矢理に勝訴させた品田裁判長は、今も鈴木が行方を晦ましA氏から逃げ回っている事を知ったらどう思うか。そしてこれだけ大勢の人達が品田裁判長の下した判決に疑念を持ち、批判を繰り広げている実情を知って何を思うのだろうか。刑事裁判は量刑を言い渡す。それは被告が罪を償って人生をやり直すきっかけを与えることに繋がる。民事裁判で判決を下した裁判官には何のお咎めもなく、判決を不服として控訴してもほぼ判決は覆らず、さらに再審に至っては受理のハードルが高いとされる。これは制度そのものに大いに問題がある。マスコミも、もっともっとこの状況を世間に問題提起するべきだ〗

〖鈴木は、若くして「富士流通」という会社を設立し、海外一流ブランドのバッグ、宝石、時計の小売業を開始した。平成1年4月にエフアールに社名を変更し、平成3年4月に株式を店頭公開した。親和銀行事件で逮捕起訴されたことで代表を辞任し、株主名簿からも名前は消えたが、実権は裏で握っていた。そして平成16年12月にジャスダックに再上場した(社名はクロニクル)。こうした経緯の中で、平成12年には合意書に違反して株取引の利益やA氏の資金を流用して、自分の姿を隠してFRのユーロ債を発行して株価を操作し、FRの相場で約40億円の利益を獲得した。鈴木は上場当時からの目標であった創業者利益以上の莫大な資金を手にしている。そして、平成17年に隠匿いている資金でドバイのファンドマネージャーの霜見を使って、JOF名義でクロニクル(旧FR)のユーロ債と新株予約権を引き受け、高値で売却し、鈴木の名前は表に出る事もなく約30億円の利益を得た。鈴木は自分の立ち上げた会社の株を操作して合計約70億円を手にしたのだった。その後、鈴木は他の銘柄と同様にクロニクルではJOFと複数のペーパーカンパニー名義で株主として残った。その後クロニクルは平成24年9月に損失29億6000万円の損失を出し、翌25年には有価証券報告書を期限内に提出できず上場廃止になり、平成26年には破産手続きが終局した。鈴木は自分の設立した会社を喰い物にし、自分の欲を満足させ、最後まで頑張りながら失職した社員には眼もくれなかった。情という物を知らない最低最悪の守銭奴だ〗(関係者より)

〖最高裁調査官も務めた元東京高裁判事の木谷明氏の話によると「高裁の裁判官としては控訴を棄却する方が断然楽なんです。一審判決の逆転には、精神的にも肉体的にも大変な労力がかかる。定年が近くなってきた、ほとんどの裁判官達が楽をしたいと考え、審議無しに一審判決をそのまま採用する」と言う。多分今ではこの状態が全体に浸透定着して当たり前になっているのだ。裁判所を統括する最高裁判所は早期に改革しなければ、裁判官の質がどんどん悪化する〗

〖この鈴木の事件を知って、裁判所と裁判官、弁護士、どれも信じられなくなりました。裁判所と裁判官はあらゆる紛争を公平公正に裁くために存在していると信じていたからです。いくら真実を訴えても、相手の悪質な策略を見抜いてもらえないばかりか、意図的にその証拠となるものを全て排除するような裁判官が横行していること、そして、その裁判官に自由心証主義という名目で権限を与えて真実を検証しようとしない裁判所の体制、体質には、恐ろしさと絶望を感じました〗

〖天野氏は平成23年8月3日の早朝に死亡した。会社は「自宅で病死」と発表したが、事実は都心の京王プラザホテルの客室での自殺だった。クロニクルはその2年後に上場廃止になり、その1年後に破産した。天野氏の念願だった「クロニクルからの鈴木の排除」ができないままこの世を去った。表向きには会社発表の内容通り病死として処理されたようだが、誰も信用していない。その1年前に西が自殺していて、益々鈴木の悪事が隠蔽されることになった〗(関係者より)(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です