読者投稿 鈴木義彦編(270)

〖鈴木と西は最初の宝林株の取引で160億円という巨額の利益を得たことに有頂天になり、株取引の「窓口」にするという名目でFEAM社を資本金5000万で設立した。その際に鈴木は図々しくも、運転手付き専用車(ベンツ)や鈴木本人、愛人と実父に対する給料の支払い等、度を超えた横着な要求を西にしている。鈴木が責任を持って利益を積み上げるという約束の下に西は応じているが、全ての資金を出しているのはA氏で、FEAM社関係でも約7億円は出ている。これも強欲な鈴木が株取引で得た利益を一切吐き出さず、様々な名目で西を利用しA氏から金を詐取した実例の一つだ〗(関係者より)

〖裁判官は合意書について、「取扱う株の銘柄の記載がない」、「期間の限定がない」などというが、これらは無効にしたいための理由を探してこじつけているようにしか思えない。A氏だけが合意書に基づいてしっかりと約束を実行していることを裁判官はどのように感じたのか。鈴木は「一回も株取引をやってない」と主張しているが、和解協議で少なくとも宝林株取引が合意書に基づいていたことを認めているではないか。また、鈴木が言う通りならばA氏が買支えのために出し続けた資金は何処へ行ったのか、という疑念が生じる筈だ。品田裁判長はA氏側の証拠や証言を棄却するだけで、同時に生じる疑問点は無視して追及していない。こんな偏った審理が本当に行われていることに驚くばかりだ〗

〖西と鈴木の出会いは平成7年頃のようだ。当時FR社の常務だった天野氏が、西が経営する東京オークションハウス(TAH)の催場を訪れ、オークション事業に興味を持ち、社長の鈴木が西に会いたいということを伝えたのが始まりだった。西も鈴木の名前だけは知っていたので面談を承知し、食事を共にすることになった。2人は、お互いの共通点のある株式投資について話が弾み、意気投合したようだ。その後、度々会うことになり、親密になっていく中で鈴木がFRの経営が行き詰まり、資金繰りが悪化している事を話すようになった。10日で1割という高利の金を借りているという話も聞いた。そして、鈴木が親和銀行の不正融資に絡んでいることも聞いたのだろう。FR は店頭公開ではあったが上場していた。しかし、この頃既に倒産寸前で、鈴木個人も破産寸前だったのだ。西は一考し、以前から一方ならぬ世話になっているA氏に鈴木を紹介し、鈴木の実情を話して協力を願い出た。西から鈴木の窮状を聞いたA氏は、西の強い懇願もあって鈴木を救済することを決めた。鈴木には担保もなく、保証人がいなかったが、西を保証人とすることで融資することになった。10日で1割の金利が付く資金繰りをしている鈴木には緊急の資金が必要だった。平成9年の8月には第1回目の融資が実行されたのだった。鈴木はFRの手形をA氏に持ち込み、西が手形を金融機関に回して取り立てをしないで欲しいという「お願い」書を書いているが、支払期日の3日前までに現金を持参すると鈴木は約束しながら、一度も守ることは無かった〗(取材関係者より)

〖鈴木は和解協議でようやく宝林株の取引のみ「合意書」に基づいた取引と認めたが、その清算は既に終わっていると言った。そうであれば、鈴木はいつ、いくらを清算したというのか。恐らく鈴木の念頭にあったのは西に届けさせた15億円(一人5億円で、西と鈴木の取り分は返済金の一部に充てる)のことを指しているのだろうが、それで清算が完了した事になるはずがない。いくら利益が出たか分かるはずがないと高を括って強気に出る鈴木は、窮地に立たされていたときにA氏に救われた恩を忘れたとでもいうのか。こんな奴は一生生き恥を晒し続けるしか、仕方ないと思う〗

〖ここまで被告と代理人弁護士が嘘と出鱈目(虚言の挙句に侮辱、名誉棄損)を平気で法廷で論述するような滅茶苦茶な裁判がかつてあっただろうか。まるでフィクションの世界であり、とても現実とは思えないのだが、紛れもなく現実の事件であり、鈴木は実在している。そして鈴木は裁判に勝訴している。どこまでも悪夢のような現実に驚愕するばかりだ。司法が許した極悪人を再び法廷に引きずり込むためにも、必ず再審を実現させなければならない〗

〖親和銀行事件は、辻田頭取が何者かにハニートラップを仕掛けられ、ホテルでブラジル女性との情事現場を盗撮された。親和銀行ではこのスキャンダルで右翼団体が街宣車で騒ぎはじめ、福岡の某暴力団系の総会屋から融資を求められるようになった。頭取はかねてから親交のあった地元(佐賀県)出身で、宝石・化粧品販売会社を手広く営む副島氏に対応を依頼した。副島氏は面識のあった関西の暴力団組長に相談し、組長は福岡の総会屋と話を付けて収拾させた。親和銀行は組長に謝礼を支払う手段として鈴木が経営するFRの関連会社を迂回融資に使った。これは副島氏と鈴木の出来レースだったようだ。この事で鈴木は親和銀行に取り入り、副島氏と組長と共謀してマッチポンプ方式で親和銀行から100億円以上の莫大な融資を引き出した。鈴木はFRの専務大石氏を代表者として「ワイ・エス・ベル」というダミー会社を作り、模造宝石や価値のない不動産を担保に親和銀行から融資させ続けた。この間、西は知人のヤメ検で有名な田中森一弁護士(故人)を鈴木に紹介し、田中弁護士は親和銀行の顧問弁護士に就任していた。この一連の事は当然、司直の目に留まり、鈴木は平成10年5月31日に逮捕された。驚いたことに、辻田頭取にハニートラップを仕掛けたのは鈴木の友人の青田だという。この事件を見ても鈴木は稀に見る悪党だった事が解る。この日までA氏の鈴木への貸付額残高は諸々合せて元金だけで約30億円に達していた。最初から一銭も返済されていなかった〗(取材関係者より)

〖今回のA氏による貸金返還請求訴訟の第一審を最後に担当した品田裁判長によるA氏側の主張や証拠に対する理不尽な誤審は、品田の独断と偏見から成る不当判決に他ならない。品田は裁判の早期終決を達成する為に度を越した簡素化により誤判を導いた。迅速な裁判は誰も否定するものではないが、迅速な審理は充実した審理の結果として達成されるべきものである。品田の場合は明らかな手抜き裁判であり、その結果、善人と悪人が逆転する判決を下している。再審が無ければ長谷川、品田は誰もが許すことは無いはずだ。到底許されるものでは無い〗

〖鈴木はここまで世間から非難され、叩かれて顔写真まで掲載されて恥ずかしくないのか。普通の神経であれば居たたまれない筈であるが、もっとも「恥」という人間らしい心があれば、ここまでの悪行をするはずがないということにもなる。しかしこのネット社会の流れは鈴木自身に留まらず、必ず未来永劫にわたって家族を苦しめることになる。というより家族が責任を取るところまで追い詰められるはずだ。鈴木は時間が経過すれば忘れられると安易に考えているのか、妹、奥さんや子供が鈴木本人に何も言わないというのは、この一族は本当に金が全てと考えているようだが、親和銀行より100億円以上の不正融資を引き出していても、家族や身内が鈴木に何かを言った形跡はない。それに鈴木本人の手紙にも書かれているが、何から何まで世話になり、ここまでやってくれる人間は世界中を探してもいないことは青田のような人間には分からなくても鈴木本人には十分に分かっているはずである。それに、鈴木の関係で10人ほどの人間が死に追いやられている。ここまでの極悪な一族はいない〗(関係者より)

〖西は、鈴木を紹介する際にはA氏に親和銀行の件は内緒にしていた。A氏の耳に入れると鈴木への協力を断られると思っていたに違いない。西もこの頃には既にとんでもない裏切りを始めていた事になる。どれだけA氏に世話になったかを忘れて自分の欲を優先していた。後に自殺をすることになるが、自業自得と言わざるを得ない。西と鈴木の騙し合いは鈴木のあくどさが比較にならないくらい上回っていた〗(関係者より)(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です