〖品田裁判官は、A氏と西、鈴木は宝石貴金属に関しての専門家だという事を知らなかったのか。A氏の会社は、ダイヤモンドの小売業を主にしていて、西はオークション事業で宝石貴金属類も扱い、鈴木が創業したFRは宝石貴金属類の輸入と国内販売を営んでいる上場企業だった。3人は、いわゆるプロフェッショナルだったのだ。宝石業界は1社で全ての商品を賄えるわけではないので、注文があった場合、自社で持っていない商品についてはお互いの信用取引で貸したり借りたりの販売委託をすることが日常茶飯事になっている。従って品田裁判長が「経済的に極めて不合理」とか「販売価格の決定過程に関する客観的かつ合理的に説明はされていない」と断定しているのは甚だ的外れな事なのだ。売主と買主が納得しての取引ならば問題は何もない。嘘をついて借り出し、返却もせず、代金も支払わない鈴木が詐欺行為を働いたのだ。これが理解できないならば宝石貴金属の取引だけではなく、商取引全般に係わる訴訟の裁判官は務まらない。つまり品田は裁判官失格だ〗
〖鈴木は、和解協議の直前から協議の1週間後にA氏の会社を単独で訪ねたところまでの期間を自分で都合良く書き連ねた書面(乙58号証)でも虚偽の連発をしている。和解協議の場のやり取りで、すっかり被害者であるかのような書き方をしている。「合意書とか関係なく今まで稼いだ資金の全部50億やるからこれで解放してくれ」と言ってしまったと書いているが、50億で全部など、真っ赤な嘘である。この時点で既に約470億円の利益があったことは紀井氏が明らかにしている。そして和解書にサインするとき、「内容も全く見ず確認もせずにサインした」と書いているが、これもとんでもない嘘である。実際には何度も読み、しかもA氏が「気になる文言があれば訂正しますよ」とまで言っている。サインするのにしっかり自己判断できる時間も余裕もあった。何から何まで嘘で固めて平気でいる鈴木の神経が異常すぎる〗(関係者より)
〖A氏が鈴木に頼まれて3億円でピンクダイヤと一緒に購入したボナールの絵画は、その当時、絵画は既に鈴木が他の金融業者へ借入の担保として預けていた物で一度もA氏に渡されていない。A氏が催促しない事をいいことにして惚けていたのだと思う。鈴木はピンクダイヤの販売委託を受ける際にも絵画をセットにしていたが、絵画は他に担保に入っていた。そして結局この商品を返却せず、支払いもしていない。鈴木はA氏に対して貸金の場でも株取引の場でも、この様な詐欺行為を度々行っている。とにかく他人の物と自分の物の区別のつかない最低最悪の詐欺師、泥棒野郎だ〗
〖この裁判では株取引の真相、そして鈴木が支払った返済金の出所などが検証されていない。鈴木の嘘や矛盾を認容したことや有耶無耶にされてしまった真実が余りにも多すぎる。再審に向けてA氏側の多くの関係者は主張と裏付けを準備しているだろうが、再審が開かれれば鈴木の多くの嘘が明確になるのは当然のことだ。そのニュースが世界中に拡散しつつある中で、鈴木が主にプライベートバンクに隠匿している1000億円以上の資金への追及が始まる。日本の法曹界、と言うより裁判所は組織の改革や裁判官の資質向上を図らなければ失墜した信用を取り戻すことが出来なくなる〗
〖鈴木のA氏への債務の中で、FRの手形を担保にしている借入はFRの債務で鈴木個人の債務ではないとする平林弁護士の主張を品田裁判長は本当に認めているのか。これも事件の経緯と背景を検証しなかった裁判官の誤審である。平林弁護士の主張などは何一つ根拠もない、まさに問題外の戯言なのだ。A氏が借用書代わりに預かっていた13枚の手形合計は16億9600万円だったが、A氏は当初から鈴木個人への貸付としていて、FRの手形は鈴木と西の申し出で預かっていたものだ。担保として価値のない手形を預かっていたが、銀行から取り立てをしなかったのも西が鈴木の代理として差し入れていた「お願い書」があったからなのだ。品田裁判長は25億円を債務返済分としたが、FRにそんな金はなかったではないか。それは当時の最高責任者だった天野氏が証言している。結局鈴木が隠匿していた株売買の利益金を横領して払ったとしか答えは無い。品田裁判長の眼と耳は何処についているのかという事だ〗
〖A氏代理人の中本弁護士が、どのような方向でどのように戦うつもりだったのかが全く見えていない。鈴木と代理人の長谷川弁護士の戦略は悪質極まりないが方向性は見えている。素人の私が記事を読んでもその卑怯さに呆れ果てているのに、法律家としてA氏の代理人であれば法廷が進むに連れて、経験からも当然に相手の出方が分かった筈である。こんな滅茶苦茶なやり方に対してメスを入れる訳でもなく、強く反論するわけでもない。敵と同じ方向を向いていたのでは虚偽の主張を追及する事も矛盾を指摘することも出来ないではないか。中本弁護士にこんな大事件を担当する覚悟があったのか甚だ疑問である〗
〖親和銀行は鈴木の口車に乗り、辻田頭取の名誉と銀行の信用を守る為に100億円以上の莫大な融資をしてしまった。親和銀行は鈴木と西が推薦する有名なヤメ検弁護士の田中森一弁護士(故人)を顧問に就任させ早期解決に努力した。ちなみに田中弁護士は西の紹介だった。田中弁護士を介入させたのも鈴木の策略であったと思われる。鈴木は自分の犯した罪からして長期の懲役を受ける事を悟っていたはずだ。旧知の長谷川弁護士に相談し、何とか執行猶予のつく短期の量刑にする方法は無いものかと考えた。そこで、親和銀行側の田中弁護士と長谷川弁護士が談合し、鈴木の意向を伝えた。そこには西の協力もあったと思う。田中弁護士は、親和銀行には事件早期解決のための方法として約17億円の和解金で示談に応じることを勧めて了解を取り、鈴木の量刑については検察との交渉に入ったことも考えられる。田中弁護士はヤメ検弁護士と言われる通り、検察庁とのパイプは太い。経済犯罪でもある事から鈴木の刑を減刑させることは、そんなに難しい事ではなかったかもしれない。こうして田中弁護士は親和銀行と検察庁の調整を終わり、長谷川弁護士に約17億円の和解金が用意できれば減刑できると伝えた。鈴木にとって田中は正に「時の氏神」となった。鈴木は、A氏を裏切って隠匿している資金の中から約17億円の和解金を支払う事を長谷川弁護士と田中弁護士を通じて親和銀行側に伝えたと思われる。その結果、鈴木は懲役3年、執行猶予4年という周囲の関係者が驚くほどの軽い判決を受けたのだった。田中弁護士から伝えられた金額はおそらく西が介在したと思われるが、約17億円を大きく超える金額だっただろう。その差額は誰の懐に入ったかは闇の中で、その件について詳しいのは長谷川元弁護士だろう。悪党同士の談合には必ず莫大な金額が動くことは想像できる〗(関係者より)
〖この裁判に臨むにあたって、鈴木と長谷川はしっかりとした打ち合わせを行っているように思います。何が何でも鈴木は被害者であり、A氏に脅されたという流れを組み立てたのではないだろうか。その為にはA氏が反社会的勢力と深く繋がっているという前提が必要だった。監禁状態に置かれた、反社のトップとA氏のツーショット写真を見たなどと、ありもしない話を作り上げて、西が証言できない事を最大限に利用し、面談のときや書面にサインした際には「強迫」「心裡留保」に当て嵌まる状況であったと主張する。そして自分や家族の命の危険まで訴える。よくもそこまであくどい計算ができるものだ。裁判官がこの手法に引っかかったのも、時間的な事を考慮して早く決着するには鈴木側の主張を受け入れる方が都合が良かったということではないのかと思う。怒りを通り越して司法の未来には絶望しかありません〗
〖裁判官は、合意書を無効にすることによって、それ以降の株取扱についての審議は全て被告の主張を採用することに躊躇が無かった。明らかに職権の濫用だ。そして、合意書を無効と断定する判決文は、まるで被告側の弁護士が作成する準備書面のような文面であることから、品田が双方の主張や証拠を検証した形跡はほとんど見られない。史上最悪と言ってもいい大誤判が何よりそれが事実であることを証明している〗(以下次号)