読者投稿 鈴木義彦編(256)

〖鈴木は、合意書と和解書を交わした重要性をもう一度認識するべきだ。裁判に勝訴したことは関係ない。これから、鈴木の嘘とそれを増幅させた長谷川元弁護士、そして被告側との癒着を疑われるような判決を下した1審と2審の6人の裁判官達、そして、何より大きな問題になるのは裁判所の責任。これらは間もなく社会問題となってマスコミを騒がせることになるだろう。特に裁判所は再審の扉を開けて、誤った判決を是正しなければならない〗

〖鈴木は何よりも自分の名前を表に出さない事に徹底して注意を払った。つまり証拠を残さないという詐欺師の手口である。それも、過去に株で失敗して20~30億円の授業料を払って学んだ事なのか。自分の強欲と保身ばかりを考えて他人はどうなっても良いという非常識さも無責任さも最も忌み嫌われる行為である。だからこそ周辺で不審な事件が起きても知らぬ振り、関係ない振りができるのだ。卑怯なだけでなく冷酷極まりない人間である〗

〖A氏は、和解書作成後に鈴木が支払約束を反故にして交渉を継続すると翻意したために、鈴木との直接対話を望んだが、それが叶わず訴訟に持ち込むことになった。鈴木は、A氏を裏切って隠匿している1000億円以上といわれる資産を死守するために裁判では嘘をつきまくった。旧知の長谷川弁護士の老獪で狡猾な裁判戦略と、それに翻弄された裁判官の誤判に助けられて勝訴したが、果たしてそれは鈴木にとってよかったことなのか。以前から鈴木の行状に関心を持って取材を続けていた記者がいたように思う。この不審な裁判結果と1000億円以上の脱税疑惑でネットニュースが取り上げ始め、A氏の周辺への取材も始まり、この連載が始まった様だ。元々、親和銀行事件で、総会屋と関西の暴力団組長の恐喝がニュースになり、鈴木が首謀者として介在していたことが発覚し警視庁に逮捕され、特別背任行為で起訴された事は当時から話題になっていた。実は、この事件に多少関わっていた人物と私が懇意にしていた為、親和銀行事件の結末の事情を知っていたのだ。鈴木は、裁判に勝訴した事によって却って注目されるようになり、過去も含めた鈴木の数々の悪事が暴露されることになった。検察や警察そして国税庁も知る事になった現在、鈴木は窮地に追い込まれる嵌めになったに違いない。A氏とA氏の関係者が本格的な動きを始めれば、このまま済むことではなくなる可能性が高くなっている。鈴木は大きな決断をする時が迫っているはずだ〗

〖鈴木義彦という稀に見る極悪人の周りに、青田光市や弁護士たちなどここまで悪人達が集まった事に驚きます。類は友を呼ぶの典型でしょうが、仮にも法に携わる人間達がほとんどであるというのはどういうことか。全員、鈴木の巨額な報酬に飛びついた連中なのでしょうが、改めてサイトの取材班がよくもこの事件を取り上げてくれたものだと思うと同時に法曹界からの邪魔(妨害)も恐れず、投稿を上げ続けている事は並大抵の覚悟ではないはずです。この正義はウヤムヤにしてはいけない。必ず鈴木に対する正当な制裁が行われ決着が着くはずです〗

〖裁判官が、合意書を「株取引合意において定義されるべき分配対象利益の内容及び範囲は、余りにも無限定と言うべきものであり、被告に対して法律上の具体的な義務を負わせる上で最低限必要な程度の特定すらされていないものと言わざるを得ない」として無効とした。A氏にとってこの判決文は納得できる訳がない。合意書を締結する直前の事情が全く検証されていないからだ。「株式取引合意においての定義」とは何なのか、この場合は、当事者3人の合意そのものが定義になるのではないのか。まして、A氏が頼んで作成させたものではなく、鈴木と西が、A氏の資金援助を補償する意向を含ませて作成した書類だという事を理解するべきだ。A氏は鈴木と西に損失補填させる積りなど毛頭なかった。むしろ、2人の必死の説得に応える形で締結した合意書だった。2人は株価を高値誘導するための資金を依頼するに当たっての、A氏の不安を取り除くための合意書締結であった事を裁判官は読めなかった。裁判官による裁判の全ての誤りは「木を見て森を見ず」で、この事件を点でしか見ておらず、線や面で見ていない。能力と経験が極端に不足する法律家が犯した大きな誤りである〗(関係者より)

〖鈴木が、海外のタックスヘイブンに目を付けて、複数のペーパーカンパニーを使って利益金を隠匿しようと考えたのは宝林株で予想外の利益が上がってから本格化したのだろうか。おそらくだが、最初からA氏を裏切る計画であったことを考えるとペーパーカンパニーも、担当していた茂庭氏に事前に準備する指示をしていた事は十分に考えられる。後から事件の経緯や実情を知るに至って、鈴木がその場で疑われないように行動しながらも、実はとんでもない策略のもとに用意周到に動いていたのかと思うと、小心者で姑息な鈴木が強欲に走るという大胆不敵な裏の顔を見た気がする。判決に大きく影響を及ぼした筈の鈴木という人間の本性を、裁判官は全く無視をしたうえ判決にも何一つ反映させなかった〗

〖被告が「(和解書は)脅迫され、監禁されて署名したもの」と主張したことで、裁判官は「心裡留保」を適用して和解書を無効とした。鈴木のようなあくどい考えを持つ悪人が、自分の立場を弱者に見せかけて、その場ではハイハイと言ってむしろ自分から積極的に約束をしたり、約定書を書いたりしても、後日には必ず脅迫されてした事だとか、本心でした事ではなかったと言い訳する。これは悪人の常套手段だという事ぐらい裁判官は見抜けなかったのか。これも状況を全く理解しようとしない事から起きる誤りだ。まして、脅迫や監禁は鈴木本人が言った事ではなく、知人の青田が現場にいた訳でもないのに「見ていたような嘘」を勝手に言った事を平林弁護士が代弁しただけの事だ。品田裁判長は、原告には証拠や根拠を厳しく求めるが、被告には証拠や根拠を求めていない。被告は一片の物的証拠も提出していない。あったとしても決算対策と称してA氏に便宜上書いてもらった実体のない「債務完済」の確認書だけだ。品田裁判長の裁判指揮は全て片手落ちで辻褄合わせが多く、間違いだらけだ〗

〖この事件の判決を下すにあたって裁判長は全体を見ていない。やはり途中で裁判長が交代したのはこの事件にとってマイナスに働いてしまったと思う。勝敗は明らかでありながら、鈴木側のとんでもない主張に振り回されて、普通では有り得ないと思わせたA氏側の事実背景などを深く検証せず、というより排除して、取り上げるべき事柄と棄却すべき事柄で全く逆の判断を下してしまった。裁判官が無理矢理に認めなかった「合意書」について、もし認めていたなら全ての判断が正しく導かれ、株取引の詳細についても紀井氏の証言を認めていれば、巨額な隠匿資金の隠蔽工作が表に出る。裁判官の判断ミスのどれか一つでも指摘すれば、判決の矛盾が表面化するのは明らかだ〗

〖A氏にとっては、西が裁判の始まる前の平成22年2月に自殺してこの世を去ってしまった事が痛恨の出来事だったに違いない。西は、鈴木と共謀してA氏を裏切ってA氏を窮地に追いこんだ事に違いがないが、香港事件以降は悔悛してA氏寄りの行動を取っていた。その西を見て鈴木が青田に指示して尾行ほか執拗に西に嫌がらせをして精神的に追い詰めた。その結果が自殺に繋がった事は明らかだ。秘密を知られた人間をこの世から排除するのも鈴木の常套手段と言われる。金の魔力に取りつかれた大悪党の恐ろしい姿だ。法律がそれを見逃しては駄目だ〗(以下次号)

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