読者投稿 鈴木義彦編(208)

〖長谷川元弁護士は、A氏と鈴木の出会いからの経緯を充分承知していて、A氏が男気と情を持ち合わせていて器量の大きな人間だという事も把握していたように思う。この裁判は争う金額が巨額だったから報酬も桁違いであったに違いない。鈴木がA氏の温情で窮地を救われた事も知った上で弁護を引き受けたという事は勝つ自信があったと思う。老獪で経験豊富な弁護士は勝てるという確信がないと民事裁判の代理人は引き受けないのではないか。A氏にとって西が自殺していて証言台に立てない事やA氏の代理人弁護士が非力であるというところが長谷川には付け目だった。長谷川は徹底的にその点を責めた。人としての道義よりも裁判に勝つことを最優先とした。善悪を度外視して弁護士としてのプロ根性を発揮したかもしれないが、しかしそれは、人間としてやってはいけない事だ〗

〖鈴木がA氏から借金をする際に署名した書類が、全て金融業者のように万全であったなら、またその都度弁護士を立ち会わせていたなら、鈴木は今回のように嘘をついて逃れる事はできなかった。A氏はあくまでも相手の状況を知り、温情で協力していた何よりの証明になる。鈴木は、そのような恩情に助けられていながらA氏をここまで騙し続け、強欲さで事実や真実を否定し、加えて誹謗中傷までするような人間のクズである。鈴木は、鈴木を許せないという人達が増え続ける一方である現実をどこまで受け入れ、耐えられるのか〗

〖鈴木という男は、どこまで自分勝手な言動を続ければ気が済むのか。「質問と回答書」(乙59号証)の内容からしてある意味「命知らず」かも知れないと感じた。あくまでも私見だが、鈴木は裁判も自分では勝てると思っていなかったのではなかったか。それ故に開き直って、ダメ元で裁判を戦っていたのだと思う。負ければ何もかも失う。文字通り背水の陣を敷いていた。A氏は、負けるはずのない裁判だと余裕があった。中本弁護士も同様だったと思う。鈴木にとっては奇跡が起きたのだ。アメリカがベトナムとの戦争で「ベトコン」に負けたのと同じことが起こってしまった。鈴木は、勝訴が決まった時にA氏に面談を申し入れて礼を尽くし、謝罪をすればA氏と今後の事を相談できたのではないか。そうすれば男として少しは筋が通せた。A氏も決してそれを拒まなかったと思う。あと僅かの時間は残されている。考え直すべきだ。そうでなければ、家族も巻き添えを食って鈴木を恨むことにさえなるに違いない〗

〖一連の流れをみると、今回の事件は鈴木から近寄って来て、全て鈴木や西が発信し約束を取り付けている。A氏から「こうしろ」とか「ああしろ」という指示は一切していないと思われる。そして鈴木はA氏を欺き続け、約束を反故にして身勝手で一方的に姿を隠す動きをしている。全ての資金をA氏に負担させ、巨額な利益を鈴木が一人で奪ってしまうという単純明快な詐欺行為である。この分かり易い事件が何故ここまで複雑化し時間が掛かったのか、詐欺行為を行った鈴木が勝訴し、騙され裏切られたA氏が敗訴しなければならなかったのか。全てが不可解である以上、再審は必ず開かれなければならない〗

〖鈴木は、平成14年6月27日に言ったことや、確定日付のある借用書を裁判では無かった事のように全て否定している。そんな有り得ない虚偽を平気で法廷で主張しているが、それに対して裁判官が何の質疑も行っていない。訴外事項であれば分かるが、審議の中で重要なポイントになる事項を無視していいものなのか。何を根拠に判決文を書いたのか、明確な説明義務がある〗

〖とにかく鈴木と長谷川は、全てと言っていいほどに嘘の主張や証言を繰り返してきた。ありもしない強迫や心裡留保を主張して、A氏と反社との間に密接な関わりがあったかのような印象操作をし、それらの集大成とも言える「質問と回答書」(乙59号証)を決定打のごとく提出した。ここまでの長谷川の悪知恵が、弁護士人生の中で経験し培ってきたものだとしたら、それまでにいったいどれほどの嘘や捏造を繰り返してきたのだろうか。長谷川の過去の裁判を検証したら、裁判に勝つ為には手段を選ばないという長谷川の悪質な人間性と戦術が手に取るように明らかになるだろう。長谷川が現役の弁護士であったなら懲戒処分どころではなかった筈だ〗

〖品田裁判長が無視した紀井氏の証言と陳述書は、再審では重要な証拠として採用されると思う。1000億円の隠匿資産の根拠となる証拠だ。鈴木も深く追及されると逃げ場が無くなり、オフショア地域の実体のないペーパーカンパニーも暴露される。A氏側は準備に抜かりなく万端で臨むだろう。鈴木にはA氏に謝罪する気持ちがないとは思うし、ここまで鈴木のあくどさが明確になれば、A氏は再審に持ち込んで鈴木の犯罪疑惑を徹底的に追及するしかないと考えているに違いない〗

〖長谷川元弁護士と鈴木は「質問と回答書」(乙59号証)の中で、A氏と暴力団とのありもしない関係に西を交えた形で具体的なストーリーを作り出しているが、ここでも西を悪者にして西が言うハズもない暴力団のトップとのやり取りを綴っている。そして鈴木自身はあくまでも西が言っていたという前提で弱者(被害者)気取りで「俺も殺させるのは真っ平だから、Aとは金輪際関係を断つという事で手切れ金を出す」と言ったと証言している。このストーリーは長谷川が作ったものだが、運び方が強か(したたか)であり、恐ろしいほどにA氏を誹謗中傷する話を作り上げた後で、手切れ金の話を付け加えている。こういうストーリーにすれば裁判官に対して説得力が出ると考えたのだろう。それにしても、A氏に対して「手切れ金」とはあまりにも立場を弁えない主張に開いた口が塞がらない。しかも西が「宜しくお願いする、これで命が助かる」などと絶対に言う筈はない。どこまで人を利用すれば気が済むのか。鈴木と長谷川のやり方は非道すぎる〗(関係者より)

〖裁判官は、「平成11年7月から9月にかけて」という表現で鈴木がA氏への債務を返済したと認定し、平成14年12月24日の10億円も債務の返済金としている。この10億円を鈴木は「質問と回答書」(乙59号証)で「手切れ金」と言っている。この事は裁判の審議の中で全く触れられていない。一つの嘘の発言が裁判の行方を左右する事がある。裁判官は、もっと真摯に仕事に取り組むべきではないのか。職務怠慢ばかりが際立っている〗(以下次号)

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