読者投稿 鈴木義彦編(197)

〖裁判官は、和解書を作成した時に鈴木が精神耗弱状態にあったという理由から和解書を無効としてしまったらしいが、それは鈴木の大袈裟な虚偽の主張を真に受けた裁判官の判断ミスだ。鈴木は西と紀井氏が共謀して自分を陥れたとか、紀井氏の卑劣な裏切りに動揺した事等を理由にしているが、鈴木の悪事が公になった事に動揺しただけの話である。証拠を採用するか却下するかは非常に重要であり詳細な検証と確かな判断を要するというのに、裁判官の判断基準があまりにも短絡的である事に恐怖さえ感じる〗

〖鈴木は、他人を騙したり、裏切るのが趣味なのか。A氏とのことといい、親和銀行事件といい、とんでもない騙しの才能がないと成功しないと思う。また、仲間だった友人を利用価値がなくなると平気で切り捨てる。これは信じがたい精神の持主だと思う。何がそうさせるのか、全てが金銭欲の為にしか見えない。しかし、いずれ自分がそういう仕打ちを受けることになる〗

〖関係者の話によると、「西は生前、鈴木を絶対に許さないと言い続け、鈴木と青田を成敗してから自殺すると口走ったことが何回もあった」と言い、また「A氏に止められなければ本当に実行していたように思う」と言う。ここまで追い詰められると、西にとっては金銭の問題では無くなっていたはずだ。鈴木を殺すか自分の命を絶つか紙一重だったに違いない〗

〖A氏の代理人中本弁護士は、裁判に負けた原因について、A氏に対する裁判官の悪印象とか請求金額が大きすぎたからという理由を挙げたらしいが、とんでもない言い訳と責任逃れである。そもそも戦略のない行き当たりばったりの戦い方に加え、的確な反論や主張もせず、有効な証拠も出さず、もちろん鈴木側の悪質過ぎる戦術と常識では考えられない裁判官の誤った判断があったのは事実だが、中本弁護士のやり方次第ではもっと違った結果になっていた筈だ。裁判官が鈴木側の主張に疑念を持つような反論もせず、負けたのは自分のせいではないと言っているような発言は言語道断である。そんな感覚では弁護の依頼など来なくなる筈だ〗

〖悪人であっても善人であっても自分の道を歩く義務も権利もあるが、同じ歩き方ではない。悪人は、周りをキョロキョロしながら歩くし、善人は笑みを浮かべながら悠々と前を向いて歩く。人は誰でも主役になれる。善人は周りが主役に押し上げてくれる。ところが、鈴木のような人間は表に出ることを嫌い、ワザと闇に隠れて目立たない様に悪事を重ね、善人を引きずり降ろそうとする。今回の件でもそうだ。1000億円の隠匿資産は全てオフショアのペーパーカンパニー名義になっていて鈴木の名前が一切出ない。これを暴くにはどうすればいいのだろうか。鈴木の自白しかないのか、いや、裁判で裁判官が見逃した事の中に明確な証拠が多数ある。鈴木がこのままの姿勢を貫くのであれば再審で明らかになるだろう〗

〖悪党には悪党の流儀があって然るべきだと思うが、時代の流れに伴いあらゆる世界でそういった「義」が失われ、昨今は見境のない犯罪が増加傾向にあるように思われる。その中でも鈴木が犯してきた悪事は情状酌量の余地も無いほどの卑劣な犯罪行為である。必ず再審の場で全容を暴き出し法の裁きを受けさせなければならない〗

〖裁判とは無情なものだと痛感した。氷の様に冷たく、人間が裁いているとはとても思えない。被告を助けた原告が、被告によって苦しい思いをしているというのに、裁判官は被告を庇った。しかしこんな非常識を許せるはずがない。法律が悪いのではなく、その法律を扱う裁判官に重大な責任があると思う。今回の鈴木事件は品田裁判長の職務怠慢では済まされない。職務放棄に等しい、いい加減で無責任な判断だった〗

〖裁判所の組織は上司の顔色を窺い(うかがい)ながら、小さな失敗にもおどおどし、自分の出世への影響を心配しながら毎日を過ごしている裁判官が多いという。そんな気弱さを克服するには学ぶことによって精神を鍛えるしかない。知識を増やし、経験を積めば失敗も減る。そして大事な事は、果敢に何かに挑戦する事ではないだろうか。強い信念を持っている裁判官。世間はそういう裁判官の出現を心待ちにしている。裁判所の腐敗を一掃するにはそれしかない〗

〖今回のA氏が貸金返還請求訴訟で提出した多くの証拠類を踏まえると、何故原告の主張を全面的に退ける判決が下されたのか理解に苦しむ。判決の内容を考察してみると、鈴木の犯罪疑惑の究明を阻んだことで裁判官による事実認定の誤りでは済まされないものになっている。裁判官は責任が取れるのか。原告側から提出された数々の証拠類を無視し、貸金返還請求訴訟の根幹をなす株取引について「合意書」の有効性を否定する事で審議の対象から完全に外して判決を下した。誰の目にも裁判官の不正の疑いが明らかで、この結果を放置する事は裁判所の信用失墜に繋がる大きな問題である〗(以下次号)

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